取組名称

石川未来プロジェクト事業

取組の概要

大学コンソーシアム石川が提示した、将来を見据えた大きな課題である未来テーゼ「2050年における石川県の、人口100万人。」に基づき、その目的を達成すべき手段となる具体課題を募集します。
学校・学年・分野を超えて活動チームを結成し、コーディネーター（教員）がチーム活動をサポートします。隔週程度のミーティングや実践活動を行い、中間報告、成果報告、オーソリティに対する最終報告（石川未来会議）をします。 プロジェクトを完遂すれば単位を付与し、良い報告は表彰します。

取組の目的

学校・学年・分野を超えて、解決すべきテーマに対して果敢に取り組むチーム活動が中心となり、他大学の学生たちとの新たな出会いは、新たな発見や人生観を育みます。
課題を発見し、その解決を図る能力は、社会人の基礎力として普遍的に求められており、多くの発表機会を通して、プレゼンテーション能力、リーダーシップ、コミュニケーション能力が醸成されることを期待します。

実施成果

令和4年度は、県内7大学の学生17名が選考され3チームを編成し活動しました。メンバーは5月上旬にキックオフ講義「プロジェクトマネジメントの基礎」に参加し、その後各々のチームでの課題実践に入り７月中旬に中間報告会を、以降も課題実践を経て1月に最終成果報告、2月にフォーラム（オーソリティへ提言）を開催しました。
成果報告書はこちら https://www.ucon-i.jp/newsite/jigyou/R4石川未来プロジェクト（成果報告書）.pdf

今後の展望

本事業は、大学コンソーシアム石川の地域連携事業の一環として、大学コンソーシアム石川の特徴を生かして、県内の学校・学年・分野を跨ぎ、専門性を超えた、全国でも珍しい横断型プロジェクトです。
「未来テーゼ」に対する具体的な課題を発見し、その課題に対する解決策を立案し、さらにそれを社会実装する問題解決型プロジェクト（PBL）でもあり、今後も継続的な改善を進めていきます。