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関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)



事業概要

 大学コンソーシアム京都では、関西にある大学の障がい学生支援に携わる実務担当者の交流を目的とした「関西障がい学生支援担当者懇談会」(略称KSSK)を開催しています。
 KSSKは、「実務者目線」を基本的な理念として、2008年度に立ち上がりました。障がい学生支援に携わる実務担当者が「面と向かって」、理想的な支援や支援の成功例、失敗例、実際の現場での工夫や方法などを率直に、ざっくばらんに話し合うことが、この懇談会の特徴です。大学コンソーシアム京都では、この理念を引き継ぎ、2015年度からKSSKを主催しています。

 KSSKは、大学の現状や課題を知る話題提供と、テーマごとに少人数に分かれて実施する分科会で構成しています。特に分科会では、何らかの答えを得るというスタンスではなく、担当者が抱える様々な悩みや疑問、また、支援の方法を聞くことで障がい学生支援に関する気づきを得ることができます。さらに、関西圏にある同じ地域や大学の規模だからこそ共有できる情報を交換することで、現場の担当者がそれぞれのノウハウや問題意識を共有するとともに、大学間や担当者間のネットワークづくりに役立っています。

開催概要

第32回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)

第32回 関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)の開催について(ご案内)

「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。

◆日 時:
2024年2月29日(木)12:45~17:00
◆会 場:
キャンパスプラザ京都 4階 第3講義室他
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
《アクセス》京都市営地下鉄烏丸線、JR各線、近鉄京都線「京都駅」から徒歩5分
◆対 象:
関西圏の大学・短期大学で障がい学生支援に関わっている、または関心のある教職員
◆定 員:
60名(申込先着順)
◆参加費:
無料
◆申込方法:
受付は終了しました。
◆申込期間:
2024年1月12日(金) ~ 2024年2月14日(水)まで(定員になり次第、締め切ります)
◆内 容:
開催概要のPDFはコチラから
時間 内 容
12:00 受付開始
12:45 開会挨拶
12:55 話題提供
『高等教育段階での障害のある学生支援について』

≪講師≫
小栗 孝明 氏
(文部科学省高等教育局学生支援課課長補佐)
≪企画コーディネーター≫
村田 淳 氏
(京都大学 学生総合支援機構 准教授/DRCチーフコーディネーター、HEAPディレクター)

≪内 容≫
現在、高等教育段階において障害のある学生への対応の必要性が増しており、各大学等においては支援体制の構築や合理的配慮に関するシステム・ガイドライン等が整備されるようになってきた。2024年4月には私立大学においても合理的配慮の提供が法的義務となるなど、障害学生支援の機能は各大学等におけるインフラ的な機能と位置づけられる。本話題提供を通じて、このような社会的動向と今後の展望を知る機会としたい。

13:45 休憩・移動
13:55 分科会
A 支援体制・システムやスタッフマネジメントを考える
定員:10名
 障がい学生支援は組織的な取り組みであり、支援コーディネートだけでなく支援体制の整備や合理的配慮を提供するためのフロー等が不可欠です。また、今後は改正障害者差別解消法の動向をうけて、紛争防止・解決の仕組みについても検討する必要性が生じます。
 本分科会では、障がい学生支援に関するマネジメント全般についてお話し合う機会とします。参加者からは自大学の支援体制について、簡単にご紹介頂く予定です。可能であれば、資料(学生配付用のリーフレット等)を10部ご用意頂きますようにお願いいたします。
B コーディネートの基礎編 ~合理的配慮の考え方~
定員:10名
 障がい学生支援の担当者、コーディネーターになって経験年数が浅い方を対象とした分科会です。「合理的配慮って実はまだよく分からない」「コーディネーターってどういう役割?」「こんな時どうしたらよい?」など、みなさんの不安や疑問、実際に現場で困ったことなどを、気軽に聞いたり、ざっくばらんに話したりできる機会とします。
C コーディネートの応用編 -コーディネート業務経験概ね3年以上-
定員:10名
 合理的配慮は、障がいのある学生から支援・配慮の相談を受けたあと、当該学生との面談のうえ、必要かつ合理的と判断した項目について検討し、内容を決定していきますが、担当教員から同意を得られなかったり、一旦合意をとったあと再調整が必要となるケースがあります。トラブルとなったケースを含め、それらの対応と対策について意見交換・情報交換を行う機会とします。
D 小規模大学における障がい学生支援
定員:10名
 主に学生数3,000名以下の大学を対象とした分科会です。
 小規模大学ならではの支援の実態や課題についてざっくばらんに意見交換を行います。また、間近に迫った改正障害者差別解消法施行に向けての体制構築など各大学が押さえておくべきポイントについて確認する機会とします。
E 障がいのある学生のキャリア支援
定員:20名
 大学でキャリア教育の実施が求められるようになり、十数年が経ちました。障がい学生支援の分野においても、社会への移行を考えたときに、どのような教育やサポートが必要なのか、大変重要なトピックかと思います。
本分科会では、就労移行支援事業所 株式会社 エンカレッジ様をお招きし、学生が利用できる社会資源やキャリア教育の取組み等についてレクチャーいただきます。その後小グループでの懇談や質疑応答等を通じ、キャリア支援に関する理解を深めます。
16:25 休憩・移動
16:35 まとめ
17:00 閉会

企画運営

関西障がい学生支援担当者懇談会は、以下の幹事校が企画・運営を担っています。

大学名
大阪大学 大阪公立大学
大谷大学 関西学院大学
京都大学 京都外国語大学・京都外国語短期大学
京都女子大学 京都精華大学
神戸松蔭女子学院大学 同志社大学
佛教大学 桃山学院大学

お問い合わせ

公益財団法人大学コンソーシアム京都 学生支援事業部
TEL:075-353-9189 FAX:075-353-9101
E-mail:kssk-jimukyoku-ml■consortium.or.jp(※■部分を@に変えて送信してください)
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜日9:00~17:00(12/28~1/4除く)

事業内容について

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