「まるっとーく in 久美浜」の実施結果について

実施概要


日程

2016年2月11日(木)

場所

京都府立久美浜高等学校

主催

京都高大連携研究協議会(京都府教育委員会・京都市教育委員会・京都府私立中学高等学校連合会・京都商工会議所・大学コンソーシアム京都)

協力

京丹後市夢まち創り大学、一般社団法人京都府北部地域・大学連携機構、株式会社基地計画

参加者

高校生

22名

大学生

15名
(京都産業大学、京都精華大学、龍谷大学、同志社大学3名、立命館大学4名、神戸大学、大阪府立大学、近畿大学3名)

社会人

8名
(丹後地域で福祉や農業をお仕事にされている方、久美浜地域にお住いの方、久美浜地域にお勤めの方等)


地図                        

「まるっとーく2015」について 【詳細はこちら】

実施報告

「高校生も先生になる!?みんなで『学び合いの授業』をつくる!」をテーマに、「高校生が話す」ことを重視し、参加者の将来や久美浜の将来に向かって一歩踏み出す力を得ようと、それぞれのライフヒストリーを構成することに挑戦しました。

ライフストーリー

高校生が語る過去の出来事と現在の経験から抱く未来のエピソードには、久美浜地域に対する誇りや希望があふれていました。このように久美浜地域に対する愛情深い高校生の話から、大学生は「やりたいことに対する高校生独特の明るさ」を感じ、地域の方は「高校生のしっかりした意見を聞いて頑張らんとなと思った」という感想を残しました。

⑦

このワークショップを企画・運営したのは、15名の大学生でした。

① ②

3 4

「地域」や「教育」、「高校生」というキーワードに惹かれて集まった大学生は、前日から久美浜で合宿し、当日のワークショップを構成しました。ほとんどの大学生がこの日顔を合わせるのが初めてのメンバーでしたが、設定したゴールに向かって見事なチーム力とリーダーシップ力を発揮しました。

一方高校生は、大学生と地域の方に夢や希望について聞いてもらうことを通して、「あきらめずに前に進もうと思った」「今日来てくれた大学生みたいになりたい」と前に踏み出す力の重要性に気づきました。⑤ ⑥

このような「学び合い」の場が作れたのは、高校生の話に真剣に耳を傾け、大学生の活動を暖かく見守ってくれた地域の方の協力が欠かせませんでした。「若い方々が”地元に帰りたい”って言っているのを聞くと、うれしい気持ちになります。それを具体的なビジョンに結び付けられるように頑張りたい。」という言葉のとおり、地域の方にとっても、「学び合い」の場となりました。

 京都高大連携研究協議会では、今回のワークショップ参加者にアンケート調査を行い、高校生や大学生の能力開発にどのくらい影響を与えたか、また、社会・地域的視点を養うことにどのくらい影響を与えたかについてまとめました。

アンケート集計の結果について 【詳細はこちら】

お問い合わせ

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 高大連携担当
TEL 075-353-9153 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

【報告】第16回関西障害学生支援担当者懇談会(KSSK)を開催

第16回関西障害学生支援担当者懇談会を開催


 関西にある大学の障害支援業務に携わる担当者の交流を目的とした関西障害学生支援担当者懇談会(KSSK)を3月3日、キャンパスプラザ京都で開催しました。
 
 16回目となる今回は、ここ数年間で障がいを持つ学生支援体制を整備された和歌山大学と龍谷大学から、実際に支援を行う担当者をお呼びし、現場での現状や課題について話題提供をいただきました。また、分科会では、「支援実務」「キャリア支援」「支援体制(ガイドライン等)」の3テーマを各2グループに分け、少人数で障害学生支援のあり方について意見交換を行いました。

 平成28年4月に施行される障害者差別解消法の影響からか、障がい支援スタッフだけでなく、教学担当者やキャリア担当など、当初予定していた定員60名を超える70名が参加。参加者からは、「支援整備に課題があったので、具体的な整備づくりの話がきけて良かった」「同規模の大学による分科会だったため、共通の課題が多く大変参考になった」と好評をいただく一方で、「実習における支援方法を知りたい」や「教職員の理解をどのように得ていけばよいのか」といった今後の課題意識を持つ声も聞かれました。

 様々な大学、部署、担当者が意見交換を行い、交流する場として懇談会が機能するよう、今後も企画検討を行っていきます。なお、次回は2016年の9月ごろに開催する予定です。開催内容が決まりましたら大学コンソーシアム京都のホームページ等でお知らせします。


DSC_0037 DSC_0080 
大学の取り組みについて話題提供          分科会では担当者同士で悩みを共有                       

 <関連ページ>
 障害学生支援事業について
 
第16回関西障害学生支援担当者懇談会の開催について

京都の大学「学び」フォーラム2015を開催しました!

学びフォーラム2015開催報告

10月25日(日)に、立命館大学 衣笠キャンパスで、学びフォーラム2015を開催しました。
京都にある29の大学・短期大学が、主に高校生や保護者の方を対象に、模擬講義や体験型講座、大学別ブースにおいて、京都の大学の「学びの魅力」を発信。
当日は、高校生や保護者の方などを合わせ、1,903名の方にご来場いただきました。

