令和5年度「学まちコラボ事業」成果報告会を開催します!!

京都市と大学コンソーシアム京都が、大学・学生と地域が連携して実施する地域活性化に向けた取組を支援する「学まちコラボ事業(大学地域連携創造・支援事業)」において、このたび、令和5年度「学まちコラボ事業」成果報告会を開催します。

報告会では今年度採択された11団体が、これまでの活動を振り返り、取組の成果を発表します。
地域の風習や文化の継承による地域振興など、学生による認定事業の報告から、大学と地域の新たな連携の可能性や地域活性化のヒントを見つけませんか?

採択団体の事業概要はこちらをご覧ください↓↓↓
令和5年度学まちコラボ事業 採択団体 

 

令和5年度「学まちコラボ事業」成果報告会

日 時 令和6年3月20日(水・祝日) 13:00~18:00(終了予定)
会 場 キャンパスプラザ京都2階 ホール
当日の流れ

13:00~ 開会、令和5年度 採択団体による成果発表                 
     ※1発表につき@15分(質疑・入替含む)11事業
16:20~ 意見交換・交流会 (※参加は、採択団体のみとなります
17:20~ 表彰式・講評
18:00  閉会(予定)


※詳しいスケジュールはこちらをご覧ください↓↓↓
 令和5年度学まちコラボ事業 成果報告会報告会 スケジュール  

 

参加について

・要申込
以下の「お申込みはこちら」フォームからお申し込みください。

参加費 無料


●案内チラシはこちら
 ⇒成果報告会案内チラシ  

●学まちコラボ事業の内容について詳しくはこちら
 ⇒https://www.consortium.or.jp/project/chiiki/gakumachi

 

令和6年3月1日(金)~3月16日(土)の期間で参加申し込みを受け付けております。
参加をご希望の方は、以下のお申込みフォームからお申込みください。
 

 

お問合せ・お申し込み先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 学まちコラボ事業担当
TEL :075-353-9130 FAX: 075-353-9101
MAIL:gakumachi-admin-ml■consortium.or.jp
(■を@に変更して送信してください)
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00

令和5年度学まちコラボ事業 学まちNEWS!

令和5年度 学まちコラボ事業の取組をご紹介します。

大学・学生と地域が『コラボ』して京都のまちづくりや地域の活性化に取り組む企画・事業を募集し、助成支援を行う“学まちコラボ事業”。
今年度採択団体の取組をお知らせします!!

【活動紹介】 同志社大学、立命館大学等 京都学生演劇祭実行委員会

9月10日(日)、「京都学生演劇祭2023」を見学してきました!

昨年と同じ左京区養正地区で開催され、京都学生演劇祭の象徴である「蛹」に見立てられた野外特設舞台が行き交う人々の目をひいていました。

京都学生演劇祭は、9/9(土)~16(土)まで(間に1日休みあり)長期間開催され、参加団体は9団体と大規模なイベントになっています。昨年も幅広い客層の方が演劇を見に来られていましたが、この地での開催が2年目となった今年は、場所の定着やイベントの周知度も相まって観客席は座れないほどの超満員でした。

そんな大規模なイベントの企画運営は、すべて学生が主体となってすすめられています。                                              今回は、京都学生演劇祭実行委員会の委員長に「演劇祭を学生が主体となって行うことの魅力」などを、京都学生広報部員が記事にしてくれています。

ぜひ、インタビュー記事をご覧ください!!!

 京都学生広報部 コトカレ https://kotocollege.jp/archives/30303

 

【活動紹介】大谷大学 大谷大学And House

10月18日(水)、「大谷大学And House」の活動を見学してきました!

主な活動地域は、京都市北区の北部にある中川学区。                                      中川学区は北山杉の産地ですが、近年高齢化の進行により伝統的な林業の継承が難しくなりつつあり、活気が失われつつあることから、そこに学生が関わって地域の活性化に取り組んでいます。取り組みの一つとして、クラフトビール「京都・中川まんまビーア!」の製造・販売をしています。

ビールに使用される「まんま茶」は、中川学区で栽培されてきたお茶ですが、古いタイプのお茶に近い系統と言われ、少し苦みのある味わい深いお茶ということです。                                                 住民の方と一緒にまんま茶を製造し、その後のビール製造・販売は福祉事業所の協力を経て、ネットや店頭で販売されます。
今回は、大谷大学に「まんまビーア」の瓶にラベルを貼る作業を見学してきました。                        この作業に至るまでには、まんま茶のお茶摘み、選別、蒸す・煎るという作業工程があり、その後、醸造の依頼をされるということです。大谷大学And Houseの出原さんによると、お茶の煎り方によっても味が変わるので、毎年の出来を一定するのに苦労するということでした。

200本ほどの瓶にラベル(長いラベルでした!)を一つ一つ貼る作業は、根気のいる大変な作業ですが、みんなで協力して次々にラベルが貼られた瓶ができていくのを見て、チームワークの良さを感じました。                                自分たちで作り上げた物が商品になり、店頭で売られるという喜びは、大きいと思います。

ビールの購入を通じて、茶葉の対価が中川地域で行う地域福祉活動に還元されるということです。大谷大学And Houseでは、毎月中川地域に出向いてクイズや脳トレなど住民の方との交流を図る活動もされています。

今年も「まんまビーア」の販売が楽しみです! 味は、最初にふわっとお茶の味が広がり、ビールの苦みが少ないということです。女性にも飲みやすそうですね。

  ※大谷大学And Houseの活動・まんまビーアについては、下記のインスタグラムでご確認ください!!!

  https://www.instagram.com/otaniandhouse/

 

 

           

【活動紹介】京都精華大学 「街と人と音楽と」ゼミ

10/21(土)「街と人と音楽と」ゼミがワークショップを開催する 【一乗寺フェス 秋まつり】を見学してきました! 

一乗寺と言えば、

・「ラーメン」というイメージが強すぎて、他の魅力が伝わっていない。

・昔からの住民と、新しく引っ越してこられた住民との間に温度差がある。

という課題が、一乗寺の商店主を対象としたアンケートより浮上。                                                        そのような課題解決や地域交流を活性化させたい!という思いにプラスして、音楽表現を専攻する学生が多い「街と人と音楽と」ゼミの強みを活かし、音楽に触れてもらうことで地域の交流を促進したいという思いから、ワークショップを開催することになったということです。

当日はさわやかな秋晴れとなり、会場となった一乗寺公園は朝からたくさんの人でにぎわっていました。屋台や縁日コーナー、ステージイベントやワークショップイベントなど盛りだくさんの内容で、小さな子供を連れたファミリー層が多く来られていました。後の主催者発表では、3,000人程度の来場者数があったということです。 

「街と人と音楽と」ゼミのワークショップ「みんなでたのしく つくってわくわく 音あそび」では、4種の楽器(ヘアピンで作るカリンバ、ストローで作る笛、筒の中にビーズを入れて作るブレスレット、紙筒と風船でつくる太鼓)を作ってもらい、その楽器で音遊びを楽しむという内容になっており、楽器を楽しむ親子連れで大盛況でした。                                              楽器で子供たちが怪我や誤飲をしないように、また作りやすいように飽きないように材料の素材や形・大きさ等、何度も試作を繰り返されたということです。そんな努力もあり、当日は代表の小川さんにインタビューをしている時も次々に子供たちがワークショップを訪れてきて、その都度インタビューを中断するほどの盛況ぶりでした。

「街と人と音楽と」ゼミは、ワークショップの開催以外にも一乗寺のゴミ拾い活動にも参加されています。そこで地域の方との交流も深めているということでした。

今後も、一乗寺の活性化のために活動を頑張ってください!!!

