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仁和寺の魅力
日本の文化を紹介し、
自らも学ぶ

INTRODUCTION

「仁和寺×立命館大学クラス」は、“学生・地域・世界がつながり、仁和寺の魅力を高めるには?”をテーマに、地域活性化の手法である「アセット・ベースド・コミュニティ・ディベロップメント」を活用し、1100年以上の歴史をもつ世界遺産 仁和寺の魅力を発信することを目標に活動。フィールドワークやインタビューを通してリサーチを行い、外国人観光客にお寺の魅力を紹介するインターンシップを実施しました。

仁和寺
企画課・拝観課 課長
巖淵いわぶち 貴弘さん

同志社大学
政策学部4回生
若林 紗和子さん

景色を楽しむだけでなく日本文化や
仏教の教えにもふれるきっかけを

今回、この事業をどういった想いをもって受講されたのか興味があるのですが。

カナダに留学していた時に水族館で接客をするインターンシップを受け、その時に外国の方がすごく京都に関心や憧れを抱いていることを実感したんです。そして、地元である京都の魅力を外国の方に紹介できればと思いました。帰国後、大学の履修要項で『京都世界遺産PBL科目』を知り、この科目の“学生・地域・世界がつながり、仁和寺の魅力を高めるには?”というテーマに惹かれて参加しました。

自分がやりたいと思っていたことと、テーマが合致したわけですね。そういう意味では私たちも同じです。世界遺産である仁和寺は、国内外問わず多くの方が訪れてくださいます。しかし大半は、お庭などの景色を見ることが目的です。もちろんそれも嬉しいことなのですが、その背景にある日本の歴史や文化、仏教の教えも伝えられればという想いがありました。そうした中で、学生の皆さんは日本の文化や仏教をどのようにとらえているのか、そして新しい感性を活かした情報発信ができるのではないかという関心をもちました。

今回の取り組みを通じて、仁和寺についていろいろ学ぶことができました。学校の授業では「何年にお寺が建てられた」という出来事しかふれないことが多いのですが、その背景や意味を知ることで関心度がグッと上がりました。留学生も同様に歴史的な背景や意味に興味を示していたので英語で説明したのですが、そういうことを分かりやすく伝える難しさを、通訳を担当させていただいて実感しました(笑)。

学生ならではの感性と
自由な発想で仁和寺の魅力を発見

私たちも今回の取り組みで学生さんの自由な発想に刺激を受け、勉強になることもたくさんありました。当事者である私たちやプロがPR活動をすると、お寺に対するイメージが固まっていたり、結果が求められたりするので想定内の展開に留まる傾向があるのですが、学生さんはそういった制限がないので斬新なアイデアを出してくれます。例えば、地域資源の活用という観点からの宇多野ユースホステルへのアプローチは今まで思いつかなかったことです。

私は知識面だけでなく、スケジュールに沿ってアイデアをかたちにする難しさも学びました。クラスのメンバーはいろいろな大学の学生で構成されているので、スケジュールを合わせるのが大変だったのですが、少しずつチームワークも出てきて、みんなで協力して取り組む楽しさを感じることができました。また、大学の単位を取得できるのでありがたいです(笑)。

今回のプロジェクトでは、できる限り学生さんが自由に活動できるようサポートしたいと考えていたので、そう言ってもらえると嬉しいです。若い方に仁和寺や京都の寺社仏閣に対して興味をもってもらい、多くの方に魅力を発信していただくことで理解が深まっていくのではないかと期待しています。そのために今後も学生さんとの接点をつくっていきたいと考えています。

担当教員からの一言

[科目名]
政策科学特別実習1
「京都の世界遺産 仁和寺」

立命館大学 政策科学部 教授

桜井 政成先生

仁和寺は1100年以上の歴史を持つ世界遺産です。国宝の本尊阿弥陀三尊像や金堂を初めとする多くの文化財が存在し、また御室桜や御室八十八ヶ所といった自然と伝統溢れる寺院です。本授業では、その魅力をグローバル・ローカルにより多くの人に伝え、そこで新たな「ご縁」を生み出せる可能性を探ります。本授業での中心的な学習の視点は、地域開発の主流的な手法であるABCD(アセット・ベースド・コミュニティ・ディベロップメント)を学び、その手法を使いながら、個人・団体・機関が持つ「個々の強み」を理解し、それらを相互につなげることで生まれる新たな価値を考えるところにあります。単に新たな企画を提案するだけでなく、学生がそこで担える役割を考え、そして可能ならば実際に試験的な取り組みを実施し、その結果の検証まで、授業の中で行うことも企画しています。

※掲載科目は2015年度の開講科目です。

※受講生の所属・学年は2015年度時点のものです。

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