ブックタイトル学生のまち京都推進計画

ページ
2/52

このページは 学生のまち京都推進計画 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

学生のまち京都推進計画

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

学生のまち京都推進計画

京都市長 門川 大作「大学のまち・学生のまち」。多様な大学・短期大学が集積し,人口の約1割に相当する学生さんが学ぶ京都の重要な都市特性ですが,この特性の要素は学校や人の数の多さだけにとどまりません。各大学・短期大学がそれぞれの個性をいかしながら,また,大学コンソーシアム京都を中心に相互に,あるいは産業界や地域と連携しながら,幅広い分野で意欲的な挑戦を重ねておられる。学生さんが机の上で勉強するのみならず積極的に地域にも飛び込み,生き生きと活動しておられる。その姿を,多くの市民の皆様が温かく見守り,応援しておられる…。このように,大学で蓄積されてきた数々の知が社会的な課題の克服やまちの活性化に大いに貢献し,学問を志す若者がまち全体をキャンパスにして学び成長する,そんな貴い営みが活発に積み重ねられてきたからこそ京都は「大学のまち・学生のまち」なのだと私は思います。今,我が国の18歳人口の長期的な減少,国際的な大学間競争の激化など,大学・学生に関連する情勢は厳しさを増しつつあります。京都にとっても,そうした状況への対応は大きな課題です。しかし,ピンチはチャンス。困難な時にこそ京都ならではの強みを最大限に発揮し,明るい未来を切り拓くための大胆な政策を展開していくとの強い思いを込めて,この度,本計画を練り上げました。今後,本計画を羅針盤として,本市と大学コンソーシアム京都が車の両輪となり,各大学,地域,産業界の皆様としっかりと連携し,知恵と力を結集して果敢に取組を進めてまいる決意です。世界中の学生や研究者の皆様に「京都で学びたい」と夢見ていただけるまち,そして「京都で学んでよかった」と心から実感いただけるまちの実現に向け,どうぞ皆様の御支援,御協力をお願いいたします。結びに,本計画策定に御尽力をいただきました,「大学のまち京都・学生のまち京都推進会議」及び同「計画策定専門部会」の委員の皆様をはじめとする関係者の皆様,貴重な御意見をお寄せ下さいました市民の皆様に心から御礼申し上げます。平成26年3月