開催概要
実践研究教育プログラムは、高等学校教員・大学教員の両者により授業プログラムを共同開発し、高等学校の正課授業の中で、年間を通して定期的に実践し、高等学校が求める学習目標への到達に向けて実践する共同教育プログラムです。
実践研究共同教育プログラム
現役大学生が高校生一人ひとりと「現在の自分」「将来の姿」について語り合い、大学生の経験を聞くことを通じて、心の中にある「やる気」を引き出し、高校生が自ら将来を考えることを目的としたプログラムです。
高校名 | 年数 | 担当大学教員 | 対象 | 授業教科名/科目名/テーマ | 実施回数 | 高等学校 責任者 |
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府立 鴨沂 | 新規 | 内村 浩 (京都工業繊維大学 教授) 川端 泰幸 (大谷大学 講師) | 3年生 80名 (2講座) | 地歴・公民科、理科/日本史B、物理/フィールドワーク等を中心とした主体学習法における高大接続の確立 | 全10回中 4講義 | 笠谷 卓生 (教諭) |
府立 園部 | 継続 2年目 | 羽藤 由美 (京都工芸繊維大学 教授) 内藤 登世一 (京都学園大学 教授) 戸田 五郎 (京都産業大学 教授) | 京都国際科 1年生 18名 (1クラス) | 京都国際科/国際理解Ⅰ/今日の世界を知る~明日の世界を考える | 全30回中 5講義 | 栄永 唯利 (教諭) |
市立 洛陽 工業 | 継続 2年目 | 長岡 直人 (同志社大学 教授) 川畑 良尚 (立命館大学 准教授) | 2年生 1クラス 10名 程度 | 工業/HYPER電気実習/そうだ リニア、作ろう。 ~リニアモーターによる電磁気学プロジェクト型学習~ | 全120回中 16講義 | 有本 淳一 (教諭) |
府立 東稜 | 継続 3年目 | 武田 富美子 (立命館大学 准教授) 植村 善博 (佛教大学 教授) 鈴木 寿志 (大谷大学 准教授) 高野 拓樹 (京都光華女子大学 准教授) | 3年生 58名 2年生 70名 | 地理歴史公民科/世界史・地理・政治経済/文明と環境 | 全10回中 4講義 | 松原 久 (教諭) |
実践研究共同教育プログラム 成果報告会
京都高大連携研究協議会の発足後、協議会や各高等学校・大学・短期大学において進められてきた特色ある高大連携の取組み内容についての報告を行うイベントとして、実施しています。
今年度の報告会は、自身の振り返りに焦点をあてた内容とし、実践研究共同教育プログラムを展開している4校で実施しました。参加者からは、成果報告会に対する前向きなコメント、また面白さを感じたとのコメントを頂戴し、参加された方にとっては、有意義な時間となったようです。また、本来の目的であるプログラムを受けて、大学への学びにつながるとコメントもいただきました。
- 日 程
- 2014年2月15日(土)14時00分~17時50分
- 会 場
- キャンパスプラザ京都 2階ホール
- 参加者
- 63名(高校関係者45名 大学関係者・その他18名)
- 報告校
- 実践研究共同教育プログラム実施校(京都高大連携研究協議会)
・京都府立東稜高等学校「文明と環境」
・京都府立園部高等学校「今日の世界を知る ~明日の世界を考える」
・京都市立洛陽工業高等学校「そうだ リニア、作ろう。~リニアモーターによる電磁気学プロジェクト・型学習~」
・京都府立鴨沂高等学校「フィールドワーク等を中心とした主体学習法における高大接続の確立」