                                                    

 

【活動紹介】京都市立芸術大学、京都精華大学 BORDER!実行委員会

1125日(土)アートフェスティバル「BORDER!2023」に行ってきました!

今年の会場は、立誠ガーデンヒューリック京都(旧京都市立高倉小学校)。                                   四条の高瀬川近くで開催されました。

BORDER!実行委員会」は、関西の美術系大学生を中心にメンバーが構成されており、市民がアートに触れるきっかけを作ること、及び若手アーティストの育成を主な目的としてアートフェスティバルの企画・運営・実施を行っています。

今年のライブペイントは、昨年の設置数の倍となり見応えあるものになっていました。また、久しぶりにキッチンカーが配置され、飲食スペースも準備されており、学生さんが中心のマルシェも多くの人でにぎわっていました。                                             ライブペイントの描き手は、京都府内の美術大学の学生さんに依頼されたそうです!4時間で自身の身長以上のキャンバスに絵を完成させていく様子は本当に圧巻でした。                                                               当日の朝は、天候に恵まれず雨が降ったり止んだりの繰り返しで、ライブイベントの中止も考えられたそうですが、何とか決行され、描き手の皆さんもレインコートを着て頑張って絵を描かれていました。素敵だと感じた絵に投げ銭ができるように、絵の前にビンが置かれているのが印象的でした。

参加型アートでは、コロナ禍で使用した廃棄予定のアクリル板を集めてキャンバスとして再利用されたそうです。大きめのアクリル板には、子供たちが楽しそうに絵を描いていて、子ども連れの家族が多く見られました。アクリル板の周りには、個性あふれる動物たちのダンボールアート作品が展示されており、BORDER!チームが中心となって北大路イオンモールで行ったイベントで作成されたものだそうです。

ホームページのデザインや会場案内のポスターなどもセンスあるものが多く、さすがクリエイターグループだと感じました。                 

これからも、芸術を身近に感じられるイベントが開催されるのを楽しみにしています!

BORDER!の活動については、以下のサイトでご確認ください。

https://borderfes.art/

 

 

【活動紹介】龍谷大学、花園大学、京都女子大学等 都ライト実行委員会

129日(土)、上京区の上七軒・大黒町エリアにて、伝統的な技術や文化を未来に残すことを目的とした京町家のライトアップイベント「都ライト」が開催され見学してきました!昨年に引き続き2度目の取材となります。

 「都ライト」は、今年度で活動年数が19年目となり、実行委員メンバーは京都と大阪の大学生15名で構成されています。メンバーを集めるのに苦戦している団体が多い中で、どのようにメンバーを募集されているのか代表の大宅さんに聞いてみると、SNSのそれぞれの特性を分析し上手く使い分けをしながら募集に活用されているとの回答でした。そこまで綿密に分析されているとは知らず、取材を通してイベントの取り組み姿勢を深く知ることができました。

 実際のイベントでは、コロナの規制が緩和されたこともあり、地域のお店とコラボしてイベント限定の「都ライトオリジナルケーキ」の販売や、地域の子どもたちと一緒に作成した牛乳パック行燈の展示、写真ラリーイベントなど、老若男女問わず誰もが楽しめるイベントが実施されており、昨年と比べてファミリー層が多かったのが印象的でした。他にも、都ライトのメンバーが町家を連想させる音について考え、実際に地域で子どもたちの声や織機の音などを収録し、音楽に取り入れられたということです。イベント会場では、ライトアップに合ったリラクゼーション効果のある音楽が流れていました。 

また、今年度からイベントの実行委員がすぐ分かるようにお揃いのジャンパーを着ておられました。地域住民の方や参加者の方が声をかけやすいようにという配慮や、チームの団結力なども感じることができました。

お店や地域の方の協力のもと、学生だけでこれだけの大規模なイベントを実施していることに毎年感心させられます。素敵なライトアップとともに温かさも感じられるほっこりとしたイベントでした。SNS映えする写真もたくさん撮れます!

 今年度の開催は終わりましたが、ぜひ以下のサイトで「都ライト」の活動をご覧ください!

 ・http://miyako-light.anewal.net/

 ・https://www.instagram.com/miyako.light/

 ・https://twitter.com/i/flow/login?redirect_after_login=%2Fmiyako_light

 

令和4年度学まちコラボ事業 学まちNEWS!

令和4年度 学まちコラボ事業の取組をご紹介します。

大学・学生と地域が『コラボ』して京都のまちづくりや地域の活性化に取り組む企画・事業を募集し、助成支援を行う“学まちコラボ事業”。
今年度採択団体の取組をお知らせします!!

【活動紹介】立命館大学 カモシネマ17実行委員会

821日(日)、「カモシネマ17」を見学してきました!

 今回は、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催。                                                       インスタグラム・ツイッター・ブログでのSNS発信、路上やイベントでのビラ配布等、積極的に広報活動をされていました。当初の開催日であった20日(土)が雨で翌日に延期となり、21日(日)も、日中雨が強く降った時間帯もありましたが、滞りもなく無事に開催されました。 

「カモシネマ」は、20年前、京都のシンボル鴨川の環境保全に関心を持った立命館大学の学生によって立ち上げられた事業で、現在メンバーは35名。学生のまち京都で、同世代の若者の美化意識向上への働きかけとして、毎年夏に清掃活動や野外映画上映会を開催されています。そこから人と人、人と映画、人と鴨川をつなぐイベントとして、今年で17年目を迎えます。 

当日は、15時半から「ピカカモ」と呼ばれる清掃活動が、雨のため少し時間をずらして行われました。また同時間から、事業初の試みとなる「古本交換会」も実施されました。参加者が本を持ち寄り、新たな古本と交換しようという企画。捨てられてしまう本を減らすことで、SDGsの取り組みの一環にもなり、会場には小説から絵本や図鑑、昔の雑誌まで様々なジャンルの本が並んでいました。本の中には、交換者へのメッセージが挟んでいるものもあり、受け取った人の気持ちが温かくなるようなそんな企画でした。他には、子供やそのご家族を対象としたクイズ形式の企画もあり、老若男女問わず参加できるイベントとなっていました。

 今年の上映作品は『音楽』。                                                             「音楽への初期衝動」を巧みに映像化したアニメーション映画です。                                            数多くある映画作品の中で、『音楽』が選ばれた理由について実行委員の方に聞いたところ、コロナ禍で、文化や芸術に触れたり交流したりする機会がなくなりつつある中、映画を通して「文化」の大切さを改めて感じた作品であり、そんな作品をこのカモシネマで上映したいという思いで決めました、とのことでした。

日が落ちても気温があまり下がらず暑かったですが、上映時間が近づくにつれて、続々と鑑賞される方が来られ、また鴨川を散歩されている方が足をとめてスクリーンを見られる姿も多くありました。 

今後は、年に一度のイベントだけではなく、日常的にできるイベントを考えているとのことでした。                              今後の活動にも期待しています!

【活動紹介】京都大学、立命館大学等 京都学生演劇祭実行委員会

915日(木)、「京都学生演劇祭2022」を見学してきました!

