第4回 FD合同研修プログラム・テーマ別研修
大学独自の初年次教育を考える~一大学の実践を例に~

FD合同研修プログラム・テーマ別研修」は新任教員、FDの基礎的な事項を学び直したいと考える教員、FDに関心のある教員、FD関連部署に勤務する職員を対象とし、IRやレポート指導、ゼミ・研究室運営、初年次教育、授業設計・授業実践などのスキルや知識の獲得を目的とした少人数制の研修プログラムです。2023年度は全5回開催いたします。

第4回は下記の内容で開催いたします。
多くの大学関係者の皆さまのご参加をお待ちしております。


第4回 大学独自の初年次教育を考える~一大学の実践を例に~

初年次教育は高等学校から大学への円滑な移行を図り、学習への動機づけを強化するものとして期待されています。近年、情報化の一層の進展などが加速する社会の変容と、それに伴う入学者の学力や学びのスキルの多様化に伴い、大学の学びに適応できない学生が増えてきています。そのため、初年次教育は在学生が学びにおいて抱える問題がいかなるものであるかを正確に把握したうえで学びのデザインを考えることが必要となっています。本研修では、大学の初年次教育の構築に携わってこられた講師にこれまでの取り組みについてご講演いただき、その後参加者同士で情報交換をすることで、大学独自の初年次教育の構築に必要な視点や手法を考える機会にしたいと考えています。

日  程   1月16日(火)18:00~20:00

講  師   坂本 尚志 氏 (京都薬科大学 基礎科学系 准教授)            

進  行   髙尾 郁子 氏 (京都薬科大学 学生実習支援センター 助教)
         松瀬 理保 氏 (京都外国語大学 国際貢献学部グローバル観光学科 講師)       
      
 対  象   大学・短期大学教職員 
        
※Zoomが利用可能な方に限ります。

 開催形式   オンライン(Zoomミーティング)

参  加  費   大学コンソーシアム京都加盟大学・短期大学 教職員:無料
        上記以外の方:1,000円(税込・事前振込制)

定  員   30名程度



「詳細はこちら」をクリックいただきますと、
今年度実施予定の全プログラムの詳細内容およびお申込み方法がご覧いただけます。




お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 FD事業担当
TEL 075-353-9163 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00

【開催報告】第20回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラムについて

全国大学コンソーシアム研究交流フォーラムは、高等教育の発展に資するべく、各大学コンソーシアムの取り組みや研究成果等の情報交換を目的とし、今年で20回目を迎えました。
 記念すべき第20回フォーラムは、公益社団法人ふじのくに地域・大学コンソーシアムと共催で「大学コンソーシアムが紡ぐ持続可能な地域社会づくり~アフターコロナ時代を見据えた新たな価値の創造を目指して~」をメインテーマに常葉大学静岡草薙キャンパスで開催され、初めての静岡県での実施となりました。

全国から234名の大学教職員や教育関係者等が参加し、基調講演やシンポジウム、分科会における事例報告や意見交換を通じて、あらためて「各大学コンソーシアム」の在り方について考究する情報交換の場となりました。

▼ 常葉大学 静岡草薙キャンパス   

 

【9月2日(土)】

▼ 全国大学コンソーシアム協議会
黒坂 光 代表幹事の挨拶

▼静岡大学学長、
ふじのくに地域・大学コンソーシアム理事長
日詰 一幸 氏の挨拶

▼静岡県副知事 出野 勉 氏の挨拶

▼会場の様子

 

基調講演では、「日本の大地・静岡の大地 ~大規模自然災害と高等教育機関の危機管理~」をテーマに、静岡県立大学学長であり、ふじのくに地域・大学コンソーシアム副理事長の尾池 和夫 氏をお迎えし、ご講演いただきました。

▼ 基調講演者 尾池 和夫 氏 ▼ 基調講演の様子

 

 シンポジウムでは、産官学の立場から、「持続可能な地域社会づくりに向けた大学コンソーシアムへの期待」をテーマに登壇者が発表を行い、その後のディスカッションでは活発な議論が繰り広げられました。

