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京カレッジ「京都学講座」(大学コンソーシアム京都 提供)

事業概要

大学コンソーシアム京都では、2001年に開講した「プラザカレッジ」において、京都学研究の研究成果を「京都学講座」として公開してきました。2009年度からは、京都市とともに運営する大学の知の資源を地域に開放する生涯学習事業「京(みやこ)カレッジ」における京都力養成コースの一講座として、京都に関する様々な事象の中から毎年テーマを設定し実施しています。2018年度で18回目の開講となります。

kyoto-city_logo京都市協働事業

2018年度 京都学講座「京都で生まれましてん~みやこ発祥の文化~」

開催概要
京都は長きにわたって都であったこともあり、悠久の時の中で、さまざまなモノや文化を生み出してきました。京都で生まれたものは、古くは祇園祭に代表される風流の文化や茶の湯から、近年のフォークソングや女性下着としてのブラジャーに至るまで、きわめて多種多様です。本年度は、京都生まれにトコトンこだわった講座を展開します。例年に増して多彩な講師陣を招き、それぞれのモノや文化がどのようにして京都で誕生し、それらが如何にして全国へ伝えられていったのか、受講生の皆さんといっしょに考えてみたいと思います。
日 程
2018年5月19日(土)~2018年12月1日(土) 各コースとも定員250名
【午前コース】 10:00~11:30 ( 受付 9:30~ )
【午後コース】 12:30~14:00 ( 受付 12:00~ )
2017年度より「午前コース」、「午後コース」の各定員を250名と多くしております。どちらかのコースにお申込みください。どちらも同じ講義内容です。各コースとも定員を超過した場合は抽選で受講の可否を決定します。また、出願後のコース変更、開講後の他コースの受講はできませんのでご注意ください。
※全10回基本講座+2回の実地講座(実地講座は時間、場所が異なります)
なお、2018年度京都学講座の開講にむけて、3月10日(土)に特別講座(要申込・入場無料)を実施します。 
会 場
キャンパスプラザ京都 4階第2講義室
(京都市下京区西洞院通塩小路下る)
受 講 料
10,000円(基本講座10回)
※実地講座は別途費用が必要です。
内 容
大学コンソーシアム京都 京都力養成コース京都学講座 パンフレット 【PDF】

第1回 5月19日(土) 「祇園祭の山鉾巡行~「山・鉾・屋台行事」と京都~」

講師: 橋本 章 氏  京都文化博物館 学芸員

京都祇園祭の山鉾行事は、全国32の山・鉾・屋台行事と共に、2016年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。中でも京都祇園祭の山鉾巡行は、日本中に展開する類似した祭礼行事の源流となったものとして認識されていますが、京都祇園祭に登場する山鉾は、構造物としては実は孤高の存在なのです。本講座では、山車祭礼の発祥の地としての京都の祇園祭の位置付けについて、諸国の祭礼との比較から検討してゆきます。

第2回 6月 2日(土) 「今西錦司~京都北山から未知の自然へ~」

講師: 岩坪 五郎 氏  京都大学学士山岳会々員、日本山岳会々員
講師: 八木 透 氏  佛教大学 歴史学部 教授

今西錦司は明治35年(1902)京都西陣で生まれ、京都一中で京都の北山登山のための組織を、三高、京大で日本アルプス初登攀のための組織を作り、昭和6年(1931)5月ヒマラヤ初登頂を目的とするAACK(Academic Alpine Cub of Kyoto) 京都学士山岳会)を設立しました。今西の登山探検研究の歴史は、目標の策定と組織作りの弁証法的発展でありました。そこに彼のリーダーとしての優れた人格がみられます。今西はリーダーの条件として、人気、使命感、洞察力だと私たち後輩に語りました。

第3回 6月23日(土) 「ブラジャーと京都~伝統文化が息づく千年の都から、下着を通して根付いた洋装文化~」

講師: 石関 亮 氏  公益財団法人京都服飾文化研究財団 学芸課 課長/キュレーター
講師: 春名 のぞみ 氏  株式会社ワコール 総合企画室 広報・宣伝部 広報・宣伝課 課長

