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特定非営利活動法人
南大阪地域大学コンソーシアム

設立年月日2002年7月28日
加盟高等教育機関
総数
10団体
その他
加盟団体数
個人会員6
メッセージ南大阪地域(和歌山県北部を含む)に立地する大学が、教育・学術研究をはじめ、産学共同研究、生涯学習環境の充実など広範な分野で連携を進め、地域社会の発展への貢献をめざしています。
URLhttps://www.osaka-unicon.org/

取組について

取組名称
「単位互換センター科目」と「広域単位互換」
取組の概要
本コンソーシアムでは、単位互換の仕組みの中に、科目提供大学に出向いて受講するオンキャンパス科目の他に、「センター科目」と「広域単位互換」のしくみがあります。「センター科目」とは、会員大学の教員が協働してカリキュラム作りや授業を行う科目で、キャリア教育関連科目で構成されています。授業の形態は、主に合宿形式や集中講義です。「広域単位互換」とは、コンソーシアム間で覚書を交わし、お互いの単位互換の仕組みを活用して、相互の学生が相手コンソーシアムの講座を受講し単位取得できる仕組みです。
取組の目的
センター科目は、パワーアップ・プラクティス講座(通称PP講座)として、社会人の基礎として持っておくべき力「人間基礎力」の涵養を目指しています。主にキャリア教育の枠組みで講座づくりを行い、現在、PP講座Ⅰ「キャリアと社会」、PP講座Ⅱ「キャリアと実践」、PP講座Ⅲ「高野山で学ぶキャリアとわたし」、PP講座Ⅳ「キャリアと情報」の4科目を開講しています。PP講座のうち合宿科目については、広域単位互換制度を導入し、現在、教育ネットワーク中国、キャンパスコンソーシアム函館、ふじのくに地域大学コンソーシアムと広域単位互換を行い、学生は他のコンソーシアムの科目を受講し単位取得しています。
実施成果
センター科目:オンキャンパス科目の受講生が減少する一方で、特徴ある4つのPP講座は、キャリア教育科目ということで、グループワークを主体としたアクティブラーニングのプログラムを、初めて出会った、学部・学科・大学も違った学生たちが、1つの課題解決を目指して取り組むことから、「通常の大学での体験とは異なる体験ができる」ことが学生からも人気のポイントになっています。広域単位互換では、これらPP講座を提供しています。広域単位互換によって地域も異なった学生が受講することで、受講生の多様性はさらに高まる効果を得ています。
今後の展望
2022年度から、広域単位互換に大学コンソーシアム大阪も参加することになっています。広域単位互換の最大のメリットは、自分たちのコンソーシアムで持っていない、あるいはそもそも開講することが難しい他地域のコンソーシアムの特色あるプログラムを、会員大学の学生が受講できることです。もう1つの利点は、遠く離れた地域の学生が一緒に課題発見、課題解決に取り組むことで、違った視点に触れることができることです。広域単位互換は、より広い視野をもつ学びを実現できる取組として、私たち自身も今後に期待しているところです。

全国大学コンソーシアム協議会
事務局

〒600-8216  京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
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TEL 075-353-9100
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