実施概要

日   時 2015年10月25日(日)9:30~15:30 (授業開始10:00~、1~4限)
会   場 立命館大学 衣笠キャンパス 清心館・敬学館
参加大学数  29大学・短期大学
 参 加 者 数  全体参加者数:1,903名
(高校生1,508名/保護者・教員365名/不明30名)
*京都北部地域からのバス参加者 555名含む
主   催 京都高大連携研究協議会(京都府教育委員会・京都市教育委員会・京都府私立中学高等学校連合会・京都商工会議所・大学コンソーシアム京都)
後   援 文部科学省/全国高等学校進路指導協議会/日本私立中学高等学校連合会/公益財団法人 日本進路指導協会/京都府/京都市/兵庫県教育委員会/奈良県教育委員会/和歌山県教育委員会/滋賀県教育委員会/滋賀県私立中学高等学校連合会/大阪市教育委員会/大阪私立中学校高等学校連合会
協 賛 団 体   大学生協logo_yoko_c_moji        _共立ロゴ

 flatlogo  eikenlogo_A  


企画内容の様子

様々な分野の模擬講義(29講義)や体験型講座(15講座)、特別企画や現役大学生と交流できる学生企画などを行いました。

uketuke_1 mogikougi taikenkouza daigaku_booth
 受付風景            模擬講義の様子         体験型講座の様子        大学別ブース

★参加者の声★
「研究に興味が持てました。ありがとうございました。」
「本当かと疑うことからすべてが始まると覚えておきたい」
「行ける大学ではなく、生きたい大学に行けるように勉強を頑張りたいと思いました。」
「自分の考え方が変わったように思いました。」

✿特別企画
  高校生・教員・保護者を対象としたキャリア講座

 

tokubetu1_arase
「これから」に向かって「いま」を
生きるみなさんへ
高大連携推進室 荒瀬先生

 

tokubatu2_harada
ケータイの技術とテクノロジ /
NICTソーシャルICT研究センター
原田先生

✿学生交流企画 

entaku_talk2 gakuseikikaku_kouhou
大学生とキャンパスえんたくトーク    キミのアイデアが記事なるかも!
/京都学生祭典              /京都学生広報部


京都の大学「学び」フォーラム2015について  ecalbt011_007

第18回京都国際学生映画祭グランプリ作品を発表!【本祭開催のご報告】

開催報告

11月21日(土)から11月27日(金)までの7日間行われた第18回京都国際学生映画祭は、全13プログラムを実施し、無事閉幕いたしました。ご来場いただきました皆様、ならびに当映画祭開催にあたり多方面にてご支援・ご協力くださいましたすべての皆様に御礼申し上げ、開催のご報告とさせていただきます。

開催概要

日程 2015年11月21日(土)~11月27日(金)
会場 京都シネマCOCON烏丸 3F)
主催 公益財団法人大学コンソーシアム京都
企画運営 第18回京都国際学生映画祭実行委員会
運営支援 京都国際学生映画祭企画検討委員会

開催プログラム 

 A
プログラム
『New World』 Luzie Loose Filmakademie Baden-Wurttemberg ドイツ 実写
『mind scape』 梁 佳緒里 東京藝術大学大学院 日本 アニメ
『Cachorro Loko』 Igor Shin Moromisato Academy of Media Arts Cologne ドイツ アニメ
『ゴロン、バタン、キュー』 山元 環 大阪芸術大学 日本 実写
 B
プログラム
『Fidelity』 Ilker Çatak Hamburg Media School ドイツ 実写
『その家の名前』 坂上 直 東京藝術大学大学院 日本 アニメ
『Laughter in the Dark』 Marta Trela Lodz Film School ポーランド 実写
『CAMEO’n Me』 宗 俊宏 武蔵野美術大学大学院 日本 実写
 C
プログラム
『おかあさんにないしょ』 冠木 佐和子 多摩美術大学 日本 アニメ
『何も見なくていい』 伊藤 圭吾 大阪芸術大学 日本 アニメ
『雲の屑』 中村 祐太郎 多摩美術大学 日本 実写
 D
プログラム
『100 Apples』 Chia-YaoWang National Chengchi University 台湾 実写
『かたすみの鱗』 石谷 恵 東京藝術大学大学院 日本 アニメ
『I’m here』 中内 友紀恵、上水樽 力 東京藝術大学大学院 日本 アニメ
『The Bad Old Us』 Lily Erlinger Filmakademie Baden-Wurttemberg ドイツ 実写

 各部門賞

King実写部門グランプリ
Live action Film Grand Prix

kisfvf2015_1

『The Bad Old US』 ドイツ/28min
監督:Lily Erlinger
学校:Filmakademie Baden-Wurttemberg

これは主人公エイドリアンが家族と住む村、そして、そこで毎年行われるラッフルというクジ引き大会の伝統に関する話だ。この村は、村長と守衛の人生哲学に導かれ、一見平和そうに見える。しかしエイドリアンは、森の奥深くで耐え難い真実を目撃してしまい・・・。



Kingアニメーション部門グランプリ
Animation Film Grand Prix

kisfvf2015_1

『その家の名前』 日本/4min
監督:坂上 直
学校:東京藝術大学大学院

そこはかつて祖父母が、両親が、僕が住んでいた場所。遠い記憶と感情を忘れてしまっても、確かにそこに存在し、これからもあり続ける。



King最終審査員賞
沖田 修一、李 鳳宇 賞(ダブル受賞)
Awards Of Shuichi Okita & LEE BONG-WOO

kisfvf2015_1

『ゴロン、バタン、キュー』 日本/54min
監督:山元 環
学校:大阪芸術大学

淀川河川敷でブルーテントに暮らす”あたる”と”佐々木さん” 過酷な中だが2人笑って生きている。ある日、自転車が壊れて困っている女性”とのこ”と出会う。そこに”あたる”の父、”常弘”の手によってこわされる”あたる”達の家。住みどころを失くした2人はどう生きるのか・・・。



King最終審査員賞
木下 小夜子賞
Awards Of Sayoko Kinoshita

kisfvf2015_1

『Fidelity』 ドイツ/24min
監督:Iiker Çatak
学校:Hamburg Media School

2014年、イスタンブール。反政府運動が勢いを増す中、病院に勤務する女性アスリは、警察に追われる若い男性活動家の逃亡の手助けをする。彼女を疑い、家を訪ねてきた警察。捜査に協力しようとしないアスリだが、事態は彼女の家族も巻き込んで悪化していく・・・。



