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関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)



事業概要

 大学コンソーシアム京都では、関西にある大学の障がい学生支援に携わる実務担当者の交流を目的とした「関西障がい学生支援担当者懇談会」(略称KSSK)を開催しています。
 KSSKは、「実務者目線」を基本的な理念として、2008年度に立ち上がりました。障がい学生支援に携わる実務担当者が「面と向かって」、理想的な支援や支援の成功例、失敗例、実際の現場での工夫や方法などを率直に、ざっくばらんに話し合うことが、この懇談会の特徴です。大学コンソーシアム京都では、この理念を引き継ぎ、2015年度からKSSKを主催しています。

 KSSKは、大学の現状や課題を知る話題提供と、テーマごとに少人数に分かれて実施する分科会で構成しています。特に分科会では、何らかの答えを得るというスタンスではなく、担当者が抱える様々な悩みや疑問、また、支援の方法を聞くことで障がい学生支援に関する気づきを得ることができます。さらに、関西圏にある同じ地域や大学の規模だからこそ共有できる情報を交換することで、現場の担当者がそれぞれのノウハウや問題意識を共有するとともに、大学間や担当者間のネットワークづくりに役立っています。

開催概要

第31回関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)

第31回 関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)の開催について(ご案内)

「関西障がい学生支援担当者懇談会(KSSK)」は、実務者目線を基本理念に、障がい学生支援に関する様々なテーマで活発な議論、意見や情報の交換、ネットワークづくりを行うための実務担当者の懇談会です。

◆日 時:
2023年9月13日(水)13:00~17:00
◆会 場:
キャンパスプラザ京都 4階 第3講義室他
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
《アクセス》京都市営地下鉄烏丸線、JR各線、近鉄京都線「京都駅」から徒歩5分
◆対 象:
関西圏の大学・短期大学で障がい学生支援に関わっている、または関心のある教職員
◆定 員:
60名(申込先着順)
◆参加費:
無料
◆申込期間:
2023年8月15日(火) ~ 2023年9月5日(火)まで(定員になり次第、締め切ります)
◆申込方法:
受付は終了しました。
◆内 容:
開催概要のPDFはコチラから
時間 内 容
13:00 開会挨拶
13:10 話題提供
『障害のある学生の災害時対策について ―PHED_SIG-EPの取り組みから』

≪講師≫
竹田 周平 氏
(福井工業大学 工学部・教授 PHED(東京大学 障害と高等教育に関するプラットフォーム):SIG-EP(災害等の緊急時対応に関する専門部会))
≪企画コーディネーター≫
村田 淳 氏
(京都大学 学生総合支援機構 准教授/HEAP)

≪内 容≫
各大学における障害のある学生への対応は、合理的配慮等の修学支援を中心に対応されていることが多いと思いますが、一方で災害時対策、インシデント(緊急的な事象)への対応策についても対応を検討しておく必要があるのではないでしょうか。
本話題提供では、このような課題について、「PHED(東京大学 障害と高等教育に関するプラットフォーム)」のテーマ別専門部会「SIG-EP(災害等の緊急時対応に関する専門部会)」の取り組みから学ぶ機会とします。

13:40 休憩・移動
13:50 分科会
A 精神障がいのある学生の支援
定員:10名
 Withコロナの流れとともに、学生の学びの場は広がり、各大学では学外における実習や留学の受入れや送り出しが再開されています。精神障がいのある学生がこれらの活動に参加する際に、私たち支援担当者が留意すべきことはどのようなものでしょうか。本分科会では、情報開示をキーワードに、学生のニーズに適した支援の提供方法について意見交換を行います。
B 身体障がいのある学生の支援
定員:10名
 視覚、聴覚、肢体不自由(重度を含む)等の障がいのある学生の合理的配慮の検討について、分科会参加者のみなさんとざっくばらんに意見交換をする機会とします。
C 支援体制・システムを考える
定員:10名
 障がい学生支援は組織として取り組むことが大切で、個別的な相談・支援にとどまらず、支援体制の整備や合理的配慮を提供するためのフローや学内全体の共通認識等が不可欠です。本分科会では、障がい学生支援に関するマネジメント全般について話し合う機会とします。なお、参加者からは自大学の支援体制や課題について、簡単にご紹介頂く予定です。可能であれば、資料(学生配付用のリーフレット等)を10部ご用意頂きますようにお願いいたします。
D 障害のある学生の就労支援
定員:10名
 現在、文科省において「障害のある学生の修学支援に関する検討会」が実施されておりますが、かねてより修学支援だけでなく就労支援の重要性も指摘されています。本分科会では、障害学生のキャリア・就労に関する各大学の事例や課題を共有し、忌憚のない意見交換を行う機会とします。
E コーディネート基礎編 ―合理的配慮の考え方―
定員:20名
 2024年4月の改正障害者差別解消法施行を前に、国公立大学はさらなる支援の充実を、私立大学では本格的な整備として、コーディネーターの配置が進みつつあります。本分科会は、合理的配慮に関する基礎的知識について、事前アンケートをもとに参加者のみなさんとレクチャー&対話形式で行い、コーディネーターの役割と対応方法を整理する機会とします。
16:20 休憩・移動
16:30 まとめ
17:00 閉会

企画運営

関西障がい学生支援担当者懇談会は、以下の幹事校が企画・運営を担っています。

大学名
大阪大学 大阪公立大学
大谷大学 関西学院大学
京都大学 京都外国語大学・京都外国語短期大学
京都女子大学 京都精華大学
神戸松蔭女子学院大学 同志社大学
佛教大学 桃山学院大学

お問い合わせ

公益財団法人大学コンソーシアム京都 学生支援事業部
TEL:075-353-9189 FAX:075-353-9101
E-mail:kssk-jimukyoku-ml■consortium.or.jp(※■部分を@に変えて送信してください)
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜日9:00~17:00(12/28~1/4除く)

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