今年度は、99日(金)~19日(月)まで開催され、出演団体は11団体、実行委員は10名と大規模な演劇祭となっています。土日は満席になることもあるとのことで、取材当日もたくさんの観客が入っておられました。

会場は、出町柳駅徒歩5分くらいの場所にある「養正児童公園」。                                             到着するとすぐに大きな白い野外特設舞台が目に入ってきました。シンボルでもある野外特設舞台は、ホームページ上で見て想像していたよりも大きく、頑丈に建てられており、側面は白と青色でペイントされた木の柱で覆われていました。大きく頑丈な中にも何かほっこりと感じるものがあり、繭をイメージして作られたということにも納得です。                                                                    準備中の野外特設舞台の中も見学させていただきましたが、とても広く、舞台と観客席の距離感がちょうど良い感じでした。取材をしている間も、それぞれの担当者が黙々と開演に向けて準備をされている姿がとても印象的でした。

実行委員の岡田さんによると、昨年度からコロナの影響で会場を屋内から野外の「養正児童公園」に移したとのことです。                                                  地域住民の方と定期的にミーティングを開催し、少しずつ交流の場が増えたことや、コロナで演劇を見てもらう機会を失っていた学生さんたちに場所を提供することができたことをお話いただきました。もちろん野外ならではの天候の問題や、虫よけ対策などの苦労もあるようですが、地域の方々に見守られ、演劇関係のプロの方々と学生さんが協力して、素晴らしい舞台を作り上げたということがよく分かりました。 

公園内には、グッズの販売やお菓子を景品とした射的コーナーがあり、また演劇祭を盛り上げるために毎日作成された「毎日チラシ」の展示コーナーがありました。たくさん飾られたチラシの中から、気に入ったチラシにシールを貼るなど、演劇が始まるまでの待ち時間を楽しむ工夫がされていました。 

公園内を楽しんでいるうちに開演時間となり、実行委員の方々のご厚意で、演劇を観させていただきました。                          初めて観る学生団体の演劇は、一言で言うと圧巻でした!感情豊かな表現力に見入ってしまい、時には考えさせられ、あっという間の45分でした。公園のすぐ近くを電車が走っており、そこを上手く演劇の中に取り入れておられるところも魅力でした。 

最終日には、観客賞と審査員賞の2つの賞が発表され、観客の採点が一番高い団体は、来年開催される全国学生演劇祭への出場権を得られるとのことです。ここから、未来の舞台俳優が生まれることにも期待したいです。 

短時間の取材でしたが、実行委員の方の熱い思いや演劇祭の魅力、苦労した点、また今後に向けての思いを色々と聞くことができ、観劇させていただいたことで、京都学生演劇祭の魅力を堪能できました。                                                          今後の活動も楽しみです!

 

【活動紹介】京都精華大学、京都市立芸術大学、成安造形大学、嵯峨美術大学 BORDER!実行委員会

11月26日(土)、「アートフェスティバルBORDER!2022」を梅小路公園に見学してきました!

BORDER!実行委員会」は、関西の美術系大学生を中心にメンバー構成されており、市民がアートに触れるきっかけを作ること、及び若手アーティストの育成を主な目的としてアートフェスティバルの企画・運営・実施を行っています。

今年度のテーマは、“イチミリヨリミチ”                                                         ほんの“1ミリ寄り道するだけで、アートの世界を楽しめるイベントを目指し、例年のマルシェ、ライブイベント、ワークショップに加え、初の野外開催、ステージパフォーマンスでさらに広いアートをお届けします。

当日は、曇り空のお天気でしたが、木々の紅葉が美しく、過ごしやすい季節ということもあり、公園には様々な目的を持った方たちがたくさんおられました。実行委員の岡崎さんによると、昨年はゼスト御池での開催だったため、電車の利用者が主だったが、今年は初の野外開催で人通りがだいぶ変わり、老若男女問わず幅広い方に見ていただけるのが嬉しいとのことでした。                                                        実際に、たまたま通りかかった市民の方や観光客の方が足をとめて熱心にライブペイントやマルシェを見ておられ、幅広い年齢層に興味を持ってもらえるきっかけになったのではないかと思います。                                                             一方で、メイン企画であるマルシェには約30組ほどの出展作家が揃いましたが、広い敷地があるにも関わらず出展者数が昨年とほぼ同数であったため、今後の課題としたいということでした。

今回のイベントでは、フードロスの削減という点でSDGsを意識した取り組みも実施されました。                               廃棄される野菜や果物を基に絵具を作り、アート作品を作成するワークショップが事前に開催され、作品が展示されていました。優しい色合いが絵をほっこり見せてくれました。

今後の活動については、レポートが掲載されるとのことです。                                               毎年、ホームページも魅力的なので、そちらもぜひご覧ください!                      今回イベントに行けなかった方も、ぜひアートに触れてみてください! 

   BORDER!2022のHPはこちらから → https://borderfes.art/

 

【活動紹介】同志社女子大学、龍谷大学、同志社大学、立命館大学、京都大学他 都ライト実行委員会

12月10日(土)、「都ライト’22」を見学してきました!

都ライトは、2005年から京都市下京区界隈(今年度は、上七軒と浄福寺通大黒町)で開催されている、京町家のライトアップイベントです。                                        今年度のコンセプトは、「人を結ぶ、町家を照らす再興の光」。                                              人と人の結びつきが薄れ、街の活気が以前と比べて弱くなっていく中で、再び街に活気を戻し、人の繋がりを取り戻していきたいという思いが込められています。

会場には、町家の内側からライトが灯る「暮らしの灯り」が表現されていました。「ライトアップ」と聞いて連想する煌びやかな光とは異なり、格子から漏れるほんわかした灯りが京町家の趣をより一層引き立てていました。

コロナ禍で集客を目的とした企画の立案やPR活動を自粛したり、メンバーが入れ替わったり… …。環境が変化していく中で、どのように活動を継続してきたのかについて、実行委員の三橋さんにお話を伺いました。

「イベントの実施にあたり、これまで地域の方との繋がりを大事にしてきました。皆さまのご支援・ご協力のおかげで、長年続けることができています。地域と共生しないとイベント自体の実施も難しいので感謝の気持ちでいっぱいです。                                               一方で、私たちが伝えたい「暮らしの灯り」の魅力が十分に伝えきれず、「目立たない」「分かりにくい」という声もいただいています。                                        新型コロナウイルス感染症の状況を見ながらにはなりますが、今後は併設イベント等も実施して、もう少しアピールしていきたいです。」

三橋さんからはPR力を強化する等の課題が述べられましたが、イベント当日は、都ライト実行委員会のOB・OGと地域の方が久しぶりの再会に喜び合う姿や、イベントに合わせて営業時間を延長されているお店に参加者が足を運ぶ様子など、心温まる場面を数多く目にすることができました。これも、18年にわたり地域の方との繋がりを大切にし続けてきた皆さんだからこそ実現した「地域との共生」の形ではないでしょうか。

今後はイベントの報告書を作成し、地域の方にお礼まわりをされるとのことです。                                             来年はどのようなイベントになるのか、楽しみにしています!

 

 

令和4年度学まちコラボ事業 学まちNEWS!

令和4年度 学まちコラボ事業の取組をご紹介します。

大学・学生と地域が『コラボ』して京都のまちづくりや地域の活性化に取り組む企画・事業を募集し、助成支援を行う“学まちコラボ事業”。
今年度採択団体の取組をお知らせします!!

【活動紹介】立命館大学 カモシネマ17実行委員会

821日(日)、「カモシネマ17」を見学してきました!

