2026年度 FD研修プログラム・テーマ別研修 実施報告

第1回 科研費申請の基礎と実践 ~審査の視点と実例から学ぶ採択へのポイント~

開催日時:2026623日(火)18:3020:30

講  師:佐藤 嘉倫 氏(京都先端科学大学 人文学部 教授)
     三村 徹郎 氏(京都先端科学大学 バイオ環境学部 教授)

進  行:大秦 正揚 氏(京都先端科学大学 バイオ環境学部 講師)
     髙尾 郁子 氏(京都薬科大学 学生実習支援センター 助教)

参加者数:118

実施報告:

 この研修は、科研費申請に初めて挑戦する若手研究者や大学院生、また改めて基礎を整理したい教職員を対象に開催されました。社会科学分野から佐藤 嘉倫先生、自然科学分野から三村 徹郎先生を講師に迎え、審査員の視点や採択されるための具体的なポイントについて、実例を交えた講義が行われました。質疑応答では、専門外の審査員へのアピール方法や、国際性の定義、事務部門への期待などが議論されました。両講師に共通していたメッセージは、「科研費は出し続けることに意義がある」という点です。不採択の通知が来ても、審査結果の開示情報を冷静に分析してブラッシュアップを続けることで、採択の確率は確実に上がります。申請書を書くプロセス自体が、自らの研究を客観的に見直し、現在地を理解するための貴重な機会であると締めくくられました。

第2回 採択率を高める科研費申請の戦略〜研究活動の設計から海外研究活動まで〜

開催日時:2026717日(金)18:0020:00

講  師:大野 光明 氏(滋賀県立大学 人間文化学部 教授)
     塚田 義典 氏(麗澤大学 工学部 准教授)

進  行:赤岩 香苗 氏(京都産業大学 情報理工学部 准教授)
     鄭  祐宗 氏(大谷大学 国際学部 准教授)

参加者数:102

実施報告:

 この研修は、「採択率を高める科研費申請の戦略〜研究活動の設計から海外研究活動まで〜」をテーマに、より発展的な研究設計や具体的な申請技術を学ぶことを目的として開催されました。大野 光明先生、塚田 義典先生を講師に迎え、研究種目の選定から海外での研究活動の展開、さらには生成AIを活用した最新の執筆戦略まで、多角的な視点から講義が行われました。大野先生からは、国際共同研究加速基金(国際共同研究強化A)を活用したサンフランシスコでの在外研究の経験が語られました。塚田先生からは、「戦略的ライティング」と生成AIの活用術について、情報学の視点から革新的な手法が紹介されました。両講師に共通していたメッセージは、「研究活動を自ら俯瞰し、戦略的にデザインすることの重要性」です。単に書類を整えるだけでなく、国内外のネットワーク構築や最新ツールの導入、さらには教育と研究を両輪で進める姿勢が、結果として高い採択率と研究の発展に繋がると締めくくられました。

FD

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