戦後、ワコールは女性のファッションが和装(着物)から洋装(洋服)へと大きく変化する中、世の女性に美しくなって貰うことを理念とし、いち早く洋装下着を手掛け、日本の下着文化、洋装文化を創造し、根付かせました。そのワコールの歴史と京都との関係を紹介するとともに、ブラジャーをはじめとした下着の起源や西洋における歴史、ファッションとの関係を紐解きます。 

第4回 7月21日(土) 「「日本最初京都画学校」の絵画教育~運筆・写生・模写~」

講師: 田島 達也 氏  京都市立芸術大学 美術学部 教授

明治13年(1880)に開校した京都府画学校は日本最初の公立画学校で、今日の京都市立芸術大に至るまで140年近い歴史を刻んできました。師匠に弟子入りして学ぶ従来の絵画教育は、学校となって何が変わったのか。また明治・大正・昭和・平成という時代の移り変わりの中、芸術観の変化にどのように対応してきたのか。京都市立芸術大学芸術資料館にのこる資料や作品をもとに紹介していきます。

第5回 9月1日(土) 「小学校の誕生~学校と地域社会の関係・図画教育と工芸の関係~」

講師: 和崎 光太郎 氏  京都市学校歴史博物館 学芸員
講師: 森 光彦 氏  京都市学校歴史博物館 学芸員

明治2年(1869)、日本で最初の学区制小学校である「番組小学校」が京都で誕生しました。室町時代以来の自治組織である町組を再編して誕生した「番組」を学区とした京都の番組小学校は、今に至るまで、地域の人たちがその運営に大きく尽力してきました。本講座では、このような歴史に由来する京都独自の、学校と地域の関係をお話します。また、工芸が盛んであった京都で小学校において行われた、独自の図画教育についても見ていきます。

第6回 9月29日(土) 「歌舞伎の誕生と京都」

講師: 斉藤 利彦 氏  佛教大学 歴史学部 歴史文化学科 准教授

時代がうねる激動の戦国末期、京都でひとつの芸能が誕生します。歌舞伎です。いたいけな女の子の踊りであるややこ踊りが、出雲の阿国の芸団によって、流行の最先端をいくかぶき者を模倣した歌舞伎踊りと進化します。やがて、男性のみの演劇へと昇華していき、江戸時代を代表する芸能となり、現在に至ります。本講座は歌舞伎の誕生とその大成の道筋を、出雲のお国などを中心に、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

第7回 10月13日(土) 「漫画とアニメーション(鳥獣戯画から)~なぜ京都に国際マンガミュージアムができたのか~」

講師: 吉村 和真 氏  京都精華大学 国際マンガ研究センター 教授

「なぜ京都にマンガミュージアムを作ったのか」「わざわざ大学でマンガについて教える必要があるのか」と、立場上私はしばしば問われます。マンガの起源とも言われる鳥獣戯画が京都にあったから、ではありません。京都出身のマンガ家が特に多いわけでもありません。では、京都とマンガにはどのような関係があるのか。その問いについて、アニメにも視野を広げつつ、歴史的かつ現在的な観点から考察していきます。

第8回 10月27日(土) 「フォークの出発点を語る~1960年代京都フォークと若者文化~」

講師: 豊田 勇造 氏  フォーク歌手・ブルース歌手、エッセイイスト
講師: 川島 智生 氏  京都華頂大学 現代家政学部 教授

1960年代京都で生まれた関西フォークは強いメッセージ性を帯びて、全国に伝播していきます。その活動は「帰って来たヨッパライ」のフォーククルセダーズに代表されますが、同時代の歌手豊田勇造は現在も歌手活動をおこなっており、しかも拠点となったライブハウス拾得を酒蔵から改造してつくりかえた当事者です。リアルタイムで体験した50年前のフォーク黎明期の誕生秘話を、酒蔵文化史研究者でもある川島智生が聞き出します。