 今回は、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催。                                                       インスタグラム・ツイッター・ブログでのSNS発信、路上やイベントでのビラ配布等、積極的に広報活動をされていました。当初の開催日であった20日(土)が雨で翌日に延期となり、21日(日)も、日中雨が強く降った時間帯もありましたが、滞りもなく無事に開催されました。 

「カモシネマ」は、20年前、京都のシンボル鴨川の環境保全に関心を持った立命館大学の学生によって立ち上げられた事業で、現在メンバーは35名。学生のまち京都で、同世代の若者の美化意識向上への働きかけとして、毎年夏に清掃活動や野外映画上映会を開催されています。そこから人と人、人と映画、人と鴨川をつなぐイベントとして、今年で17年目を迎えます。 

当日は、15時半から「ピカカモ」と呼ばれる清掃活動が、雨のため少し時間をずらして行われました。また同時間から、事業初の試みとなる「古本交換会」も実施されました。参加者が本を持ち寄り、新たな古本と交換しようという企画。捨てられてしまう本を減らすことで、SDGsの取り組みの一環にもなり、会場には小説から絵本や図鑑、昔の雑誌まで様々なジャンルの本が並んでいました。本の中には、交換者へのメッセージが挟んでいるものもあり、受け取った人の気持ちが温かくなるようなそんな企画でした。他には、子供やそのご家族を対象としたクイズ形式の企画もあり、老若男女問わず参加できるイベントとなっていました。

 今年の上映作品は『音楽』。                                                             「音楽への初期衝動」を巧みに映像化したアニメーション映画です。                                            数多くある映画作品の中で、『音楽』が選ばれた理由について実行委員の方に聞いたところ、コロナ禍で、文化や芸術に触れたり交流したりする機会がなくなりつつある中、映画を通して「文化」の大切さを改めて感じた作品であり、そんな作品をこのカモシネマで上映したいという思いで決めました、とのことでした。

日が落ちても気温があまり下がらず暑かったですが、上映時間が近づくにつれて、続々と鑑賞される方が来られ、また鴨川を散歩されている方が足をとめてスクリーンを見られる姿も多くありました。 

今後は、年に一度のイベントだけではなく、日常的にできるイベントを考えているとのことでした。                              今後の活動にも期待しています!

【活動紹介】京都大学、立命館大学等 京都学生演劇祭実行委員会

915日(木)、「京都学生演劇祭2022」を見学してきました!

今年度は、99日(金)~19日(月)まで開催され、出演団体は11団体、実行委員は10名と大規模な演劇祭となっています。土日は満席になることもあるとのことで、取材当日もたくさんの観客が入っておられました。

会場は、出町柳駅徒歩5分くらいの場所にある「養正児童公園」。                                             到着するとすぐに大きな白い野外特設舞台が目に入ってきました。シンボルでもある野外特設舞台は、ホームページ上で見て想像していたよりも大きく、頑丈に建てられており、側面は白と青色でペイントされた木の柱で覆われていました。大きく頑丈な中にも何かほっこりと感じるものがあり、繭をイメージして作られたということにも納得です。                                                                    準備中の野外特設舞台の中も見学させていただきましたが、とても広く、舞台と観客席の距離感がちょうど良い感じでした。取材をしている間も、それぞれの担当者が黙々と開演に向けて準備をされている姿がとても印象的でした。

実行委員の岡田さんによると、昨年度からコロナの影響で会場を屋内から野外の「養正児童公園」に移したとのことです。                                                  地域住民の方と定期的にミーティングを開催し、少しずつ交流の場が増えたことや、コロナで演劇を見てもらう機会を失っていた学生さんたちに場所を提供することができたことをお話いただきました。もちろん野外ならではの天候の問題や、虫よけ対策などの苦労もあるようですが、地域の方々に見守られ、演劇関係のプロの方々と学生さんが協力して、素晴らしい舞台を作り上げたということがよく分かりました。 

公園内には、グッズの販売やお菓子を景品とした射的コーナーがあり、また演劇祭を盛り上げるために毎日作成された「毎日チラシ」の展示コーナーがありました。たくさん飾られたチラシの中から、気に入ったチラシにシールを貼るなど、演劇が始まるまでの待ち時間を楽しむ工夫がされていました。 

公園内を楽しんでいるうちに開演時間となり、実行委員の方々のご厚意で、演劇を観させていただきました。                          初めて観る学生団体の演劇は、一言で言うと圧巻でした!感情豊かな表現力に見入ってしまい、時には考えさせられ、あっという間の45分でした。公園のすぐ近くを電車が走っており、そこを上手く演劇の中に取り入れておられるところも魅力でした。 

最終日には、観客賞と審査員賞の2つの賞が発表され、観客の採点が一番高い団体は、来年開催される全国学生演劇祭への出場権を得られるとのことです。ここから、未来の舞台俳優が生まれることにも期待したいです。 

短時間の取材でしたが、実行委員の方の熱い思いや演劇祭の魅力、苦労した点、また今後に向けての思いを色々と聞くことができ、観劇させていただいたことで、京都学生演劇祭の魅力を堪能できました。                                                          今後の活動も楽しみです!

 

【活動紹介】京都精華大学、京都市立芸術大学、成安造形大学、嵯峨美術大学 BORDER!実行委員会

11月26日(土)、「アートフェスティバルBORDER!2022」を梅小路公園に見学してきました!

BORDER!実行委員会」は、関西の美術系大学生を中心にメンバー構成されており、市民がアートに触れるきっかけを作ること、及び若手アーティストの育成を主な目的としてアートフェスティバルの企画・運営・実施を行っています。

今年度のテーマは、“イチミリヨリミチ”                                                         ほんの“1ミリ寄り道するだけで、アートの世界を楽しめるイベントを目指し、例年のマルシェ、ライブイベント、ワークショップに加え、初の野外開催、ステージパフォーマンスでさらに広いアートをお届けします。

当日は、曇り空のお天気でしたが、木々の紅葉が美しく、過ごしやすい季節ということもあり、公園には様々な目的を持った方たちがたくさんおられました。実行委員の岡崎さんによると、昨年はゼスト御池での開催だったため、電車の利用者が主だったが、今年は初の野外開催で人通りがだいぶ変わり、老若男女問わず幅広い方に見ていただけるのが嬉しいとのことでした。                                                        実際に、たまたま通りかかった市民の方や観光客の方が足をとめて熱心にライブペイントやマルシェを見ておられ、幅広い年齢層に興味を持ってもらえるきっかけになったのではないかと思います。                                                             一方で、メイン企画であるマルシェには約30組ほどの出展作家が揃いましたが、広い敷地があるにも関わらず出展者数が昨年とほぼ同数であったため、今後の課題としたいということでした。

今回のイベントでは、フードロスの削減という点でSDGsを意識した取り組みも実施されました。                               廃棄される野菜や果物を基に絵具を作り、アート作品を作成するワークショップが事前に開催され、作品が展示されていました。優しい色合いが絵をほっこり見せてくれました。

今後の活動については、レポートが掲載されるとのことです。                                               毎年、ホームページも魅力的なので、そちらもぜひご覧ください!                      今回イベントに行けなかった方も、ぜひアートに触れてみてください! 

   BORDER!2022のHPはこちらから → https://borderfes.art/

 

 

 

 

令和4年度学まちコラボ事業 学まちNEWS!

令和4年度 学まちコラボ事業の取組をご紹介します。

大学・学生と地域が『コラボ』して京都のまちづくりや地域の活性化に取り組む企画・事業を募集し、助成支援を行う“学まちコラボ事業”。
今年度採択団体の取組をお知らせします!!

【活動紹介】立命館大学 カモシネマ17実行委員会

821日(日)、「カモシネマ17」を見学してきました!