King観客賞
Awards Of Audience

kisfvf2015_1

『ゴロン、バタン、キュー』 日本/54min
監督:山元 環
学校:大阪芸術大学

淀川河川敷でブルーテントに暮らす”あたる”と”佐々木さん” 過酷な中だが2人笑って生きている。ある日、自転車が壊れて困っている女性”とのこ”と出会う。そこに”あたる”の父、”常弘”の手によってこわされる”あたる”達の家。住みどころを失くした2人はどう生きるのか・・・。





☆☆第18回京都国際学生映画祭 詳しい情報はこちら☆☆


☆☆京都国際学生映画祭 公式ホームページはこちら☆☆
  




京都世界遺産PBL科目の授業レポートを更新しました


2015年度より開講しました京都世界遺産PBL科目の授業内容や活動内容を報告します。

京都世界遺産PBL科目は5月30日に、全科目合同のオリエンテーションを実施しました。
各科目、順次活動をスタートしております。各科目での学生たちの学習内容をぜひご覧ください。
(それぞれの寺社×大学名をクリックすると、進捗レポートをご覧いただけます)



kamigamo toji daigoji-r

 nijojo kiyomizu ninnaji

 

 

お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 単位互換事業 担当
TEL 075-353-9120 FAX 075-353-9121
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

清水寺×立命館大学『京都有名寺社城の境内の見どころを巡るバリアフリー動線の提案』

ここでは、清水寺×立命館大学『京都有名寺社城の境内の見どころを巡るバリアフリー動線の提案』(担当:宗本晋作先生)の授業の様子や受講生の活動をレポートしていきます。

中間発表後の授業

10月24日(土)の中間発表の終了後には、中間発表での感想やコメントをもとに振り返り会を行い、成果発表会と最終成果物である動画作成に向けての打ち合わせを行いました。

動画の作成に向けては、1クラス当たり4分~5分で合計15分程度、使用するBGMの著作権や動画撮影の際の肖像権への配慮などについて注意喚起が行われました。
また、成果物の動画をタブレットで活用する場合の留意点などについても話し合いました。

今後は本格的な動画の撮影、及び制作に入っていきます。どのような動画ができるのか、今から非常に楽しみです。

1024_kiyomizu

中間発表会に向けた準備

10月17日(土)は、キャンパスプラザ京都で中間発表会に向けたプレゼンテーションのリハーサルとを行いました。授業には、担当の3名の先生と清水寺の森清顕氏が参加され、各グループの発表に対するアドバイスを行いました。また、各グループの内容をもとに中間発表会での発表順序の決定や、共通のアドバイスとして、一グループ当たりの発表時間が1分30秒なのでスライドは4〜5枚が適当であることや、中間発表会では原稿を読まないようにすることなどの指示が行われました。

中島グループ「清水寺の極 〜優雅に巡る、望む、知る〜」

中島さん(龍谷大学)のグループは、車椅子ならではの見どころにオリジナルの「スポットシート」を設置することと、そのルートの提案を行いました。先生方からは、車椅子の参拝者ならではの見どころのアピールということなので、「ちょっと遠くから見る(遠いほうがすいている)」、あるいは「車椅子から見上げて建物を鑑賞する」というコンセプトをより明確する方がよいという意見や、スポットシートの活用方法として、ナゾナゾのようにディテールの写真だけをあらかじめ伝えて、それを現地で探してもらうというアイデアもあり得るのではないかという提案も出されました。
また、発表会での発表順は、トリの4番目を飾ることとなりました。

鷲尾グループ「時間距離を抑えた清水観光」

鷲尾さん(立命館大学)のグループは、車椅子の参拝者の負担を考慮した距離、所要時間ともに短縮した参拝ルートの提案を行いました。提案には、車の乗り入れが可能な場所は車での移動も推奨することなどが盛り込まれておりました。今回の報告では短縮可能な具体的な時間数が報告されなかったので、実際にかかる時間を確認するように指示を出されました。
また、発表会での発表順は、2番目に発表することとなりました。

東方グループ「ゆっくりしていってね」

東方さん(龍谷大学)のグループは、清水寺境内の高低差から生じる「疲労度」に着目し、三か所の休憩場所の設置を提案しました。先生方からは、清水寺内に実際にどの程度の高低差があるのかを分かり易く示すこと、介助者の視点も考慮に入れるべきなどの意見が出されました。
また、発表会では、トップバッターを務めることになりました。

岡澤グループ「目線のバリアフリー」

岡澤さん(龍谷大学)のグループは、これまでの境内の調査から、消火栓のある場所が車椅子の利用者にとって見やすいことを発見し、目線のバリアフリーというテーマで、「『此の先何があるか』という心の準備を一目でできるような地図」を作成することを提案しました。先生方からは、プレゼンの中でタイトルの「目線のバリアフリー」のイメージが分かりにくい部分があるので、改善すべき等の意見が出されました。
また、発表順は3番目になりました。

ここでの指摘を受けて、学生たちは1週間後の中間発表会にむけて準備を進めていきます。

IMG_0011

 

動画のストーリー・構成の草案講評会(エスキス) その2

10月4日(日)の授業では、前回に引き続き、成果物となる動画について、そのテーマや着眼点、ストーリーの講評を行いました。場所は前回と同じく清水寺の円通殿で行いました。

前回の講評では、車椅子でできないことを改善するという視点でなく、車椅子ならではの楽しみを発見し提案とするといった視点にたつこと、その重要性が各チーム共通の課題として先生方から指摘されました。今回はこういった指摘を受けて、各々練りなおした動画の構想について、一チームあたり30分程度の持ち時間で発表を講評が行われました。また、講評の空き時間を利用した境内の追加調査も行いました。

