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上賀茂神社の魅力を伝えるため
学生主体で地域・大学を巻き込み
お祭りをつくる

introduction

これまで様々な形で連携をしてきた上賀茂神社(正式名称:賀茂別雷神社)と京都産業大学によるこの授業の目標は、「上賀茂神社の魅力を学生の視点で発信する」をテーマに、「水」をキーワードにした新しい上賀茂神社のお祭り「賀茂の水まつり」を盛り上げること。京都の複数の大学の学生たちがチームとなって実践的なフィールドワークの中で課題解決に取り組みました。水まつりを終えた学生・大学・神社のそれぞれにお話を伺いました。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)
権禰宜
神山 拓也さん

京都産業大学
文化学部教授
若松 正志先生

立命館大学
産業社会学部
現代社会学科2年
宮井 裕生さん

講義型の授業では得られない
面白さと難しさ

大学ではフィールドワーク型の授業はほとんどありません。去年、PBL科目の仁和寺の授業に参加し、自分の考えたものを実際に実行していくことができ、そこに面白さを感じました。今回の上賀茂神社の授業は、「水まつり」に向けて、学生の力で盛り上げてほしいという明確な目標があり、実現に向けて実際に取り組んでいけるという点に惹かれ受講を希望しました。

実際にやってみてどうでしたか?

しんどかったです(笑)。少人数でいろんなアイデアを出しましたが、やりたいことと、現実的にできることが実際には異なりました。保健所の許可やコストの問題、お祭りとしての意味があるのかなど、課題点は言い出したらきりがありません。そこには限られた期間で何をするべきなのかという難しさがありました。振り返ってみると、この授業を通して自分たちにできることをつきつめ実現を目指すという感覚を得た気がします。

短い期間での企画や広報活動は難しかったですが、色々な人や団体を巻き込むということがとても大事なことだと感じました。PBLチームが直接関わっている部分だけでなく、神社さんから地域の方に声をかけていただいたり、産大のボランティアサークルも呼び込んだりして、最終的にはスタッフとして50人くらい集まりました。

人海戦術ですね。神社の職員だけではどうしても人手に限界があります。一人でも多くの学生さんが参加して下されば更に色々なことが出来ると思います。ただ人数が多い分、何処の誰が何時に来て、何時までいられるのか、などの情報が前日まで集まらず、まとめるのは大変でした。

課題も多くありましたが、これをきっかけに上賀茂神社に関心を持ち巫女さんをされた学生もいたようで、神社と学生を繋ぐことがこの授業を通して出来たことは良かったと思います。そういう積極的な繋がりがどんどん増していければと思います。

学生のアイデアを活かし
次へ繋げることができる場

大学コンソーシアム京都で行うPBL科目は、大学も学部も違う学生さんが集まって、それぞれいろんなアイデアを出し合っています。大学を越えて様々な学生と知り合えるところが良いところですね。

既成概念にとらわれない学生たちは斬新な発想をしてくれます。水まつりは比較的新しいお祭りですし、そのような若い発想で盛り上げて欲しいという想いがあります。

僕たちがアイデアを出して、すぐに否定はせずに、それを活かして「こうなんじゃないか」という、先生や神山さんの度量の大きさに助けられたと思います。アイデアを出しやすく、それを次に繋げることができました。

若い発想はとても刺激になります。学生さんには、少しでも神社に興味を持って頂きたいです。社寺仏閣が周りに多い京都で学んでいますので、もっと色々な社寺仏閣へ気軽に足を運んでいただき、そしてそれぞれの雰囲気を感じてほしいですね。

京都を代表する世界遺産にふれる機会があるというのは、大変興味深かったです。授業でこうやって関わってみると、神社さんの色々な取り組みや実情を知ることができました。水まつり自体は7月に終わりましたが、また来年の水まつりにも活かせるような企画を後期の間に立案し、その実現に向けて取り組みたいと考えています。

-受講生からのメッセージ-

PBLの授業では、自分たちがやりたいと思ったことを様々な大学から集まった仲間と共に、神社や企業、地元の方々と協力しながら取り組んでいくことができます。ぜひ、受講してみてください!

【科目名】京都世界遺産PBL科目〜上賀茂神社の魅力を学生の視点で発信する〜

京都産業大学
文化学部教授

若松 正志先生

上賀茂神社(正式名称:賀茂別雷神社)の歴史は非常に古く、由緒ある行事が多数あります。最も有名なものは、5月に開催される葵祭(賀茂祭)ですが、一般の方にはあまり認知されていない行事もあります。みなさんは、上賀茂神社のいくつかの行事に参加し、神社や行事への理解を深め、チームとして、「上賀茂神社と水」について調査し、「賀茂の水まつり」の活性化をひとつの目標に、神社関係者や周辺地域のヒアリング等を通じ、その課題や今後のあり方を探り、広報展開や行事内容等の提案を行い、実施します。この授業で、主体性・考える力・チームで働く力などを、実践的に身に付けてください。

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