 今回は、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催。                                                       インスタグラム・ツイッター・ブログでのSNS発信、路上やイベントでのビラ配布等、積極的に広報活動をされていました。当初の開催日であった20日(土)が雨で翌日に延期となり、21日(日)も、日中雨が強く降った時間帯もありましたが、滞りもなく無事に開催されました。 

「カモシネマ」は、20年前、京都のシンボル鴨川の環境保全に関心を持った立命館大学の学生によって立ち上げられた事業で、現在メンバーは35名。学生のまち京都で、同世代の若者の美化意識向上への働きかけとして、毎年夏に清掃活動や野外映画上映会を開催されています。そこから人と人、人と映画、人と鴨川をつなぐイベントとして、今年で17年目を迎えます。 

当日は、15時半から「ピカカモ」と呼ばれる清掃活動が、雨のため少し時間をずらして行われました。また同時間から、事業初の試みとなる「古本交換会」も実施されました。参加者が本を持ち寄り、新たな古本と交換しようという企画。捨てられてしまう本を減らすことで、SDGsの取り組みの一環にもなり、会場には小説から絵本や図鑑、昔の雑誌まで様々なジャンルの本が並んでいました。本の中には、交換者へのメッセージが挟んでいるものもあり、受け取った人の気持ちが温かくなるようなそんな企画でした。他には、子供やそのご家族を対象としたクイズ形式の企画もあり、老若男女問わず参加できるイベントとなっていました。

 今年の上映作品は『音楽』。                                                             「音楽への初期衝動」を巧みに映像化したアニメーション映画です。                                            数多くある映画作品の中で、『音楽』が選ばれた理由について実行委員の方に聞いたところ、コロナ禍で、文化や芸術に触れたり交流したりする機会がなくなりつつある中、映画を通して「文化」の大切さを改めて感じた作品であり、そんな作品をこのカモシネマで上映したいという思いで決めました、とのことでした。

日が落ちても気温があまり下がらず暑かったですが、上映時間が近づくにつれて、続々と鑑賞される方が来られ、また鴨川を散歩されている方が足をとめてスクリーンを見られる姿も多くありました。 

今後は、年に一度のイベントだけではなく、日常的にできるイベントを考えているとのことでした。                              今後の活動にも期待しています!

【活動紹介】京都大学、立命館大学等 京都学生演劇祭実行委員会

915日(木)、「京都学生演劇祭2022」を見学してきました!

今年度は、99日(金)~19日(月)まで開催され、出演団体は11団体、実行委員は10名と大規模な演劇祭となっています。土日は満席になることもあるとのことで、取材当日もたくさんの観客が入っておられました。

会場は、出町柳駅徒歩5分くらいの場所にある「養正児童公園」。                                             到着するとすぐに大きな白い野外特設舞台が目に入ってきました。シンボルでもある野外特設舞台は、ホームページ上で見て想像していたよりも大きく、頑丈に建てられており、側面は白と青色でペイントされた木の柱で覆われていました。大きく頑丈な中にも何かほっこりと感じるものがあり、繭をイメージして作られたということにも納得です。                                                                    準備中の野外特設舞台の中も見学させていただきましたが、とても広く、舞台と観客席の距離感がちょうど良い感じでした。取材をしている間も、それぞれの担当者が黙々と開演に向けて準備をされている姿がとても印象的でした。

実行委員の岡田さんによると、昨年度からコロナの影響で会場を屋内から野外の「養正児童公園」に移したとのことです。                                                  地域住民の方と定期的にミーティングを開催し、少しずつ交流の場が増えたことや、コロナで演劇を見てもらう機会を失っていた学生さんたちに場所を提供することができたことをお話いただきました。もちろん野外ならではの天候の問題や、虫よけ対策などの苦労もあるようですが、地域の方々に見守られ、演劇関係のプロの方々と学生さんが協力して、素晴らしい舞台を作り上げたということがよく分かりました。 

公園内には、グッズの販売やお菓子を景品とした射的コーナーがあり、また演劇祭を盛り上げるために毎日作成された「毎日チラシ」の展示コーナーがありました。たくさん飾られたチラシの中から、気に入ったチラシにシールを貼るなど、演劇が始まるまでの待ち時間を楽しむ工夫がされていました。 

公園内を楽しんでいるうちに開演時間となり、実行委員の方々のご厚意で、演劇を観させていただきました。                          初めて観る学生団体の演劇は、一言で言うと圧巻でした!感情豊かな表現力に見入ってしまい、時には考えさせられ、あっという間の45分でした。公園のすぐ近くを電車が走っており、そこを上手く演劇の中に取り入れておられるところも魅力でした。 

最終日には、観客賞と審査員賞の2つの賞が発表され、観客の採点が一番高い団体は、来年開催される全国学生演劇祭への出場権を得られるとのことです。ここから、未来の舞台俳優が生まれることにも期待したいです。 

短時間の取材でしたが、実行委員の方の熱い思いや演劇祭の魅力、苦労した点、また今後に向けての思いを色々と聞くことができ、観劇させていただいたことで、京都学生演劇祭の魅力を堪能できました。                                                          今後の活動も楽しみです!

 

 

 

 

 

 

令和4年度学まちコラボ事業 学まちNEWS!

令和4年度 学まちコラボ事業の取組をご紹介します。

大学・学生と地域が『コラボ』して京都のまちづくりや地域の活性化に取り組む企画・事業を募集し、助成支援を行う“学まちコラボ事業”。
今年度採択団体の取組をお知らせします!!

【活動紹介】立命館大学 カモシネマ17実行委員会

821日(日)、「カモシネマ17」を見学してきました!

 今回は、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催。                                                       インスタグラム・ツイッター・ブログでのSNS発信、路上やイベントでのビラ配布等、積極的に広報活動をされていました。当初の開催日であった20日(土)が雨で翌日に延期となり、21日(日)も、日中雨が強く降った時間帯もありましたが、滞りもなく無事に開催されました。 

「カモシネマ」は、20年前、京都のシンボル鴨川の環境保全に関心を持った立命館大学の学生によって立ち上げられた事業で、現在メンバーは35名。学生のまち京都で、同世代の若者の美化意識向上への働きかけとして、毎年夏に清掃活動や野外映画上映会を開催されています。そこから人と人、人と映画、人と鴨川をつなぐイベントとして、今年で17年目を迎えます。 

当日は、15時半から「ピカカモ」と呼ばれる清掃活動が、雨のため少し時間をずらして行われました。また同時間から、事業初の試みとなる「古本交換会」も実施されました。参加者が本を持ち寄り、新たな古本と交換しようという企画。捨てられてしまう本を減らすことで、SDGsの取り組みの一環にもなり、会場には小説から絵本や図鑑、昔の雑誌まで様々なジャンルの本が並んでいました。本の中には、交換者へのメッセージが挟んでいるものもあり、受け取った人の気持ちが温かくなるようなそんな企画でした。他には、子供やそのご家族を対象としたクイズ形式の企画もあり、老若男女問わず参加できるイベントとなっていました。

 今年の上映作品は『音楽』。                                                             「音楽への初期衝動」を巧みに映像化したアニメーション映画です。                                            数多くある映画作品の中で、『音楽』が選ばれた理由について実行委員の方に聞いたところ、コロナ禍で、文化や芸術に触れたり交流したりする機会がなくなりつつある中、映画を通して「文化」の大切さを改めて感じた作品であり、そんな作品をこのカモシネマで上映したいという思いで決めました、とのことでした。

日が落ちても気温があまり下がらず暑かったですが、上映時間が近づくにつれて、続々と鑑賞される方が来られ、また鴨川を散歩されている方が足をとめてスクリーンを見られる姿も多くありました。 

今後は、年に一度のイベントだけではなく、日常的にできるイベントを考えているとのことでした。                              今後の活動にも期待しています!

 

 

 

 

令和3年度学まちコラボ事業 学まちNEWS!

令和3年度 学まちコラボ事業の取組をご紹介します。

大学・学生と地域が『コラボ』して京都のまちづくりや地域の活性化に取り組む企画・事業を募集し、助成支援を行う“学まちコラボ事業”。
今年度採択団体の取組をお知らせします!!