中島さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ①では、車椅子ならではのスポット、立ち止まれるスポットに関する提案が行われ、三重塔の周辺、舞台の手前、子安の塔の手前など、周囲を見渡し易いポイントが幾つか紹介されました。また、こういったスポットを示す標識や、ズームから引いていくといった映像の表現についても構想が報告されました。これに対し先生方からは、立ち止まり周囲を見渡すというアイディアから、双眼鏡などで少し離れたポイントからゆっくり見学をする、あるいは高台にある境内から京都市内への眺望を楽しむなど、双眼鏡で楽しむといったキーワードも提案の明快さに繋がるのではといった意見が出されました。

1004_1

鷲尾さん(立命館大学)がリーダーを務めるグループ②では、舞台でおみくじを引くことなど、行ける、行けないではなく、もう少し具体的な楽しみ方の提案、および自動車椅子の貸出による子安塔の見学、人混みを避けるルート提案に対する調査結果が報告されました。
これに対して先生方からは、提案を整理し、当初から注目している混雑を避け見学するという観点から、参拝ルートとそれに要する時間に着目してはどうかという意見が出されました。チームのメンバーを含めた議論を行った結果、車椅子での見学ルートに送迎車の駐車スペースの提案を盛り込むという方針が決まりました。

1004_2

東方さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ③では、介助者の視点にたち、一緒に楽しむため提案が発表されました。具体的には、起伏のある境内の中で、車椅子をとめ少し休憩できるポイント、車椅子の移動方向との関係で「見返り」になるビューポイントが報告されました。これに対して先生方からは、これらのポイントを提案するための情報として、境内を廻るルートの起伏や車椅子の押しやすさに強く影響する地面の石畳、砂利などのコンディションを調査し、これらを盛り込んだ提案をしては、という意見が出されました。

1004_3

岡澤さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ④では、「目線のバリアフリー」というコンセプトを新たに掲げ、車椅子の目線から景色を楽しむ提案について報告が行われました。舞台、子安塔、音羽の滝を車椅子で楽しむポイントとして設定し、そこでの工夫について提案しました。先生方からは、車椅子での見どころとして手すりや人混みを避けたより細かいポイントの設定をしてはどうかといった意見が出されました。現状のバリアフリールート上でより細かく見どころをプロットすること、それに併せ、ルート上でもルートの左右どちらによっておくべきかといった情報も提供するといった提案として整理されました。

1004_4

各グループの発表終了後には、総括および中間報告に向けた作業内容の整理も行われました。また、夕方からはキャンパスプラザでのナレーショントレーニングも行われました。

 

動画のストーリー・構成の草案講評会(エスキス)

8月23日(日)の授業では、清水寺の円通殿で成果物となる動画のストーリーの草稿の講評会を行いました。

本クラスでは、去る7月18日(土)に清水寺で実施した授業で、グループごとに車椅子を使った境内でのフィールドワークを行いました。その後、授業外学習として学生たちはグループ毎にフィールドワークでの調査結果をまとめ、最終成果物となる動画のストーリーの草案の構想を練ってきました。今回の授業は、最初の草案に対する講評会です。

150719_01 150719_02
前回授業でのフィールドワークの様子

授業の最初に、今後の動画作成に向けて、先生から動画編集ソフトの使い方や、WindowsとMacでの作り方の違い等について、レクチャーが行われました。 

続いて実施された講評会では、各グループ40分の持ち時間があり、その時間内で提案内容の発表と先生方からの講評を受けるという形で行われました。

中島さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ①では、車椅子からの視線では、通常とは建築物の見え方が異なることや、本堂を参拝する際には、段差のある舞台におりなくても、子安塔や音羽の滝を十分に見学できることなどの報告が行われました。また、参道の勾配によっては車椅子の通り道が狭くなる場所があるので、改善を考えるべきではないかなどの提案を行いました。
これに対して先生方からは、車椅子ならではのポイントをより限定的にまとめることで、移動が大変な車椅子にとってより有意義なルートになるのではないか、といった意見が出されました。

150823_1


鷲尾さん(立命館大学)がリーダーを務めるグループ②では、当初、一般ルートを逆走するルートの提案を想定していたようですが、現地調査を行ったところ一般参拝客の多さから実際には困難であることから、通常のルートを参拝するにあたって混雑を避けるルートの提案が行われました。また、子安塔や地主神社へのルートは車椅子では通行が困難であるため、特に地主神社へ至る車椅子用のリフトの設置などを提案しました。
これに対して先生方からは、提案にオリジナルの発見を追加しながら、混雑を避けながらも車椅子で楽しめる方法を探ってはどうか、といった意見が出されました。

150823_2


東方さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ③では、隋求堂や仁王門への新たなスロープの設置や、介助者用の休憩スペースをつくること等を提案しました。
これに対して先生方からは、実現可能性の観点からも、清水寺の現在の環境で車椅子利用者が楽しめる方法を考えるべきであり、介助者の視点というアイデアを発展させてみてはどうかといった意見が出されました。

150823_3


岡澤さん(龍谷大学)がリーダーを務めるグループ④では、「(車椅子利用者と介助者の)感動の共有」というコンセプトを掲げ、見どころスポットに視線の高さの差異を解消する機械を導入すること、また、他の企業などの動画を活用した事例を調査して、動画内に案内人を登場させたり、テロップを入れたりすることが効果的であるなどの提案を行いました。
先生方からは、大がかりな機械設備を使うのは実現性の面で難があるので、その発想を生かしてもう少し簡便な方法で同じ効果が得られる方法を検討できないか、といった意見が出されました。

150823_4


各グループの発表終了後には、先生が総括を行い、今後の作業方針などについて説明が行われました。
また、学生たちは、発表の空き時間などを利用して、前回に引き続き、車椅子を利用して清水寺の境内の追加調査・撮影を行いました。 