≪コーディネーター≫
 日詰 一幸 氏(静岡大学学長、ふじのくに地域・大学コンソーシアム理事長)
≪シンポジスト
 出野 勉 氏 (静岡県副知事)
 酒井 公夫 氏 (静岡鉄道株式会社 代表取締役会長)
 池上 重弘 氏 (静岡県教育委員会教育長)

▼ シンポジウムの様子 

 

文教行政報告では、文部科学省 高等教育局大学教育・入試課課長補佐山田 研市 氏をお迎えし、「高等教育政策の動向について」ご報告いただきました。   

▼ 文教行政報告者 山田 研市 氏
(文部科学省 
高等教育局大学教育・入試課課長補佐)

 

全国のコンソーシアム、行政、企業から18団体が集まったポスターセッションでは、それぞれの取り組みについて参加者から多くの質問や感想が出され、出展者と参加者とが積極的に交流する場面が見られました。      

▼ ポスターセッションの様子  ▼ 大学紹介コーナー
▼ 文部科学省
科学技術・学術政策局 研究開発戦略課
▼ 公益社団法人
2025年日本国際博覧会協会
▼ 静岡県 ▼ 静岡市
▼ いわて高等教育コンソーシアム ▼ 学都仙台コンソーシアム
▼ 大学コンソーシアムやまがた ▼ アカデミア・コンソーシアムふくしま(ACF)
▼ 公益社団法人
学術・文化・産業ネットワーク多摩
▼ 大学コンソーシアム八王子
▼ 公益社団法人
相模原・町田大学地域コンソーシアム
▼ 公益社団法人
ふじのくに地域・大学コンソーシアム
▼ 公益社団法人大学コンソーシアム石川 ▼ 公益財団法人大学コンソーシアム京都
▼ 特定非営利活動法人
大学コンソーシアム大阪
▼ 大学コンソーシアム岡山
▼ 一般社団法人教育ネットワーク中国 ▼ 一般社団法人大学コンソーシアム熊本

 

情報交換会では、コロナ禍を経て4年ぶりに飲食を交えての交流が行われ、参加者からは対面開催ならではのコミュニケーションを取ることができたとの声が聞かれました。

▼ 情報交換会の様子 

 

【9月3日(日)】

フォーラム2日目の分科会では、大学やコンソーシアムをめぐる様々なテーマを扱った4分科会を実施し、実践事例報告や参加者との意見交換等を展開しました。

▼ 第1分科会
(大学コンソーシアム京都)
▼ 第2分科会
(学術・文化・産業ネットワーク多摩)
▼ 第3分科会
(ふじのくに地域・大学コンソーシアム)
▼ 第4分科会
(大学コンソーシアム大阪)

 

 
 本協議会設立の趣旨は、大学コンソーシアム相互の情報・研究の交流であり、皆様方の多くのご参加と活発な情報交換が大きな成功につながります。
このたびは、教職員の方はもちろん、各コンソーシアムから数多くのご参加とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

 なお、次回第21回のフォーラムは、大学コンソーシアム京都と共催で、2024年9月に京都市内にて開催予定です。
詳細は決定次第、大学コンソーシアム京都のホームページにてご案内予定です。
ぜひともご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

◆全国大学コンソーシアム協議会についてはこちらをご覧ください。

入札・公募型プロポーザル情報(留学生スタディ京都ネットワーク・2024年留学生対象インターンシッププログラム等)

 留学生スタディ京都ネットワーク(事務局:大学コンソーシアム京都国際事業部)では,2016年度から、京都地域の大学等で学ぶ留学生に京都地域の企業において就業体験する機会を提供することにより、留学生に対する京都企業の事業内容や日本における企業文化の理解促進と就職意欲の醸成を図るとともに、留学生と企業との相互理解による卒業・修了後の京都における採用促進及び就職後の定着を目指す、インターンシップ事業を実施しており、2024年も本プログラムの実施を予定しております。
 つきましては,本事業の受託事業者を募集しますので、プロポーザルへの参加を御検討いただき,御参加いただける場合は,下記の要項に従って企画提案書及び見積書を作成し,期日までに御提出いただきますようお願いいたします。

※本件は、留学生スタディ京都ネットワーク2024年度予算成立前に、2023年度事業と2024年度事業を一体として実施するものであり、ネットワーク総会において、本事業の2024年度予算が減額された場合などについては、事業の中止または事業内容を変更・縮小する場合があります。