【活動紹介】京都女子大学、龍谷大学等 崇仁皮革産業持続可能化プロジェクト

12月12日(日)、「第2弾!皮革ワークショップ」を見学してきました。

「崇仁皮革産業持続可能化プロジェクト」は、京都女子大学、龍谷大学等のメンバーからなる団体で、崇仁学区の市民交流の活性化や、皮革産業を持続可能にすることを目的とした活動を行っています。彼らの出会いは2年前。みやこKAMADOKIプログラムというSDGsを達成するためのネットワーク形成を目的とした実践型プログラムに参加し、崇仁地区が守ってきた伝統産業の「皮革」を持続可能にしたいという思いを広く知ってもらおうと「崇仁ブランド」を立ち上げること、そして、「崇仁ブランド」を持続可能にするために京都市立芸術大学と協力するという企画を提案。プログラムが終わってからもメンバー独自で企画を実行すべく取組を続け、学まちコラボに応募したそうです。

この日は、皮革ワークショップの第2弾‼「世界に1つ。自分だけのオリジナルしおり&スマホ立てを作ろう!」。革を使用したしおりとスマホ立てを作ります。参加者は小学生から大学生まで7名でした。
作業にとりかかる前に、まずは、崇仁地域における皮革産業の歴史について、メンバーがスライドを使って説明しました。
ワークショップに先立っては、皮革産業について知るために革工場への見学も実施したそうで、そこで見てきた「皮」から「革」への工程などについてのレクチャーもありました。「工場に入ると動物のにおいがしていた」という感想が印象的でした。

講義が終わり、いよいよ作業にとりかかります!まずは、革選びから。
会場には、大きさをわかりやすくするために、動物一頭からとれた革がそのままのサイズで持ちこまれていました。この日使うものは豚革と牛革だそうです。なめし方や染料などにより仕上がりの色や表面の模様、さわり心地も様々です。参加者は4種類から好みのものを選びます。どれにもそれぞれの良さがあり、なかなか決められません。メンバーや講師から、それぞれの革の特徴を教えてもらったり、作りたいもののイメージを相談してアドバイスをもらい、ようやく決められたようです。

それではスマホ立てです!選んだ革を型紙にそって切り、プラスチックのスマホ立てに革用ボンドで貼ります。外側は貼りやすいようですが、内側は苦戦。革の厚みで、思うように入り込んでくれません。試作を2回したというメンバーが参加者から呼ばれ、サポートに回ります。頼もしいですね♪ なんとか貼り終えたら乾かします!

乾かしている間にしおり作りにとりかかります!!
選んだ革をお好みの形に切り、ひもを通す穴をあけます。……と、ここで見慣れない道具の登場です!「ハトメ抜き」といい、これを革に押し当て上から「木槌タイコ」というハンマーで叩きます。恐る恐るの人や、思い切りよく叩く人、性格が出るのでしょうか(笑)? 見ているだけでも楽しいです。位置が上過ぎて貫通しちゃった……というアクシデントもありましたが、それも味ですね!!世界に1つしかない自分のしおり、愛着がわきます♪

穴をあけたら次は色を付けます。今回は黄・紫・赤の3色から好きな色を選びます。植物染料を使うそうで、順番にキハダ・ログウッド・アカネ。それぞれ煮だし、その間に革を水に浸して着色しやすくしておきます。煮だってくると、それぞれの染料のにおいもしてきて「美味しそう~」という声も聞こえてきました(笑)。アカネは小豆のようなにおいがするそうです。なるほど、色も近いからでしょうか?会話も盛り上がって楽しそうです。煮だした染料の中にしおりを投入し、しばらく煮て色付けします。

さて、その間にスマホ立ての乾き具合を見てみましょう!時間の使い方も工夫されていますね、お見事です。乾いていたら革の周りを切って整えます。切り終えたら、お好みで、はんだごてを使って文字やイラストなどを入れることもできるそうです。仕上がりは写真でお楽しみください♪

そうしているうちに、しおりにも色が付いてきたようですね。取り出して、ミョウバンを溶かした媒染液に入れ、色を定着させます。「お~!イイ色!!」こちらも仕上がりは写真でどうぞ♪

完成した自分の作品を見て、みんな満足そうな様子でした。慣れない作業も多かったようで、自然と近くの人と相談したり、大学生は小学生を気にかけたりと、交流が生まれていました。​

【活動紹介】京都市立芸術大学、京都精華大学、成安造形大学 BORDER!実行委員会

12月5日(日)、「アートフェスティバルBORDER!2021」に行ってきました。

BORDER!実行委員会」は、京都市立芸術大学、京都精華大学、成安造形大学など、関西の美術系大学生を中心メンバーとした団体です。アーティストを志す一助となればとの思いで、次世代を担う若手アーティストに発表の機会を創出しようと、アートフェスティバルを企画、運営、実施しています。

BORDER」とは「境界線」という意味。芸術とそうではないもの、それもひとつの境界線。「自分にはできない」という見えない一線。ジャンルという境界線。この名前には、そんな様々な境界線を飛び越えて、素敵な出会いが生まれるようにという思いが込められています。

2018、19年にはみやこめっせで、ライブペイントやフード、アートのマルシェを開催。2020年にはオンラインでのweb展覧会と、京都市京セラ美術館前でライブペイントを行いました。
今年は新型コロナウイルスの影響も懸念されましたが、昨年の実施後アンケートでの「他の出展者を見に来た人にも見てもらえる」「出展場所が隣になった人との出会いを楽しめる」などの対面開催を求める声や、美術館の閉館などでアーティストの発表機会や人々のアートに触れる機会が失われていることを踏まえ、リアルでの開催を決めました。いつもどおり買物にきた人の目にも留まればいいなと、偶然の出会いにも期待をこめ、ゼスト御池で実施しました。

テーマは「りんこねくしょん」。リンク、コネクト、リンカーネイション、をぎゅっとくっつけてつくった言葉だそうです。つなぐ・つながる。そして、その輪が無限に連鎖して広がっていく様子をイメージしています。

さて、会場の様子のご紹介です。3つの広場それぞれで、ライブペイント、マルシェ、ワークショップ・画材屋ブースが開催されました。
まず、ライブペイント会場です。4名の学生がイベント実施5時間のうちにそれぞれの作品を完成させるそうで、MCの開催アナウンスと同時に幅約1m×高さ約2mの大きなキャンバスに向かい、描き始めます!会場近くを通った人々も迫力ある様子に足をとめ、見入っておられました。

ずっと観ていたいところではありますが、つづいてはマルシェ会場です!33組の作家さんが手づくりのアクセサリーやお財布、鞄、器、絵画、イラストなどを展示・販売しています。「かわいい♪」と言って購入される方や、「これはどうやって描いてるんですか?」と興味津々な様子で作家さんに話しかけている方もいらっしゃいました。作品に込められた思いや、その作品をつくる経緯なども聞くことができるので、購入された方のなかには特別感を味わえた方も多いのではないでしょうか。

最後に、ワークショップ・画材屋ブース会場です。こちらでは「実際にアートに触れてもらおう!」と学生自らが企画したワークショップが開催されていたり、作品制作に欠かせない画材を扱う画材屋さんが出展され、体験もできるようになっています。
ワークショップでは「マーブリング」という、水にカラーインクや絵の具を垂らしてできた水面の模様を木片や紙などに写し取る技法で作品を作ります。企画した学生にお話を伺うと、マーブリングとは偶然できる模様や色彩などを利用して表現する技法(モダンテクニックというそうです!)の1つで、普段あまりアートに関わらない人にも気軽に楽しんでもらえるように、また、このイベント自体にも言えるように、偶然の出会いを楽しんでもらいたいとの思いからこの技法を使うことを決めたそうです。木片を2つ選んで「1つは自分用に、もう1つは展示用に」と、見る人にも楽しんでもらう工夫もされています。子どもより大人の方が時間をかけてじっくり作っていかれると言われていました。企画としては大成功ですね♪