次回の授業も清水寺で実施する予定で、各グループは動画の構想を具体化していくことになります。

プロジェクト初日×清水寺訪問

6月21日(日)、清水寺を舞台に活動を展開する立命館大学の宗本先生の授業が行われました。宗本先生の授業は、5月30日(土)の他科目との合同の開講式・全体オリエンテーションが初回の授業であったため、単独で行う授業は今回が初めてでした。プロジェクトの初日に当たるこの日は、清水寺で授業が行われました。

宗本先生の授業のテーマは、「清水寺の新たな見どころを発見し、さらなる『ユニバーサルデザイン』を提案する」こと。
1200年以上の歴史を持つ清水寺は、年間5,000万人(2013年度)を超える観光客が訪れる京都においても、最も人気のある観光地の一つです。清水寺は、音羽山のふもとに築かれており、境内には所々に急な傾斜や石段があります。清水寺では、車いすの方やお年寄りも参拝することができるよう、十数年前より参道を舗装したり、スロープを設置したりするなど、境内のバリアフリー化を図っており、現在では車椅子でも境内を一周できるようになっています。
宗本先生のクラスでは、バリアフリーの観点から、清水寺の境内の中の見どころを探索し、発見した魅力とそれを巡る新しい動線を提案し、最終成果物としてそれを紹介する動画を製作することを目的としています。

授業では最初に、清水寺の森清顕様による、清水寺の歴史と変革についての講義が行われました。講義では、清水寺は1,200年の間、伝統や文化財等を重んじる一方で数々の変革に挑戦してきた歴史があり、バリアフリー化もその変革の一つであったこと、また、度重なる火災や戦乱などに危機を乗り越えられてきたのは、1,200年間欠かすことなく地域の人々を中心に見守られてきた結果であり、今後も多くの方に愛される清水寺にしていきたいとお話いただきました。
森様の講義の後は、宗本先生ご自身が学生時代に海外に留学した際に経験したというユニークな方法で、グループ分けが行われました。今後はこのグループでの活動を基本に行われます。

0621_kougi 0621_group

その後は、森様のご案内のもと、グループごとに清水寺の境内を見学しました。清水寺のお堂や門は、それぞれ異なる時代に火災などによる消失と再建が行われており、現存しているものでも建造された時期が異なります。建造された時代によってデザインや様式が異なること、また、清水寺独特の姿をされている観音像の紹介や、秘仏にまつわるお話など、清水寺の文化財ひとつひとつについて、丁寧にご説明いただきました。また、境内のバリアフリー化を行った際の考え方やポイントなども、実際に現場を案内いただきながら解説いただきました。

0621_keidai1 0621_keidai2

 境内の見学の後は、早速グループごとに作戦会議を行い、再度境内に調査に出かけたグループもありました。 日本を代表する文化遺産であり観光地でもある清水寺で、知られざる見どころを発見することができるのか、学生たちの今後の取り組みに期待が膨らみます。

上賀茂神社×京都産業大学『京都の世界遺産PBL ~上賀茂神社の魅力を学生の視点で発信する~』


ここでは、上賀茂神社×京都産業大学『京都の世界遺産PBL ~上賀茂神社の魅力を学生の視点で発信する~』(担当:若松正志先生)の授業の様子や受講生の活動をレポートしていきます。

なお、本クラスの学生が、FacebookとTwitterを開設しております。
こちらもぜひご覧ください。

上賀茂神社×京都産業大学クラス Facebook
上賀茂神社×京都産業大学クラス Twitter

賀茂の水まつり

7月26日(日)、上賀茂神社にて「賀茂の水まつり」が開催されました。本クラスは4月から一丸となって、この水まつりに向かって準備を行ってきましたが、いよいよ本番を迎えます。
本クラスでは水祭りの中で、「流しそうめん」、「大判百人一首」、「お茶席」、「奉納演奏(上賀茂神社との共同企画)」の企画を実施しました。

流しそうめん・百人一首

流しそうめんは、上賀茂神社の二の鳥居の前の広場で行いました。学生たちも和服の装いで、準備も気合も十分です。また、流しそうめんのセットは、8mの竹筒など「世界流しそうめん協会」から提供を受けた本格的なものを使いました。当日は、流しそうめん協会のスタッフの方にもお手伝いいただき、名実ともに本格的な流しそうめんを提供しました。 流しそうめんの実施にあたっては、多くの苦労もありました。この「世界流しそうめん協会」への協力依頼や、食物を扱う関係から保健所との調整と届出、また、火気を使うための神社との調整など、あらゆる方面との調整を学生が主体で行ってきました。流しそうめんは、当日の気温が高かったこともあってか行列ができ待ち時間が出るほどでした。老若男女を問わず、外国人観光客の方も参加して、そうめんをおいしそうにすすっておりました。
流しそうめんを行っている横のスペースでは、大判の百人一首を行いました。百人一首は、上賀茂神社や水に関係のある句を中心に、手作りで作られたものです。流しそうめんの順番を待っている子どもたちを中心に盛り上がっていました。

nagashisoumen 100nin1shu

お茶席・奉納演奏

流しそうめんのあとは、境内でのお茶席です。お茶席は、土屋の東側で行いました。お席のすぐそばにはならの小川が流れており、お茶をいただくのには、うってつけの場所です。このお茶席のお茶は表千家の先生のご指導のもと、神山の水を使った上賀茂神社ならではの本格的なものです。お茶とお茶請けのセットを提供し、目標の売り上げ数には届きませんでしたが、召し上がられた方には満足されていたようでした。
同じ時間帯に、境内の橋殿及び細殿前で奉納演奏を行いました。奉納演奏は、本クラスと上賀茂神社の方でそれぞれ演奏団体を調整しました。本クラスは大学生のサークルを中心に演奏団体を打診したのですが、神社やおまつりの雰囲気にあうかどうかなどを上賀茂神社と相談しながら進めてきました。演奏が始まると多くの方が足を止め、演奏を聴き入っていました。

