事業概要
「高大接続改革」が進む中、各校が抱える課題の解決、教育改善に資するため、2018年度より「高校・大学教職員交流プログラム」を開始しました。
第14回までは「京都高校教員交流会」として学校や設置者の別を超えて、学校・ホームルームの運営、授業改善等についての工夫や悩みを共有し、解決に向けて交流することを目的に実施しました。
第15回より「京都高校・大学教職員交流会」に名称を変更し、「高等学校・大学双方の課題に対する工夫や悩みを共有し、相互理解を深め、立場を超え、解決に向けて交流いただく場」として、高等学校・大学双方の教職員を対象に開催しております。
京都高校・大学教職員交流会(第15回より名称変更しました)
対象
高等学校・大学教職員、大学生 ※京都府外の方も参加いただけます。
参加費
無料
主催
京都高大連携研究協議会(京都府教育委員会/京都市教育委員会/京都府私立中学高等学校連合会/京都商工会議所/公益財団法人 大学コンソーシアム京都)
第19回 | |
テーマ | 探究学習と教科学習をつなぐ。 ~「QFTと対話型論証を取り入れた教科学習が生徒にもたらす変化」と「生徒の主体性を尊重した探究のカリキュラム」を考える~ |
概要 | 探究学習と教科学習の往還について、QFTと対話型論証を使った教科学習の事例報告や、探究学習を経験した大学生による経験談をもとに、探究学習と教科学習のつながりに関して意見交換・情報交換を行う。 |
日時 | 2024年10月5日(土)14:00~16:00(受付13:45~) |
開催方法 | ハイブリッド開催 ①キャンパスプラザ京都 ②オンライン(Zoomミーティング) |
コーディネーター | 滋野 哲秀 氏(日星高等学校 校長/元 龍谷大学文学部 教授) |
事例報告者 | 平尾 俊博 氏(日星高等学校 教諭) 大場 凛 氏(龍谷大学文学部 3年次生) |
定員 | 30名(先着順) |
※第19回京都高校・大学教職員交流会の詳細・お申込は、こちら
第20回 | |
テーマ | 「探究学習の学びのストーリー」 探究学習はキャリア形成にどのような影響を与えるのか ~探究学習の実践から進路選択の関係をひもとく~ |
概要 | 探究学習とキャリア形成の関係について、課題の共有や意見交換を行い、探究学習が大学進学・職業の選択などにどのように関係するのかを考える場とする。 |
日時 | 2025年2月1日(土)13:00~16:00 |
開催方法 | ハイブリッド開催 ①キャンパスプラザ京都 ②オンライン(Zoomミーティング) |
コーディネーター | 滋野 哲秀 氏(日星高等学校 校長/元 龍谷大学 教授) |
事例報告者 | ・酒井 淳平 氏(立命館宇治中学校・高等学校) ・堀井 隆史 氏(立命館大学 文学部) ・松井 陽菜 氏(立命館大学 経営学部) |
定員 | 30名(先着順) |
※第20回京都高校・大学教職員交流会の詳細・お申込は、こちら
実施報告
今年度は、「総合的な探究の時間」をはじめとする探究学習が高等学校から大学における学びに与える影響や高大接続の観点を踏まえた探究学習のデザイン方法、教科の探究と総合的な探究の時間の往還について、高等学校教員と大学教職員が交流し意見交換する機会として実施した。
第19回および第20回は、昨年度に引き続き対面とオンラインによるハイブリッド形式で開催した。プログラム終了後にも、事例報告者や参加者間での活発な意見交換が行われたことから、交流会の目的である参加者同士の相互理解を深めることができた。
また、今年度は教職を希望する大学生の参加者が多く見られた点が特徴的であった。高校・大学の教職員だけでなく、教員を目指す大学生が参加することで、交流の輪が広がり、より多様な視点で課題の共有・解決に取り組むことが期待できる。
次年度も引き続き、本交流会を定期的に開催し、京都府内の高校・大学での定着を図るとともに、高大間の理解とつながりが、より一層深まる機会とする。
参加人数は、第19回は会場12名、オンライン13名、計25名、第20回は会場20名、オンライン16名、計36名にご参加いただき、高校・大学と双方にとって、有意義な交流の場となった。
お問い合わせ先
公益財団法人大学コンソーシアム京都 教育開発事業部 高大連携事業担当
電話:075-353-9153 FAX:075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜 9:00~17:00(年末年始を除く)