ひと回りしたのでライブペイント会場に戻ってみましょう!作品は着々と完成に近づいています!!まだ完成ではないですが、様子は写真でお楽しみください。

この取組を発案された画箋堂さんにもお話を伺いました。「自分たちだけで商売を長く続けていると、やはり同じことをやりがちになるので、新しい風を入れたい!と学生さんに声をかけました。実際やってみて、学生さんの若いパワーを感じるし、発想から刺激を受けることも多いです。今後もずっと続けていき、だんだんと裾野が広がっていけばいいと思っています。」

BORDER!2021」は125日のみの開催でしたが、HPもすごく魅力的なのでぜひご覧ください♪今回出展されたアーティストさんのインタビュー記事もたくさん載っています。また、過去には、珍しい横スクロール仕様のものもあります。今回イベントへは行けなかった方も、ぜひアートに触れてみてください!

BORDER!2021のHPはこちらから!! ⇒ https://borderfes.art/

【活動紹介】佛教大学 わくわく研究室

12月1日(水)、「子ども科学教室」のオンライン科学教室用の動画撮影を見学してきました。

「わくわく研究室」は佛教大学教育学部平田ゼミ(理科教育)の学生からなる団体です。今年度のメンバーは13名。2016年度から、ゼミの社会貢献活動の一環として子ども向け科学の普及促進を目指し、学生自らが「子ども科学教室」を企画・運営しています。2019年度までは北野商店街を中心に、ゼスト御池や学生祭典(@平安神宮)で、主に小学生を対象とした科学実験教室を実施してきました。2020年度はコロナ禍の影響で実施できませんでしたが、今年度は新たに、より大学に近い楽只児童館を拠点に活動しています。

7月は児童館で子ども科学教室を実施できましたが、8月は緊急事態宣言の発令により、予定していた2回は中止となりました。まだまだコロナ禍の影響が落ち着かないため、オンラインでの科学教室をやってみよう!ということで、この日はそのための動画撮影を行いました。

撮影会場に着くと、白衣でビシッと決めた学生11名が迎えてくれました。

今回のテーマは「おうちで出来る科学実験!!」。2つの実験動画を撮影するそうです。何を使って撮影するかいろいろ検討した結果、あとで編集しやすいのはスマホ!ということで、スマホで撮影開始です。

まずは、クラックビー玉作り!ガスコンロに乗せたお鍋の中にビー玉を入れ、中火~強火で10分ほどビー玉を転がしながらひたすら熱します。熱し終わったら、ビー玉を取り出して氷水へ!勢いよく入れるとビー玉自体が割れてしまうので、そぉっと入れるのがポイントだそう。こちらも10分ほど冷やします。ビー玉の中に綺麗にヒビが入りました。
ガスコンロの代わりにオーブントースターでも試してみたそうですが、均等に熱が入りづらかったり、熱さの加減が足りなかったりで、ガスコンロの方が上手くできるとのことです。

つづいて、割れないシャボン玉作り!シャボン玉をさわるのって夢でしたよね~♪ 今日はそれがかなうかも!? 2パターンのシャボン玉液でチャレンジです。

まずは、台所用洗剤・洗濯のり・砂糖。
それぞれの材料をビーカーで量り、よく混ぜ合わせ、すこし寝かせます。
いよいよシャボン玉を飛ばしてみます!……と、シャボン玉を待ち構える人の手に軍手が!!
軍手の表面には繊維が浮きだっていて、それがクッションのような役割をしてくれるため、シャボン玉が割れにくくなるそうです。なるほど、重要なグッズの1つなのですね。
「いくよー!」のかけ声でシャボン玉が飛ばされ、受け取ります。「おーっ!!」みごとに軍手の上で跳ね上がります♪ 成功ですね!

さて次は、市販のシャボン玉液にヒアルロン酸入り化粧水を投入です。
こちらはなかなか苦戦しているようです。すぐに割れてしまうので、ヒアルロン酸入り化粧水を足して微調整します。受け取る側も軍手をはめた手の平を上や下にひっくり返しながら一生懸命協力しますが、この実験とは趣旨が違っているような気も……(笑)

実験結果には少し苦戦しましたが、撮影は無事に終了です!このあと、動画を編集し、実験の説明(音声)を入れていくとのことです。

ちなみに今回は「おうちで出来る!」がテーマでしたが、オンラインのメリットを活かして「理科室だからできる!!」普段の子ども科学教室ではできないダイナミックな実験も撮影して、見るだけで楽しんでもらえる実験動画も作りたいと計画を練っているようです。そちらも楽しみです♪

【活動紹介】大谷大学 And House

11月4日(木)、「中川学区の暮らし再発見―お茶によるビールプロジェクト」のビール瓶へのラベル貼りを見学してきました。

And House」は大谷大学社会学部コミュニティデザイン学科 志藤ゼミの学生を中心とした団体です。2015年から過疎・高齢化が進む京都市北区中川地域をフィールドに、交通面の不便さや生活福祉の課題について考えることをはじめ、地域づくりを学ぶ活動をしています。
そのなかで気づいた「中川ならでは」の多くの美しい自然や文化、人々の魅力ある歴史的な暮らしを多くの人に知ってもらい、関心を持ってもらいたい!と始めた試みの一つが、「中川学区の暮らし再発見―お茶によるビールプロジェクト」です。
日本にお茶が伝えられた時の姿のまま地域で代々育てられ、山仕事の合間に飲まれ続けてきた「まんま茶」を使ったクラフトビール「まんまビーア!」の製造を通して、地元とのつながりをさらに深め、また、中川に魅力を感じた人とのつながりも広げていこうと活動を進めています。

この日は、「まんまビーア!」の製造過程の一つである「ラベル貼り」をゼミ生一同で行いました。
まずは先生から簡単な説明を受けます。「商品なので綺麗に貼るように!ミスしたら中身が入った状態で買い取ってもらうから!!」「それなら喜んで買いまーす()。」という学生も。そう、この日はまだビールは入っていない状態でした。試飲できることを少しだけ期待していましたが、残念(笑)。

10月23日に学生数人(コロナ禍のため参加人数は制限)でお茶摘みに行き、茶葉を作り、その茶葉が連携団体NPO法人HEROESが運営する西陣麦酒で醸造されて、まもなく完成するそうです。販売は12月上旬の予定。楽しみです♪西陣麦酒のオンラインストアからも購入できるそうです!