ochaseki ensou

神社の行事への参加

水まつりのクライマックスは、絵馬神輿の境内巡幸です。本クラスの学生も男子学生を中心に御神輿を担いで境内を巡幸しました。御神輿を担いだ学生にとっては、普段では経験できない、非常に貴重な機会となりました。

 mikoshi1 mikoshi2

水まつり後の活動について

 水まつり終了後には、後日に上賀茂神社と振り返り会の打ち合わせを行い、その打ち合わせを踏まえ、反省会を実施しました。この振り返り会、反省会を踏まえ、中間発表会、成果発表会の準備を進めていきます。

kamigamo_furikaeri1 kamigamo_furikaeri2

上賀茂神社との最後の打ち合わせ

7月11日(土)、受講生と上賀茂神社関係者との打ち合わせが行われました。

これが水まつり本番<7月26日(日)>に向けての最後の上賀茂神社との打ち合わせとなります。打ち合わせでは、学生がそれぞれ担当しているイベントについて、当日までの準備から、当日の設営やイベント運営、撤収に至るまでのスケジュールの説明や注意事項の確認など、細部に至るまで神社関係者への説明と確認を行いました。学生が行う企画は、流しそうめんやお茶席、演奏の奉納などがあります。当日の実施企画やスケジュールについては、ポスターをご覧ください。

0711meeting

打ち合わせの後は境内に出て、それぞれのイベントを行う場所の下見を行いました。下見では、実際の現場を見ながら、設営のシミュレーションや参加者の導線などについて意見交換を行いました。

これまで約4か月をかけて行ってきたPBLでの学習や活動の成果がいよいよ試されます。
皆様もぜひ、7月26日(日)は上賀茂神社に足をお運びいただき、新しい「水まつり」にご参加ください!

0711keidai

水まつりのポスターはこちら

Twitterを活用した上賀茂神社PHOTO SHARE WEEKも実施します。
詳細は本クラスの特設Facebookをご覧ください。
学生が作成した上賀茂神社の紹介動画もご覧いただけます。

上賀茂神社訪問&打ち合わせ

本クラスは、上賀茂神社の公式行事のひとつ、「水まつり」の活性化をテーマに活動を行っています。その「水まつり」は7月26日(日)開催予定であり、本番が近付いているため、クラスの活動も活発化してきています。

5月30日訪問

京都世界遺産PBL科目の開講式・オリエンテーションが始まる前の5月30日(土)の午前中、若松先生のクラスは、水まつりの舞台となる境内の見学と、神社職員の方との打ち合わせのため、上賀茂神社を訪れました。
境内の見学では、まず、4月に訪問した際には他の行事の関係で参拝できなかった権殿を参拝した後、「水まつり」の舞台の一つである新宮神社にて改めて「水まつり」の内容と趣旨の詳細について説明を受けました。その後、実際に「水まつり」で行われる「巫女の舞」を見学しました。

mai_kengaku

その後、神社職員との打ち合わせを行い、これまで学生が考えてきた「水まつり」で実施するイベントの素案やアイデアを提案し、実現可能性を確認しました。神社側からはそれぞれの案について、実施の可否や実施する場合に考えられる課題などについてアドバイスをいただきました。水まつりで実施するイベントの方向性が見えてきた一方で、具体化に向けては、まだまだ検討の余地が残っており、提案内容を再整理した上で日を改めて上賀茂神社と協議することとなりました。

学生たちは、午後から開講式に参加したあと、夕方には早速振り返り会を行い、次回協議に向けての課題や役割分担について確認し、次回の授業までに成果をまとめ報告することになりました。

6月13日訪問

6月13日(土)は当初キャンパスプラザ京都で授業を実施する予定でしたが、予定を変更し、上賀茂神社で協議を行うことになりました。学生たちは前回(5月30日)の打ち合わせから、それぞれの役割に応じて活動や調査を行ってきました。今回は、神社との協議の前に、若松先生とミーティングを行い、各自のこれまでの活動・調査の共有と神社との協議事項の確認を行いました。
神社との打ち合わせでは、前回に引き続き「水まつり」で実施するイベントについて意見交換を行いました。また、神社からの要望も受け、大学生や参拝者に対しアンケートを取ることになりました。

0613meeting

その他には、広報担当の学生が、5月30日の打ち合わせ以降、「水まつり」を広く知らしめるためにTwitterやFacebookを開設し、SNSを活用した情報発信を行っています。

「水まつり」本番まで、あと1か月半。学生たちの活動も本格化してきました。

インタビュー・トレーニング

5月9日(土)は、東寺を舞台に授業を展開している京都市立芸術大学の宇野先生のクラスと合同で、元NHKアナウンサーの森 吉弘氏を講師にお招きし、インタビュートレーニングを行いました。舞台となる世界遺産への理解を深めるために、また課題の発見や解決策の仮説を立証するプロセスにおいて、世界遺産の関係者や地域の方々へのインタビューは非常に重要です。森氏曰く、アナウンサーの数ある仕事のうち、インタビューはもっとも難しい仕事の一つであるとのこと。90分の限られた時間の中、インタビューを行う際の心構えや、必要な事前準備、また、初心者でも活用できるインタビューでのテクニックなどについて、ご自身の経験を交えながら、わかりやすく解説いただきました。

interview_training

森氏の熱意あふれる講義に、学生たちは真剣に耳を傾け、メモを取っていました。

インタビュートレーニング終了後には、若松先生の助言のもと、学生が主体となったミーティングが行われました。ミーティングでは、これまでに実施した授業外活動の報告や、次回授業までの活動について話し合いが行われました。リーダー・記録・連絡・広報などの役割分担を決め、「水まつり」の活性化に向けた方策に関して、趣旨の確認、広報の仕方、イベントの内容、費用の問題など、活発な議論が交わされました。

