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単位互換制度

事業概要

単位互換制度とは、他の大学・短期大学において修得した授業科目の単位を自大学の単位として修得したものとみなされる制度です。大学コンソーシアム京都では、前身の「京都・大学センター」が発足した1994年から本制度を運用しており、現在ではおよそ45校の加盟校と協定を締結し、多くの学生が履修しています。2015年度にはPBL(Project
Based Learning)の学修手法を取り入れた「京都世界遺産PBL科目」を新設し、京都ならではの科目を提供しています。

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出願手続き方法

科目の詳しい情報や出願手続き方法、参加大学等については、単位互換・京カレッジポータルサイトをご確認ください。

単位互換・京カレッジポータルサイト

科目の分類

  1. プラザ科目 : キャンパスプラザ京都で開講
  2. オンキャンパス科目 : 科目開設大学で開講
  3. オンライン科目 : 指定されたWebツールで受講

科目のテーマ

単位互換制度に提供される科目は、大きく下記A〜Iの9テーマに分類されていますので、興味のあるテーマから科目を探すことができます。なお、科目内容によってはテーマが横断するものが多数ありますので、必ず各科目のシラバスを参照の上、科目を選択してください。

A 京(みやこ)を学ぶ 京の歴史、伝統文化、産業、地域、観光など京都を多様な角度から学ぶ科目群
B 歴史を学ぶ 日本史、世界史、考古学、地史学、民俗学、郷土史、古文書など歴史感を養う科目群
C 文化・芸術を学ぶ 文学、古典、音楽、美術、デザイン、絵画、工芸、芸能など文化・芸術に親しむ科目群
D ことば・言語を学ぶ 語学、言語学、外国語、表現、演劇、コミュニケーション法など表現を身に付ける学ぶ科目群
E 教育・人生観を学ぶ 心理、教育、宗教学、哲学、倫理、思想など人の生き方、育て方を考える科目群
F 生活・健康・スポーツを学ぶ 暮らし、福祉、看護、健康、スポーツ、生命医学などライフスタイルにかかわる知識を得る科目群
G 自然・環境を学ぶ 環境学、地理学、農学、天文学、物理学、生物学、生態学など自然界に触れる科目群
H 現代社会を学ぶ 法学、経済学、経営学、政治学、社会学、科学技術、情報学など多角な観点から現代社会を観察する科目群
I 国際関係を学ぶ 法、政治、教育、福祉、比較文化、海外セミナーなどを通じて世界情勢を知り、グローバルな視点を養う科目群

特色ある科目

プラザ推奨科目

「プラザ推奨科目」とは、キャンパスプラザ京都で開講される科目のうち、大学コンソーシアム京都と大学とが協力し、単位互換のために開発された特色ある科目のことです。複数教員や実務者等のゲスト講師によるリレー講義やフィールドワークを取り入れた実践的な科目内容が特徴です。
2015年度からは「京都世界遺産PBL科目」、2020年度からは「京都ミュージアムPBL科目」を開始するなど京都ならではの貴重な学びが体験できます。詳しくはシラバスを参考に、興味関心のある科目をぜひ受講してください。

京都世界遺産PBL科目

プラザ推奨科目のうち、京都の世界遺産をフィールドにPBLを展開する科目が「京都世界遺産PBL科目」です。京都世界遺産PBL科目は、各大学と明日の京都
文化遺産プラットフォーム、大学コンソーシアム京都が協力して2015年度より開設しております。
PBL(Project Based
Learning)とは、課題発見・解決型学習のことです。主にグループでの学習を通じて、自ら課題を発見し、解決案を提示します。その過程を通じて、様々な能力を養成し、予測困難な時代に活躍できる人材の育成を目指します。

京都ミュージアムPBL科目

プラザ推奨科目のうち、京都のミュージアム(博物館等)をフィールドにPBLを展開する科目が「京都ミュージアムPBL科目」です。京都ミュージアムPBL科目は、各大学と京都市、大学コンソーシアム京都が協働で2020年度より開設しております。文化都市京都の利点を活かし、京都に集まる多様な博物館(ミュージアム)をフィールドに京都の持つ魅力的な文化を学びながら、そこのある様々な課題に取り組むことでチームワークを活かし、課題解決に向けたリーダーシップを発揮できる人材を育てます。

低年次生受講推奨科目

低年次生受講推奨科目は、主として低年次生(短期大学生および4年制大学1・2年次生、6年制大学1・2・3年次生)にとってニーズの高い科目を出来る限り夏期集中、もしくは土曜日に開講し、魅力あるものになることを目的としています。(ただし、受講定員に余裕がある場合は、4年制大学3年次生以上、6年制大学4年次以上の学生も受講可能です)。具体的な開講テーマについては(1)キャリア科目、(2)外国語科目、(3)接続・導入教育科目の3テーマとしています。

海外研修科目

大学での学習は教室内での講義や演習だけにとどまるものではありません。単位互換制度では、海外において一定期間の研修を行い、その成果を単位として認める海外研究科目も提供しています。単なる海外旅行とは異なり、あくまでも大学での学びの一環として、海外研修出発前に、事前学習で得た知識を現地にて深めるプログラムとなっています。

教職科目

京都教育大学から教員免許状取得に直結する科目が提供されています。従来、教職科目は所属大学でしか受講することができませんでしたが、「第二の選択肢」として単位互換でも受講できるようになりました。2020年度からは、これまでの京都教育大学キャンパスで開講されてきたオンキャンパス科目の授業に加え、日曜日の集中講義形式によりキャンパスプラザ京都の講義室で、プラザ科目として教職科目が開講されます。教職科目について履修指導をする大学がありますので、出願に際しては、事前に所属大学の教職免許窓口に相談してください。

お問い合わせ先

出願方法や出願期間、単位認定の可否などについては、所属大学によって異なります。必ず所属大学の担当窓口にご確認ください。また、提供科目の内容に関しては、提供元大学の担当窓口にお問い合わせください。

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 単位互換事業 担当 TEL 075-353-9120 FAX 075-353-9121 〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

事業内容について

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