教室には600本のビール瓶とラベルが運びこまれ、3回生のリーダーが班分けなどの指示を出します。今年で第3弾なので、3回生はラベル貼りも3回目。上回生には1回生に教えるという役目もあります!
瓶には縦に線が入っており、ラベルはその線に合わせると貼りやすいのだそう。ラベルの位置は高すぎても低すぎてもダメ。もちろん途中で空気が入ってもダメ。かなりの集中力を要するそうで、皆の顔は真剣そのもの。貼り終わったら班内で見せ合って確認します。
テキパキと1回生に教えながら作業している2回生に話を聞くと、「(1回生は)スポンジのように吸収してくれる♪」と満足げな様子。それを聞いた1回生は照れながらも嬉しそうに笑っていました。こうして代々引き継がれていくのですね。
3回生の中でもベテラン組は検品に回り、職人並みの早さで出来をチェック。OKや貼り直しの指示を出していきます。頼もしい限りです。
次期リーダーにもお話を伺いました。コロナ禍でイベントへの参加人数が限られるなか、それでも楽しく積極的に参加していたら自然とリーダーをすることになったとのこと。「地域の人と関わると、自分の知らないことが聞けて楽しい!」と話してくれました。茶葉作りの作業をしながら、お茶の歴史や子どものころのこと(昔は地域全体で一緒に作業をしていた)を懐かしみながら話していただいたそうです。
彼の出身も林業が盛んな地域らしく、似たところもあるとのこと。故郷を感じて落ち着くのかもしれないですね。

団体としては他にも、地域の高齢者施設での演奏会などもしているそうですが、現在はコロナ禍の影響により実施できていないそうです。
話を聞いていると、自分たちにできることを続け、つながりを途絶えさせないということは本当に大事なことだと改めて感じました。ゼミの学生は340人。持っている思いはそれぞれかもしれませんが、みんなで一つのことに取り組むこと、関わることの大切さを感じさせてくれたラベル貼りでした。

【活動紹介】京都橘大学 醍醐味eets会

1023日(土)、梅小路公園で開催された「醍醐味eets」を見学してきました。 

「醍醐味eets 」は、少子高齢化が進む醍醐地域において、市民や事業者、学生・生徒・児童など様々な主体の連携・関係性を深めること、また、イベントを通じて醍醐地域内を巡り、あらためて地域の魅力を感じてもらうことを目的とした事業です。
2019年度から伏見区醍醐地域の複数会場を舞台に、近隣の小中高校や大学のクラブ・サークルなどの生徒や学生を中心に、吹奏楽や軽音楽、和太鼓、アカペラ、ダンス、バトンなど、日頃の活動の成果を披露するステージイベントを開催しています。

2019年度はパセオ・ダイゴロー、辰巳浴場、MOMOテラス、2020年度は京都市醍醐交流会館ホールなどで開催していましたが、今年度は、現在も続くコロナ禍の影響で、屋外での開催を検討。醍醐地域内での開催を試みるも、イベント規模や設営、予算の面などからやむを得ず断念し、ようやく梅小路公園での開催が決定した後にも、緊急事態宣言により延期を余儀なくされました。

そうして迎えた当日。天候にも恵まれ、直前で参加できなくなった団体はあったものの、無事、全プログラムを終えることができました。
昨年度はコロナ禍の影響で中止になってしまったオープニングパレードも実施でき、高校生の元気あふれる笑顔とキレのあるマーチングバンドに観客一同魅了されました。
発表ステージでは、GReeeeNの「キセキ」をはじめ「シング・シング・シング」、「ルパン三世のテーマ」など、幅広い世代で楽しめる曲が演奏され、中には映画「タイタニック」の名シーンを演じながら曲紹介する団体も!!会場を大いに盛り上げました。

コロナ禍の影響で思うように練習できなかったり、発表の機会が減った団体も多かったようですが、パフォーマンス後のインタビューでは、「限られた時間の中で協力・集中して、効率よく練習した」、「久しぶりに多くの人の前で披露できて嬉しい」、「開放感を感じる」など、開催を喜ぶ声が聞こえました。
イベント全体の運営や受付、ステージ進行が学生中心に行われていたことも、頼もしく、微笑ましい限りです。
フィナーレでは、全参加団体有志による合同パフォーマンスも行われたようで、参加者、お客さんともに一体感を感じられたのではないでしょうか!

今年度は醍醐地域外での開催となりましたが、来場された方は、この開催で醍醐味eetsを知られたことも何かの縁!!今後、醍醐地域で開催される際にも、ぜひ足を運んでみてください♪

 

2020年度「学まち連携大学」促進事業【募集のお知らせ】


 京都市及び(公財)大学コンソーシアム京都では、地域連携の取組を、学部・学科の枠を超えて、大学の組織的な取組として定着させ、充実・発展させることを目的に、「「学まち連携大学」促進事業」を平成28年度から実施しています。

この度、全学的に地域連携に取り組む大学の裾野の一層の拡大を図るため、新たに対象となる取組を以下のとおり募集します。

事業概要

「スタートアップ型」と「発展型」の2つのタイプを設けて支援を行います。
申請にあたっては2タイプのいずれかを選択してくだい。

スタートアップ型

発展型

対象団体

(公財)大学コンソーシアム京都加盟校のうち、2016年度学まち連携大学促進事業及び文部科学省の大学COC、COC+事業に採択された大学(参加大学を除く)以外の大学・短期大学

(公財)大学コンソーシアム京都加盟校のうち、2016年度学まち連携大学促進事業の採択大学等、全学的に地域連携を促進している大学・短期大学

支援対象となる取組

①全学を挙げた体系的なプログラムの開発

②学内における地域連携を促進するための体制整備

※既存の取組は、充実・発展させるもののみ支援対象

①全学を挙げた体系的なプログラムの開発

②他大学との地域連携の取組の協働実施

※先進的かつ新規の取組が支援対象。既存の取組は支援対象外。

補助金
(上限)

4年間最大(580万円)

1年目:200万円

2年目:160万円

3年目:120万円

4年目:100万円

4年間最大(880万円)

1年目:300万円

2年目:240万円

3年目:190万円

4年目:150万円

選定件数

3~4件程度

1~2件程度

※2年目(2021(令和3)年度)以降の予算については、京都市会の議決事項であるため、確約されたものではないことに留意してください。
※詳細は、公募要領をご確認ください。

公募要領(PDF)
Q&A(PDF)

申請について

申請方法
申請書類は、2020年6月12日(金)午後5時までに、郵送にてご提出ください。
※【令和2年度「学まち連携大学」促進事業申請書等在中】と朱書きの上、配達が証明できる方法(小包、簡易書留、宅配便等)で余裕をもって発送すること。

<申請書類のダウンロードはこちら>

【スタートアップ型】
申請書①(様式1)〈Word〉
申請書②(様式2)〈Excel〉
事業計画書(様式3)〈Word〉
予算書(様式4)〈Excel〉


【発展型】
申請書①(様式1)〈Word〉
申請書②(様式5)〈Excel〉
事業計画書(様式6)〈Word〉
予算書(様式7)〈Excel〉

本事業に対する質問等

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、本事業に関する説明会等は開催しません。質問がある場合は、以下のとおりお問い合わせください。

・質問期間
2020年4月21日(火)~5月22日(金)

・質問方法
様式自由。以下の問合せ先まで電子メール又はFAXにてお問い合わせください。

・質問に対する回答について
 質問に対しては都度回答。また、質問要旨及び回答については、大学コンソーシアム京都のホームページにて公開します。

質問受付日

公開日

4月21日(火)から5月11日(月)まで

5月18日(月)までに公開

5月12日(火)から5月22日(金)まで

5月29日(金)までに公開

(公開先URL: https://www.consortium.or.jp/project/chiiki/sokushin

今後のスケジュール(予定)

5月22日(金)   質問受付終了
6月12日(金)   申請締切
6月中下旬~7月上旬 ヒアリング審査
7月中        採択事業の決定
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況によっては、ヒアリング審査は実施せず、書面審査のみの対応とする可能性があります。

申請書類提出先・お問合せ先

〒600-8216  京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
公益財団法人 大学コンソーシアム京都 調査・広報事業部「学まち連携大学」促進事業 担当
TEL :075-353-9130 FAX: 075-353-9101
MAIL:chiiki-daigaku-ml■consortium.or.jp
(■を@に変更して送信してください)
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00