学生たちは2回目の顔合わせにもかかわらず、すでに打ち解けあった様子で、非常に良い雰囲気のなか授業が行われました。

kamigamo_mtg04-1 kamigamo_mtg04-2

 

第1回授業~上賀茂神社初訪問

4月18日(土)、上賀茂神社を舞台に活動する、京都産業大学の若松先生の授業がスタートしました。

午前中はキャンパスプラザ京都にて授業が行われました。若松先生からは、京都の世界遺産を活用したこの新しい授業を、大学を超えたゼミのような感じでやっていきたいとしたうえで、上賀茂神社の歴史や年中行事の説明、また、上賀茂神社と下鴨神社との関係などのレクチャーが行われました。受講生同士もアイスブレイク・自己紹介を通じて意気投合し、さっそくSNSを活用して連絡先の交換を行うなど、盛り上がりを見せていました。

午後からは、場所を上賀茂神社に移して授業が行われました。受講生全員で本殿に参拝した後、上賀茂神社の晴山権禰宜による案内のもと、境内の見学を行いました。見学では権禰宜から、有名な細殿前の立砂の伝承や、紫式部が通ったといわれている縁結びにゆかりのある片岡社の紹介、また、本科目のテーマである「賀茂の水まつり」の舞台となる「ならの小川」や「水まつり」の様子、水を司る龍神を祀った「新宮社」などについて、丁寧にご説明いただき、上賀茂神社の理解を深めました。

kamigamo_first_1 kamigamo_first_2

今年は上賀茂神社にとっても式年遷宮が実施される重要な年です。神社の関係者の方からは、学生が参画することによって、地域の方も巻き込んだ例年以上に意義深い「水まつり」になればと、大きな期待が寄せられていました。

お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 単位互換事業 担当
TEL 075-353-9120 FAX 075-353-9121
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

第12回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム(石川)を開催しました!

 
 去る9月12日(土)、13日(日)の2日間にわたり、金沢工業大学(石川県野々市市)において、「大学に求められる役割と大学コンソーシアムの新たな展開」をメインテーマとし、第12回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラムを開催いたしました。

 大学のあり方が大きく変化する中で大学コンソーシアムにも新たな展開が求められているなか、大学が地域との協働教育を通してコミュニティ形成に果たす役割や、地域コミュニティの崩壊を防ぐための高等教育機関の地方創生の活動に着目し、コンソーシアムの新たな発展につながる道を考察しようと、全国各地の高等教育機関・行政等から310名の方々にご参加いただきました。

 1日目の基調講演では、「地方創生と大学の果たす役割」をテーマに、東京大学公共政策大学院 客員教授の増田寛也氏をお迎えし、様々な視点から、地域で大きな役割を果たす大学が今後どのような地方創生を行っていくべきかを講演いただきました。

▽基調講演の様子                 ▽基調講演者 増田寛也氏
IMG_0520   IMG_0503

 また、シンポジウムでは、行政、大学教員、地域・大学連携機構の立場から、「地域創生と地域コミュニティの役割」「地域連携のなかで大学に求められる役割」「京都における大学共同教育推進事業の推進と今後の展開」「地域型社会と大学」という4つの話題を提供いただき、その後ディスカッションを行い、活発な議論が繰り広げられました。
 並行して行われたポスターセッションは大盛況で、各コンソーシアム組織の取り組みについて参加者から多くの質問や感想が出され、出展者と参加者とが積極的に交流する場面が見られました。

▽シンポジウムディスカッションの様子       ▽ポスターセッション(出展21団体)
IMG_0935   IMG_0607

 2日目の分科会では、「地域活性や地域サービスの担い手となる人材の育成」や「自治体や地域と連携した留学生受入れ環境整備にむけて」等、大学やコンソーシアムをめぐる様々なテーマを扱った6分科会を実施し、実践事例報告や参加者との意見交換等を展開しました。

▽分科会(全6分科会)
 ワークショップの様子            ▽事例報告の様子  
IMG_1302    IMG_1338

 なお、次回第13回のフォーラムは2016年9月に広島にて開催予定です。詳細は決定次第、大学コンソーシアム京都のホームページにてご案内予定です。
ぜひご参加いただけますよう、ご検討ください。

