第28回京都国際学生映画祭 プレイベント「生死(しょうじ)」を開催しました!

第28回京都国際学生映画祭のプレイベントとして、2026年1月17日(土)に「生死(しょうじ)―映画と宗教 生を映し、生を問うひととき—」を開催しました。清水寺 経堂(非公開重要文化財)にて、映画を鑑賞し、平安時代より全国から学僧が集ったという特別な空間で生死について思いを巡らせる貴重な時間となりました。


まず初めに、実行委員長の挨拶・上映作品の紹介を行いました。開催日の1月17日(土)は阪神・淡路大震災より31年を迎える日でもあり、映画の上映前に、森 清顕 師(清水寺 執事)にお経をあげていただき、来場者の皆様とともに、祈りをささげるとともに、「生きる」ことに向き合う場をととのえました。

続いて、昨年の「第27回京都国際学生映画祭」の入選作品である、以下の3作品を上映しました。

1.“The hills of the birds”(韓国/2024/27分/フィクション)監督:Lee Euntaek
(あらすじ)
「鳥の山」、鳥だけが越えられると言われていた山は、誰一人超えることはできなかった。数十年前に唯一超えることができた父は、今では数メートルの丘さえ登れないがん患者だ。車椅子の父と病院から帰る途中、息子のザイオンは急な丘を越えて家に帰ろうとする。

2.“Vortex”(韓国/2024/19分/フィクション)監督:JANG Jae-Woo
(あらすじ)
男の子は、父親が海で働いている間、病気の母親の世話をしている。彼は母親と父親に関する最悪の想像に悩まされ、ひどい悪夢に苦しんでいる。ある日、彼は海辺で大きな岩を引きずっている女の子を見かけ、彼女の後を追い、彼女がどのようにして最悪の想像から逃れたのかを発見する。

3.『にわとりはじめてとやにつく』(日本/2024/16分/アニメーション)監督:栗原 侑莉
(あらすじ)
200X年、世界は「全ての生き物が生まれも死にもしなくなる」という未知の災害に襲われた。生という無期懲役を課せられた世界で男と少女は出会う。なぜ人は生きるのか、この命に意味はあるのか。人が生きる意味に迫った、短編アニメーション映画作品。

作品の上映後は、ゲストに森 清顕 師(清水寺 執事)、髙木 慶子 氏(上智大学グリーフケア研究所 名誉所長 / 全人力を磨く研究所 理事長)をお迎えし、大学コンソーシアム京都・学生支援事業部長の山口 洋典(立命館大学 共通教育推進機構 教授)の司会のもと、「生きること」と「死ぬこと」にまつわるトークセッションを行いました。
参加者の方からの質問や、『にわとりはじめてとやにつく』の栗原 侑莉 監督との対話を交えながら、「生き抜くとは何か?」に思いを巡らせました。



参加者の皆様からは、「普段入ることのできない場所で映画を見せていただき特別な体験をさせていただきました。」「生死について考えさせられる内容のそれぞれの映画、また示唆に富んだゲストのトーク、何れも深く心に残りました。夜の清水寺への道中や素晴らしい夜景も印象的で、お寺での開催という場所の醸し出す雰囲気とあいまって忘れられない夜となりました。」「人生を生きていく上で、死とはどのようなものなのかについて改めて見つめ直す機会になりました。」とのご感想をいただきました。

本イベントについては、KYOTO CMEXポータルサイトにも掲載いただいておりますのでぜひご覧ください。

本映画祭は、2026年2月20日(金)~2月23日(月・祝)に、京都文化博物館フィルムシアターにて開催します。
入選作品をはじめ、最終審査員企画・特別企画も上映予定です。ぜひお越しください!
詳細はこちらからご確認ください。

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