ホーム » 2017年度単位互換シラバスの変更について(2)

2017年度単位互換シラバスの変更について(2)

「2017年度単位互換シラバス」について、変更が生じていますので下記のとおりお知らせいたします。
※変更が生じた場合は随時更新していきます。
2017.3.15更新

変更内容

 科目コード 科目名 科目開設大学 変更箇所 変更内容 
 B130       歴史遺産各論III        京都造形芸術大学 試験・評価方法の変更

【変更前】
<基準>
・自ら課題を見付けることができ、調べて知識を広げることができる。
・授業で得た知識をもとに、それぞれの歴史遺産(文化財)の全体像を把握し、その伝承の重要さを理解できる。
・自分の説明したいことを正しい日本語で表現できる。
<評価方法>
・小レポート等
・期末レポート
・レポート
【変更後】
<基準>
・自ら課題を見付けることができ、調べて知識を広げることができる。
・授業で得た知識をもとに、それぞれの歴史遺産(文化財)の全体像を把握し、その伝承の重要さを理解できる。
・自分の説明したいことを正しい日本語で表現できる。
 <評価方法>
・小レポート等
・期末レポート 

 

 

講義概要・到達目標の変更

【変更前】
■授業概要
○装こう文化財の保存修復
装こう文化財は書跡・典籍・古文書と絵画作品に大きく分かれる。それぞれの歴史的変遷と共に素材や構造を知り、その保存修復を概説する。
○歴史資料の諸相と保存修復
近代に入り、書画とはタイプの違う記録媒体が生まれ、私たちの生活や文化を支えている。しかし、こうしたものの多くは工業製品として作られ、新しいものが発明されては前のものが消えていく。こうした新しいタイプの資料も既に残すべき文化財となりつつあり、それらのあり様と残し方について考えていきたい。
■到達目標
○装こう文化財の保存修復
書跡・典籍・古文書や絵画の素材や構造について知り、それを保存していく意義と具体的な修理方法について理解できるようになる。
○近現代資料の諸相と保存
紙資料、写真などの近現代資料について、歴史的変遷とその伝承について知り、それを保存していくことの課題や意義について理解できるようになる。
 【変更後】
■授業概要
○装こう文化財の保存修復
 装こう文化財は絵画作品と書跡・典籍・古文書作品に大きく分かれる。これらの文化財は作品単体で存在する訳ではなく、装丁を伴った伝統的な形態で存在している。それぞれの素材や構造の歴史的変遷を辿り、その保存修復の考え方や技術などについて概説する。
○歴史資料の諸相と保存修復
 歴史資料は、非常に広い範囲の文化財を含んでいる。特に、近代以降、それまでなかった新しい記録媒体が生まれ、私たちの生活や文化を支えている。しかし、こうしたものの多くは工業製品として作られ、新しいものが発明されては前のものが消えていく。こうした新しいタイプの資料も既に残すべき文化財となりつつあり、それらのあり様と残し方について考えていきたい。紙資料、写真などを中心とした近現代資料について、歴史的変遷とその保存修復について概説する。
■到達目標
○装こう文化財の保存修復
 書跡・典籍・古文書や絵画の素材や構造について知り、それを保存していく意義と具体的な修理方法について理解できるようになる。
○歴史資料の諸相と保存修復
 紙資料、写真などの近現代資料について、歴史的変遷とその伝承について知り、それを保存していくことの課題や意義について理解できるようになる。

 講義スケジュールの変更

【変更前】
第01回 書跡・典籍・古文書とは
第02回 書写材料の歴史 紙の発明以前・以後
第03回 作品の痕跡を読み取る
第04回 書跡・典籍・古文書の修理 1
第05回 書跡・典籍・古文書の修理 2
第06回 絵画作品の素材と構造
第07回 絵画作品の保存修復 1
第08回 絵画作品の保存修復 2
第09回 歴史資料の諸相
第10回 印刷文化財の歴史
第11回 写真の歴史と保存
第12回 近現代資料の劣化と修理
第13回 その他の歴史資料の保存修理
第14回 災害と資料保存
第15回 まとめ 何をどう残すのか?
■予習・復習について
予習:授業の最後に次回授業のキーワードを提示するので自分で参考書等を探して読んでくる。
復習:適宜小レポートを課す。

【変更後】
第01回 書跡・典籍・古文書とは
第02回 書写材料の歴史 紙の発明以前・以後
第03回 作品の痕跡を読み取る
第04回 書跡・典籍・古文書の修理 1-伝統的修理技術-
第05回 書跡・典籍・古文書の修理 2-新しい修理技術-
第06回 絵画作品の素材と構造
第07回 絵画作品の保存修復 1-伝統的修理技術-
第08回 絵画作品の保存修復 2-新しい修理技術-
第09回 歴史資料の諸相
第10回 印刷文化財の歴史
第11回 写真の歴史と保存
第12回 近現代資料の劣化と修理
第13回 その他の歴史資料の保存修理
第14回 災害と資料保存
第15回 まとめ 何をどう残すのか?
■予習・復習について
予習:授業の最後に次回授業のキーワードを提示するので自分で参考書等を探して読んでくる。
 復習:適宜小レポートを課す。

 参考書の変更

【変更前】
・『写真保存の実務(岩田書院ブックレット 14)』大林賢太郎 岩田書院 2010
・『日本美術図解事典 絵画・書・彫刻・陶磁・漆工 普及版』 守屋 正彦ほか監修 東京美術 2011
・『カラー版 日本美術年表史』 辻 惟雄 美術出版社 2002

【変更後】
・『写真保存の実務(岩田書院ブックレット 14)』大林賢太郎 岩田書院 2010
・『装潢文化財の保存修理-東洋絵画・書跡修理の現在-』大林賢太郎 国宝修理装潢師連盟 2015
・『記録史料の保存と修復-文書・書籍を未来に遺す』「記録史料の保存修復に関する研究集会」実行委員会 アグネ技術センター 1995

PAGE TOP