「第12回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム」【開催概要はこちらから】

「第12回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム」【リーフレットはこちらから】

仁和寺×立命館大学『政策科学特別実習1「京都の世界遺産 仁和寺」』


ここでは、仁和寺×立命館大学『政策科学特別実習1「京都の世界遺産仁和寺」』(担当:桜井政成先生)の授業の様子や受講生の活動をレポートしていきます。

仁和寺見学・調査計画

8月4日(月)、仁和寺を舞台に活動を展開する立命館大学の桜井先生の本格的な授業が仁和寺境内でスタートしました。
桜井先生の授業テーマは、地域活性化の一手法である「Asset-Based Community Development(アセット・ベースド・コミュニティ・ディベロップメント」(ABCD)を活用し、仁和寺の魅力・価値がグローバル・ローカルに高まり、新たな「ご縁」を生み出せる企画を実施する可能性を探ること。「ABCD」とは、地域に存在する資源をもとに地域を活性化し発展させることで、ここでの「資源」とは、その地域に存在する文化財や自然・景観などはもちろんのこと、その地域に存在する学校や病院や企業、また多様な地域住民や住民間のつながりなど、あらゆるもの地域活性・発展のためのものを「資源」ととらえます。
授業では、学生が1,100年以上の歴史を持つ仁和寺の「強み」を理解し、また、周辺に存在する学校や宿泊施設、店舗、交通機関等の地域資源を理解することで、新たな企画の提案を考えていきます。さらには、そのアイデアに基づいた試験的な取り組みを実現することも目指していきます。
授業初日の午前10時に仁和寺へ集合した学生たちは自己紹介を行い、桜井先生から授業概要やスケジュールの説明を受けた後、仁和寺の僧侶で財務部管財課の金崎義真課長ご案内のもと、境内の見学を行いました。
金崎課長からは、仁和寺の境内にある建造物や文化財についての紹介をはじめ、文化財を維持していくための工夫や苦労について、また、仁和寺に関する多様な観点から話題提供をいただきました。この日はとても暑かったのですが、金崎課長も丁寧にご説明頂き、また学生達も熱心にご案内を聞いていました。

ninnaji1-1 ninnaji1-2 

午後からは、桜井先生による「ABCDアプローチ」に関するレクチャーを受けた後、午前の見学や仁和寺からの話題提供をふまえ、「仁和寺の魅力、資源、興味深い点」について、模造紙とポストイットを用いたワークショップを行いました。わきあいあいとした雰囲気でワークは進み、学生からは、文化的価値、自然、土地、関連施設、地域住民の方など、多数の意見を出し合いました。また、次回の授業で行う発展的な調査に向けて、何を調査対象とするかについて話し合い、その結果、観光客を調査するチームと周辺施設・地域に調査するチームに分かれて調査を行うこととなりました。各チームは、それぞれに次回の調査計画を立てて、今回の授業は終了となりました。

ninnaji1-3 ninnaji1-4

次回は9月17日〜18日に仁和寺での合宿授業を行い、翌19日には、合宿のまとめ作業とJR京都駅前での観光客調査を行う予定です。

京都学生祭典 「京炎 そでふれ!」がギネス世界記録™を達成しました!

【世界への挑戦in伏見】「京炎 そでふれ!」でギネス世界記録™を達成!

学生が企画から運営までを行い,京都の大学,経済界,地域,行政がオール京都で支援する京都学生祭典事業の学生実行委員会が、本年10月に開催予定の京都学生祭典本祭に先駆けたプレイベントとして、伏見地域の7商店街、京都国際学生映画祭と連携し、盛大な地域交流イベントを開催しました。

京都学生祭典のオリジナルの創作おどりである「京炎 そでふれ!」が誕生して10年が経ち、学生おどり手も毎年1,000人を超えるようになりました。そこで,11年目の今年、京炎 そでふれ!スペシャルバージョンを一堂に踊る人数の多さ(Largest Comtemporary Dance)でギネス世界記録™へ挑戦し、見事認定されました。
学生たちの熱い想いで京都の地域を盛り上げようと企画された今回の大規模なプレイベントは、多数の来場者の皆様にお越しいただき、盛況のうちに終了いたしました。ご来場くださいました皆様、並びに多方面にてご支援くださいましたすべての皆様に御礼申し上げ、開催のご報告とさせていただきます。
※ギネス世界記録™はギネスワールドリミテッドの登録商標です。

プレイベント開催概要

日 時

2015822日(10:00-19:30

場 所

京都市伏見区 伏見桃山・中書島エリア

 主 催

 京都国際学生映画祭
・F7プロジェクト
伏見大手筋商店街/納屋町商店街/竜馬通り商店街/油掛商店会/伏見風呂屋町商店街/中書島柳町繁栄会/中書島繁栄会)

 ▼イベント内容はこちら!

開催実績

総来場者数

23,390名企画参加述べ数※実行委員会調べ)

実行委員数

86名(18大学)

協 力

・ぴあぴあコミュニティサポート
・向島学生センター(留学生)
・京都留学生PRチーム(留学生)

ギネス世界記録™挑戦企画

SONY DSC

記録タイトル

最大のコンテンポラリーダンス
「Largest Comtemporary Dance」

挑戦者数 

639名(16大学1高等学校1中学校2団体

認定記録

616名(全挑戦者639名のうち23名失格)

これまでの記録

554名
※2012年5月にインドのムンバイでテレンス・ルイス・コンテンポラリー・ダンス・カンパニーによって打ち立てられた記録

認定ルール 

・事前にダンスの振り付けを提出し、ギネスワールドレコーズの承認を受けること。
・記録の数としてカウントされるのは、その振り付けにそってダンスをした人のみ。
※物真似をしている程度では数に含まれません。

レポート

京都学生祭典のプレイベント史上、最大規模となった今回の企画は、伏見地域の7商店街をはじめ関係各位の強力なサポートのおかげで無事終了し、学生たちの希望に満ちた熱い想いと挑戦は、「ギネス世界記録™認定」という最高の形で幕を閉じました。
学生たちは「京都の魅力発信」と「地域の活性化」を目標に、日々様々な交流活動をしています。「京炎 そでふれ!」というおどりを通じたこうした交流が、「学生のまち京都」の魅力となって全世界へ発信されること、そして何より、京都学生祭典が地域に根付き、京都のまちをより一層活性化できるようなそんな団体を目指して、今後も新たな取り組みを模索していきたいと考えます。
京都学生祭典の集大成は毎年10月に行われる本祭です。このイベントの成功でよりパワーアップした本祭にどうぞご期待ください!

kousaku

本祭告知

aeon3bana

個人サポーター募集

kosapo

お問い合わせ

京都学生祭典実行委員会
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下ルキャンパスプラザ京都内(月曜日休館)
Tel:075-353-9432   Fax:075-353-9431
E-mail:saiten13th-ml■consortium.or.jp(■を@に変えて送信してください)
京都学生祭典公式Webサイト:http://www.kyoto-gakuseisaiten.com/