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関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)



事業概要

 大学コンソーシアム京都では、関西にある大学の障がい学生支援に携わる実務担当者の交流を目的とした「関西障がい学生支援担当者懇談会」(略称KSSK)を開催しています。
 KSSKは、「実務者目線」を基本的な理念として、2008年度に立ち上がりました。障がい学生支援に携わる実務担当者が「面と向かって」、理想的な支援や支援の成功例、失敗例、実際の現場での工夫や方法などを率直に、ざっくばらんに話し合うことが、この懇談会の特徴です。大学コンソーシアム京都では、この理念を引き継ぎ、2015年度からKSSKを主催しています。

 KSSKは、大学の現状や課題を知る話題提供と、テーマごとに少人数に分かれて実施する分科会で構成しています。特に分科会では、何らかの答えを得るというスタンスではなく、担当者が抱える様々な悩みや疑問、また、支援の方法を聞くことで障がい学生支援に関する気づきを得ることができます。さらに、関西圏にある同じ地域や大学の規模だからこそ共有できる情報を交換することで、現場の担当者がそれぞれのノウハウや問題意識を共有するとともに、大学間や担当者間のネットワークづくりに役立っています。

開催概要

第30回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)

第30回 関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)の開催について(ご案内)

「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。

◆日 時:
2023年3月10日(金)13:00~17:00
◆会 場:
キャンパスプラザ京都 4階 第3講義室他
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
《アクセス》京都市営地下鉄烏丸線、JR各線、近鉄京都線「京都駅」から徒歩5分
◆対 象:
関西圏の大学・短期大学で障がい学生支援に関わっている、または関心のある教職員
◆定 員:
60名(申込先着順)
◆参加費:
無料
◆申込期間:
2023年1月24日(火) ~ 2023年2月24日(金)まで(定員になり次第、締め切ります)
◆申込方法:
受付は終了しました
◆内 容:
開催概要のPDFはコチラから
時間 内 容
13:00 開会挨拶
13:10 座談会形式
「RADD(発達障害学生支援プロジェクト/筑波大学)の取り組みについて」

≪講師≫
佐々木 銀河 氏
(筑波大学 人間系 准教授/RADD)
≪企画コーディネーター≫
村田 淳 氏
(京都大学 学生総合支援機構 准教授/HEAP)

≪内 容≫
 各大学等において障がい学生支援を促進する上で、他大学との連携や地域レベル又は全国的なネットワークの活用は重要なファクターとなっています。
 本話題提供では、発達障がいを含め、さまざまな特性(カラー)をもった学生が豊かな学生生活を送れるようにするための研究・実践プロジェクトを実施している発達障害学生支援プロジェクト(RADD)の取り組みの現状や成果などを知る機会とします。

13:40 休憩・移動
13:50 分科会
A 発達障がいのある学生の支援
定員:10名
 ひとことに発達障がいといっても、細かな分類や障がい特性は個別性が高く、さらに、入学から修学、就労と大学生活のステージによって、学生の困り事やサポートに関しても、多岐にわたると考えます。
 本分科会では、日ごろ抱いておられる疑問や困難事項等をシェアしたり検討したりすることで、発達障がい学生の支援について再考する機会とします。
B 精神障がいのある学生の修学支援
定員:10名
 精神障がいのある学生が直面する困難は多様であり、合理的配慮等の修学支援においても、その内容の検討や配慮の調整・提供にあたっての課題が少なくありません。特にコロナ禍におけるニーズの拡大は顕著で、合理的配慮として何をどこまで提供すべきなのかという課題は多くの大学等において共通していると思われます。
 本分科会では、このようなテーマについて検討する機会とします。
C 支援体制・システムのマネジメント
定員:10名
 障がい学生支援は組織的な取り組みであり、支援コーディネートだけでなく支援体制の整備や合理的配慮を提供するためのフロー等が不可欠です。また、今後は改正障害者差別解消法の動向をうけて、紛争防止・解決の仕組みについても検討する必要性が生じます。
 本分科会では、障がい学生支援に関するマネジメント全般について話し合う機会とします。
 参加者からは自大学の支援体制について、簡単にご紹介頂く予定です。可能であれば、資料(学生配付用のリーフレット等)を10部ご用意頂きますようにお願いいたします。
D コーディネート基礎編 —合理的配慮の考え方— <レクチャー形式>
定員:20名
 コロナ禍の中で授業形態や障がい学生のニーズが様々に変化し、支援担当者として判断に迷う方も多かったのではないでしょうか。
 本分科会では、初任者を対象として、Q&A方式にて合理的配慮の考え方のポイントを整理します。また、参加者同士の交流する時間を設け、横のつながりをつくる機会とします。
E コーディネート応用編 —合理的配慮の妥当性と根拠—
定員:10名
 合理的配慮は、その必要性と妥当性について客観的根拠をもとに検討することとなりますが、どのような根拠資料が必要になるかは、当該学生の障がい状況と支援内容によって異なります。
 当該学生が他の学生との比較において同等の機会の提供を受けるためにどのような点に留意すべきか、意見交換・情報交換を行う機会とします。
16:20 休憩・移動
16:30 まとめ
17:00 閉会

企画運営

関西障がい学生支援担当者懇談会は、以下の幹事校が企画・運営を担っています。

大学名
大阪大学 大阪公立大学
大谷大学 関西学院大学
京都大学 京都外国語大学・京都外国語短期大学
京都女子大学 京都精華大学
神戸松蔭女子学院大学 同志社大学
佛教大学 桃山学院大学

お問い合わせ

公益財団法人大学コンソーシアム京都 学生支援事業部
TEL:075-353-9189 FAX:075-353-9101
E-mail:kssk-jimukyoku-ml■consortium.or.jp(※■部分を@に変えて送信してください)
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜日9:00~17:00(12/28~1/4除く)

事業内容について

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