2016年度

事業概要

大学コンソーシアム京都に加盟する約50の各大学・団体はそれぞれが特徴ある生涯学習講座を実施しております。「大学リレー講座」は、これまで京カレッジに提供された講座以外の、各大学の特色を生かした様々な独自講座を市民に知ってもらうため、各大学がリレー形式でキャンパスプラザ京都にて実施するもので、今年度より開講しました。

◆定  員:毎回250名程度
◆講義時間:13:00~14:30 ※第6回のみ13:30~17:00
◆会  場:キャンパスプラザ京都4階 第2講義室
◆参加申込:不要(先着順)
◆受 講 料:無料

2016年度は以下の8大学より提供されます。お好きな講座を受講してください。
【詳細案内ちらしPDF】

第1回 2016年5月28日(土)龍谷大学
「“かおり”で会話する生き物たち」

担当教員:塩尻 かおり(農学部講師)

植物の出す“かおり”(匂い)が言葉となって、匂いを出した植物と他の様々な生き物とがコミュニケーションしていることを自身の研究結果をもとに紹介する。

第2回 2016年6月18日(土)京都工芸繊維大学
「京の伝統的発酵食品とピンピンコロリ型健康長寿社会」

担当教員:井沢 真吾(工芸科学研究科応用生物学系准教授)

超高齢化社会を迎え、医療費・介護費用の増大は深刻な問題である。これらの支出を抑え、活動的に長生きする「ピンピンコロリ型」の健康長寿社会を目指す上で、京都の伝統的発酵食品が担う役割と可能性を解説する。

第3回 2016年7月16日(土)大谷大学
「宗教と心理学の違い-特に仏教の視点を中心として」

担当教員:新田 智通(文学部仏教学科講師)

近年、宗教と心理学が協同して、現代の人々の様々な心の悩みに応えていこうとする動きが顕著になりつつあるが、果たして宗教と心理学とは等値とみなされ得るものなのだろうか。この問いに、特に仏教の視点から迫りたい。

第4回 2016年9月17日(土)京都嵯峨芸術大学
「重要無形民俗文化財「嵯峨大念佛狂言」を楽しむ」

担当教員:芳野 明(芸術学部教授)

嵯峨野の古刹清凉寺に伝わる「嵯峨大念佛狂言」は壬生狂言、千本ゑんま堂狂言とならび、京都の三大念佛狂言のひとつに数えられている。この講座ではその成り立ちや、面についての話をまじえながら鑑賞のポイントを解説する。

第5回 2016年10月15日(土)京都精華大学
「人文学の世界・人は何のために生きていくのか」

担当教員:ウスビ・サコ(人文学部教授)

人文学とは、過去の文献をひもとき、自分が生きる社会へと目を向ける学問である。そして、自分が生きるこの社会の課題を見つけ、その解決方法を模索するための学問である。混迷する現代社会においての生き方・行き方について人文学部長のウスビ・サコとともに考えていきたい。

第6回 2016年11月5日(土)京都橘大学
「京の都から発信する。京の都の災いの払いかた-そのとき、あなたはどうしはりますか?-」

西本 泰久(健康科学部救急救命学科教授)他

国際観光都市京都では、自然災害のみならず人為的災害の危険も多く存在する。本講座では、災害対策の専門家を講師に迎え、過去の災害を実例として取り上げながら、救命活動で起こった問題や災害対策の基本的な考え方などを紹介する。また本講座を通して市民として災害発生時に何をすればよいか、遭遇しないためにはどうしたら良いのかについても考えていきたい。

第7回 2016年12月17日(土)池坊短期大学
「いけばなに見る日本美‐他国にみない日本人の美意識‐」

土屋 郁剛(文化芸術学科教授)

形に残ることのない「いけばな」は、人から花、花から人へ、常に時代のトレンドをその形に映しながら現代に受け継がれてきた。「いけばなに見る日本美」と題し、デモンストレーションを交えたいけばなを通して、他国にみない日本人の美意識を再認識する。

第8回 2017年2月18日(土)京都産業大学
「‘重さ’を見る天文学」

米原 厚憲(理学部教授)

宇宙で最も重要な力「モノの‘重さ’=重力」が引き起こす豊かな現象と、直接測ることのできない天体の‘重さ’を、如何にして見ることから導き出すのかについて、現代天文学の多様な知見とともに解説する。

お問い合わせ先

公益財団法人大学コンソーシアム京都 京カレッジ担当
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る キャンパスプラザ京都1階
TEL.075-353-9140 FAX.075-353-9121
MAIL:miyakare-ml■consortium.or.jp(■を@に変更して送信してください)
※お問い合わせ受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

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