第9回 11月17日(土) 「茶の湯のはじまり~書院の茶から草庵の茶へ~」

講師: 山岡 宗儕 氏  茶道速水流 教授

茶の湯の風習は、鎌倉時代禅宗寺院を中心に行われ、室町時代に発展し、会所や寄合で行われました。足利義満の室町殿の会所では茶湯所という部屋があり、ここで茶を立て、座敷に運んでおり、遊興の場において茶が振る舞われました。そして書院の茶と呼ばれる茶の文化が広まりますが、その後、市中の山居を志向する村田珠光の草庵の茶へと移行していき、堺の町衆を経て、その弟子の千利休によって大成されます。

第10回 12月1日(土) 「京料理の源流と創作平安王朝料理」

講師: 堀場 弘之 氏  京料理 六盛 会長

平安建都1200年を記念して、1994年に六盛三代目・堀場弘之は京料理の源ともいえる平安貴族の正餐を蘇らせました。食前酒の「薬酒(くすざけ)」に続く一進「祝菜(ほがいな)」には、中央に「御物(おもの)」と呼ばれるご飯を高く盛り付け、その周囲に金塗の器に彩られた「おまわり」(干肉(ほじし)・蒸鮑(むしあわび)など)が円周状に並びます。その後も、献立は十二進まで続きます。丹念な史実考証に基づいて創作・再現された「創作平安王朝料理」について、美しい写真とともに紹介します。

実地講座

京都学講座では、講義形式の講座だけでなく、実際に現地で京都に触れる「実地講座」を取り入れています。今回の実地講座は次の通りです。
実地講座の参加は京カレッジ生(後述)へのお申し込みが必要です。申込方法は、京カレッジ生として基本講座10回に出願いただき、そのときにあわせて希望する実地講座に出願いただきます。応募多数の場合は抽選となりますのでご了承ください。

実地講座①  7月14日(土) 13:00~15:00(予定)(現地集合・解散) 「京都フォークを歴史的建造物・五條会館で語る~豊田勇造氏の生演奏~」 

定員40名(応募多数の場合は抽選) 参加費3,000円

公演: 豊田 勇造 氏  フォーク歌手・ブルース歌手、エッセイイスト
解説: 川島 智生 氏  京都華頂大学 現代家政学部 教授

五條会館は、京の花街のなかで大正4年(1915)建設の唯一完全な木造建築の歌舞練場であり、現在はほとんど公開されていない、いわば幻の建築でもあります。近代歌舞練場の原初的なイメージを色濃くとどめる2階の桟敷ホールで、歌手豊田勇造による特別ライブ「京を歌う」をおこないます。あわせて川島智生が五條会館を建築史の立場からその特質を解説します。
※会場はエアコン・エレベーターはありません。その他募集ガイドの注意事項をご覧ください。

実地講座②  12月8日(土) 12:00~14:00(予定) (現地集合・解散) 「京料理と手をけ弁当~創作平安王朝料理を添えて~」  

定員60名(応募多数の場合は抽選) 参加費9,000円

解説: 堀場 弘之 氏  京料理 六盛 会長
解説: 小林 一彦 氏  京都産業大学 文化学部 教授、日本文化研究所 所長

明治32年(1898)に創業した六盛の誇る料理が、「手をけ弁当」です。この弁当には、重要無形文化財保持者・人間国宝の中川清司氏が作る白木の桶の内側に塗りをほどこした美しい手桶に、四季折々の食材が様々な味付けで盛り込まれています。今回の講座にあたって、創作平安王朝料理を施した「特別手をけ弁当」をご用意します。人間国宝の造る作品=器を手に取りながら、京料理をご堪能下さい。

お申込み

「京都で生まれましてん~みやこ発祥の文化~」
京都学講座は、京カレッジの講座の一つです。基本講座10回と実地講座の受講を希望する場合は、「京カレッジ生」としてお申し込みが必要です。

