「京都世界遺産PBL科目」の運営で連携
公益財団法人大学コンソーシアム京都(赤松徹眞理事長)と「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」(松浦晃一郎会長)は、2015年度から、単位互換事業の新たな科目として「京都世界遺産PBL科目」を協力して展開することとし、5月30日(土)、協力協定の記者会見と締結式を行いました。世界遺産を学びのフィールドに、単位互換制度として取り組む京都世界遺産PBL科目は、全国初の試みとなります。このPBL科目は、全国の数ある大学コンソーシアムに先駆けて単位互換に取り組んできた大学コンソーシアム京都の実績と、京都の世界文化遺産や多くの文化遺産所有者のネットワークを有し、文化財の保護・継承に取り組む「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」が、新しい大学間連携の取り組みと文化遺産を継承する次世代を育てたいという考えが一致して誕生いたしました。
キャンパスプラザ京都2階ホールで行われた協定締結式には、学びの舞台となる世界文化遺産の所有者を代表して、有馬賴底・京都仏教会理事長や田中安比呂・賀茂別雷神社(上賀茂神社)宮司が臨席し、また、山田啓二・京都府知事、門川大作・京都市長も加わるなどオール京都で取り組む体制となりました。
赤松理事長は「京都世界遺産PBL科目に参加することで、世界遺産に対する理解の深化や学生ならではの視点による課題解決提言に期待する」とコメント。松浦会長、有馬猊下、山田知事、門川京都市長からも本取り組みに対する期待の声が聞かれ、京都の財産である学生と文化財がこのプログラムでつながることへの期待の高さがうかがわれました。その後、協定書に赤松理事と松浦会長がサインを行い、登壇者6名による記念撮影を行いました。
協定式終了後には 「京都世界遺産PBL科目」の開講式・オリエンテーションが行われ、学生を前に松浦会長自らが世界遺産についての講義を行いました。今後の活動は「京都世界遺産PBL科目」の特設サイトでレポートしていきますのでぜひご注目ください。
【写真左上】
協定締結の記者会見する赤松理事長(右から3人目)
【写真右上】
協定書に署名する赤松理事長と松浦会長(右から2人目)
【写真右下】
協定書のサインを終え記念撮影に応じる赤松理事長ら
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