2015年度

開催概要

2015年度 京都FDer塾

テーマ:大学での「学びの第一歩」をどうデザインするか?〜継続的な学びをモチベートする仕掛けを考える〜

カリキュラムとしての学士課程教育の実現において4年間の継続的な学びをどのようにデザインするか、その第一歩をどのように仕掛ければよいかを、初年次教育としての視点、正課との接続教育の視点から検討します。
上記のような切り口からユニークな取り組み事例について、その背景、実施内容、評価と課題などについて情報提供していただき、参加者の大学における「学びの第一歩」がどのようにデザインされるべきかについてのヒントを得る機会とします。

日 程
2016年1月23日(土) 13:00~17:00 (12:30開場)
会 場
キャンパスプラザ京都 5階 第1講義室
主 催
公益財団法人 大学コンソーシアム京都
対 象
FDに興味を持つ大学教員・職員、その他大学関係者等
参加費
加盟校の方:無料
非加盟校の方:¥1,000 (当日受付にてお支払いください)
定 員
150名(先着順)
内 容
案内チラシ【詳しくはこちらから】

基調講演

「学生を黙らせる問いと考えを深めたくなる問い 」

 塩瀬 隆之 氏

(京都大学総合博物館 准教授/前 経済産業省産業技術政策課 課長補佐)

事例紹介

京都造形芸術大学 

中山 博喜 氏 (創造学習センター 准教授)

京都大学  

喜多 一 氏 (国際高等教育院 副教育院長/教授)

岐阜大学 

廣内 大輔 氏 (教育推進・学生支援機構 学修支援部門  准教授) 

パネルディスカッション

実施報告

大学コンソーシアム京都では、1月23(土)に「2015年度京都FDer塾:大学での『学びの第一歩』をどうデザインするか?~継続的な学びをモチベートする仕掛けを考える~」を開催し、加盟大学・非加盟大学から70名の方にご参加いただきました。

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「カリキュラム・デザインとは何か」をテーマにした昨年度に引き続き、今年度はプログラムとしての学士課程教育の実現において、4年間の継続的な学びをどのようにデザインするか、その第一歩をどのように仕掛ければよいかについて、初年次教育としての視点、正課との接続教育の視点から検討しました。まず塩瀬隆之先生(京都大学総合博物館 准教授/前経済産業省産業技術政策課 課長補佐)から「学生を黙らせる問いと考えを深めたくなる問い」というテーマで基調講演をいただいた後、具体的なカリキュラム改革に取り組んでいる3大学より事例報告が行われました。京都造形芸術大学の中山博喜先生(創造学習センター・准教授)より、「マンデイ・プロジェクト+ロールモデル研究」について、京都大学の喜多一先生(国際高等教育院・副教育院長/教授)より、「ポケット・ゼミ」について、岐阜大学の廣内大輔先生(教育推進・学生支援機構学修支援部門・准教授)は、「学びをデザインする」についてお話しいただきました。

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後半は、大学コンソーシアム京都 FD企画研究委員会マクロチーム委員である京都薬科大学の有本収先生の司会で、パネル・ディスカッションを行いました。予めフロアから集められた質問をもとに、講演・報告に対する疑問点への回答・補足が行われるとともに活発な議論が交わされました。

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最後に、今回のセミナーのアンケート結果では、「大変満足した」「満足した」との回答が90%を占めており、参加者にご好評をいただけた勉強会となりました。また、「高校教員、大学教員、大学職員と異なる職種の方が一緒に検討できた」「グループワークをさせることがアクティブ・ラーニングではなく、あくまでの方法論のひとつであり、それぞれの授業によりうまく使い分ける必要があると再認識できた」といった感想が寄せられました。

お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 FD事業 担当
TEL 075-353-9163 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

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