期日:2023年12月22日(金)17時まで
要項:2024年 留学生を対象としたインターンシッププログラム等 プロポーザル募集要項


お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都
国際事業部内 留学生スタディ京都ネットワーク事務局(担当:澤田・村田)
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る キャンパスプラザ京都内
TEL:075-353-9164
※受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

【教職員対象】2023年度 第2回 京都FD交流会
「GIGAスクール構想による初等中等教育における授業の変容。 そこから考える今後の大学とは?」参加申込受付中


初等中等教育においては、GIGAスクール構想により学習者が一人一台の情報端末とネットワーク接続を活用して学ぶ環境整備が行われ、令和の日本型教育が推進されています。GIGAスクールから約3年が経過した現在の、主に小中学校の授業変化について、最先端の事例を交えてご説明します。
それらを踏まえて、今後大学の環境(授業・研究・学生生活)はどのように変化するかを、皆さんと考えたいと思います。
「研修会」ではなく、「交流会」ですので、ぜひお気軽にご参加ください。

日  程   2023年12月16日(土)13:00~15:20

対  象   大学・短期大学教職員
         
※教員の方だけではなく、FDに関心のある職員の方も対象としています。

会  場   キャンパスプラザ京都 第3会議室    

参  加  費   無料

定  員   30名程度

スケジュール 

13:00~13:02 開会・事務連絡
13:02~13:05 コーディネーターによる趣旨説明
13:05~13:45
話題提供

GIGAスクール構想による初等中等教育における授業の変容。
そこから考える今後の大学とは?

13:45~14:05 質疑応答
14:05~14:45 交流会
14:45~15:15 質問・まとめ
14:15~15:20 閉会・アンケート記入

申  込


申込締切:2023年:12月14日(木)17:00


お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 FD事業担当
TEL 075-353-9163 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00

 




【教職員対象】2023年度第3回 留学生スタディ京都ネットワーク会員団体研修会・交流会を開催します

外国人に伝わる 日本人にもわかりやすい「やさしい日本語」セミナー

日  時:2023年12月15日(金)14:00~16:10(受付 13:30~) 

場  所:キャンパスプラザ京都 (5階: 第2~4演習室)

内  容:「京都で学び働く外国人に対する災害等における緊急時に必要なやさしい日本語」 

      ~学生・従業員を守り、日常での地域生活にも役立てる~

「やさしい日本語」とは1995年の阪神淡路大震災を教訓に、外国人にスムーズな情報伝達を行うための

簡単な日本語に言い換える日本語の表現方法です。

今回の研修では、「やさしい日本語」の概要とその基本ルール、また災害時やコロナ禍で外国人が

陥りやすい状況について学びます。

留学生や外国人従業員との緊急時のやりとりだけでなく、日常生活でも活用できる

「やさしい日本語」の発信のしかたを、グループワークや実践的な活動を通して学びます。


講  師: 「やさしい日本語」有志の会 杉本篤子 氏

対  象:留学生スタディ京都ネットワーク会員校・団体に所属する教職員の皆さま

定  員:40名 ※先着順にて受付

申込方法:参加をご希望の方は、以下の申込フォームよりお申込みください。

     https://forms.gle/X119ffVrBt6xdPb88

申込期間:12月1日(金)12時まで   ※定員になり次第受付終了

参 加 費:無料


スケジュール:

14:00~14:05 開会挨拶

14:05~16:00 講義「やさしい日本語」とは?

          ・災害時やコロナの時に外国人の陥る状況

          ・「やさしい日本語」の基本ルール

          ・グループワークによる活動

16:00~16:10 質疑応答

万一、申込フォームがご利用頂けない場合はお手数ですが、直接以下のメールアドレスよりお申込みください。

送信先アドレス:「kyoto-nw@consortium.or.jp

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【お問い合わせ】

 留学生スタディ京都ネットワーク事務局 〔公益財団法人大学コンソーシアム京都  国際事業部〕

 担当:鶴山・室野  TEL:075-353-9164    E-mail:kyoto-nw@consortium.or.jp

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