申込方法
京カレッジ生募集ガイド(3月6日発行予定)に添付の出願票でお申し込みください。
提出書類
①出願票1部 ※京都学講座用の出願票をお使いください。
②京カレッジ会員証用顔写真(縦3㎝×横3㎝)1枚
※募集ガイドに同封の「出願票提出確認シート」に添付してください。
受付期間
《郵送》2018年3月6日(火)~17日(土)必着
※持参する場合は3月16日(金)・17日(土)10:00~16:00で、キャンパスプラザ京都で受け付けます。
提 出 先
キャンパスプラザ京都内 大学コンソーシアム京都(京カレッジ担当) ※住所は「お問い合わせ先」参照
京カレッジリンク http://www.consortium.or.jp/project/sg/details
受講料の入金について
受講可否の結果通知を郵送する際に同封します振込用紙にて入金してください。
※大学コンソーシアム京都加盟校の正規学生(ただし、大学院・通信教育課程生等を除く)および放送大学京都学習センター全科履修生は基本講座の受講料は無料です。学生証のコピーを出願票に必ず添付してください。

【注記】
1.申込方法の詳細や注意事項は京カレッジ生募集ガイドにてご確認ください。
2.定員を超過した場合は抽選により受講の可否を決定しますのでご了承ください。
3.受講可否の案内は4月中旬迄に郵送いたします。
4.受講の可否についてのお問い合わせはご遠慮ください。
5.一旦入金いただいた受講料は返金いたしませんのでご了承ください。

◆1回ごとの受講について

各講義1回ごとの受講はできません。
ただし、基本講座については毎回25名を定員として、大学コンソーシアム京都加盟校の正規学生(ただし、大学院・通信教育課程生等を除く)および、 放送大学京都学習センター全科履修生は1回ごとの受講が可能です。
下記をご覧ください。

◆大学コンソーシアム京都加盟校の正規学生は基本講座の1回毎の受講が可能です(無料・定員25名)

「加盟校正規学生」とは大学コンソーシアム京都加盟校の正規学生(ただし大学院・通信教育課程生等を除く)および放送大学京都学習センター全科履修生です。1回ごとの受講をする場合は、基本講座で希望する講座の日時に直接会場へお越しの上、受付で必ず学生証を提示してください。受講料は無料です。定員25名を満たした場合等、受講をお断りする場合がありますので、ご了承ください。実地講座への参加は、京カレッジ生として基本講座の10回分とあわせて申込む必要がありますので、学生証のコピーを必ず添付して、左記の申込方法にて期間内に出願をしてください。

今年も特別講座を実施します

※申込みは終了しました。
2018年度京カレッジおよび京都学講座「京都で生まれましてん」の開講記念講座を実施します。このたびは、KBS京都アナウンサーである遠藤奈美氏、海平 和氏を招いて、佛教大学歴史学部教授の八木 透氏とともに、京都にある放送局のアナウンサーとしての苦労・喜び・心がけていることなどとあわせて、様々な京都発祥の文化についてお話しいただきます。

2018年度京都学講座開講記念
特別講座 2018年3月10日(土)

「京を伝える女性たち~京都から世界への発信~」
講師: 遠藤 奈美 氏(KBS京都アナウンサー)
講師: 海平 和  氏(KBS京都アナウンサー)
  講師: 八木 透  氏(佛教大学 歴史学部 教授)

時間: 10:30~12:00 (開場10:00)
会場: キャンパスプラザ京都 4階 第2講義室
定員: 250名(事前申込)※応募多数の場合は抽選
参加費: 無料

お問い合わせ先

公益財団法人大学コンソーシアム京都 京カレッジ(京都学講座)担当
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る キャンパスプラザ京都1階
TEL.075-353-9140 FAX.075-353-9121
MAIL:miyakare■consortium.or.jp(■を@に変更して送信してください)
※お問い合わせ受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

事業内容について

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