2022年度

事業概要

大学コンソーシアム京都では、大学教職員のFDに対する意識を高め、大学教育の改善に資することを目的として、1995年から①FD活動の普及、②大学教育、授業改善に関する実践・研究報告、人的交流の場の提供、③京都におけるFD活動の情報発信をテーマに、毎年FDフォーラムを開催しています。全国から多数の大学教職員や教育関係者等に参加いただいている大規模FDイベントです。

開催概要

第28回FDフォーラム

第28回FDフォーラム 挑選〜多様な学びの支援に求められる挑戦と選択

メインテーマ
挑選〜多様な学びの支援に求められる挑戦と選択
日  時
2023年2月18日(土)・23日(木・祝)・24日(金)・25日(土)
開催形式
オンライン(Zoom)、一部分科会でハイブリッド開催(オンライン:Zoom/会場:キャンパスプラザ京都)
主  催
公益財団法人 大学コンソーシアム京都
後  援
文部科学省・京都府・京都市

第28回FDフォーラムリーフレットはこちらからダウンロードいただけます
2021年度 第27回FDフォーラム リーフレット

スケジュール

日程 時間 内容
2月11日(土・祝) 10:00 ポスターセッション特設WEBサイト公開
2月18日(土) 13:00~16:00 ポスターセッション オンライン発表
2月23日(木・祝) 9:30~ 第1分科会
第2分科会
14:00~ 第3分科会(交流会有)
第4分科会
第5分科会(交流会有)
2月24日(金) 9:30~ 第6分科会
第7分科会
14:00~ 第8分科会
第9分科会
2月25日(土) 9:30~ 第10分科会
第11分科会
14:00~16:30 シンポジウム
17:00~18:30 クロージングセッション

シンポジウム

シンポジウムの詳細はこちらからご覧いただけます。

シンポジウム
2月25日(土)14:00~16:30
これからの大学でどのように学ぶのか
~主体性を生み出す学びの多様性~
定員 1,000名 (加盟校優先定員 600名)
大学にはさまざまな学生がいて、それぞれが主体的にさまざまなことを学ぶ。大学での学び方は、教える側が主体となる「教授パラダイム」から学習者が主体となる「学習パラダイム」へと変換しつつある。コロナ禍でも産学連携や地域連携など学外の活動を通して、学生の主体的な学びを実践している例も多い。また、さまざまな学生の主体的な学びの支援も多様になってきている。一般的な学習支援・学習環境整備だけでなく、障碍のある学生や経済的な問題を抱えている学生への支援も必要である。
本シンポジウムでは、地域連携を通して学生が主体的に学んでいる例やさまざまな学生への支援の取り組みなども挙げて、これからの大学で学生がどのように学んでいけばよいのか議論したい。
シンポジスト
 
西田 貴明 氏
京都産業大学 生命科学部 准教授
國本 千裕 氏
千葉大学 アカデミック・リンク・センター 副センター長/准教授
永田 和宏 氏
JT生命誌研究館 館長、歌人、京都大学 名誉教授、京都産業大学 名誉教授
コーディネーター
 
白鳥 秀卓 氏
京都産業大学 生命科学部 教授/教育支援研究開発センター 副センター長

分科会

全分科会の概要はこちらからご確認いただけます。

※複数の分科会にお申込みいただけますが、開催時間が重なっている分科会にはお申込みいただけません。
※下表に【交流会有】と記載している分科会では、終了後に、Zoomミーティングを使用し、参加者と登壇者が交流する時間を設けます。

日程 時間 分科会 分科会タイトル 定員
(加盟校
優先定員)
2月23日(木・祝) 9:30~
11:30
第1分科会 あなたの大学の学習環境を教えてください! 150
(90)
9:30~
11:30
第2分科会 産学連携・地域連携を通じた大学教育を考える 100
(60)
14:00~
16:30
第3分科会
【交流会有】
学びの場のダイバーシティとインクルージョンの実現 100
(60)
14:00~
17:00
第4分科会 25年度新入生は何をどう学んで来るのか(来ないのか)
―新指導要領を手がかりに大学基礎教育を考える―
270
(160)
14:00~
17:00
第5分科会
【交流会有】
グローバルに活躍出来る人材の教育に大学はどのように貢献するか
―混沌とした世界で主体性を発揮できる人材の育成に向けて―
270
(160)
2月24日(金) 9:30~
11:30
第6分科会 大学教育と福祉課題
~大学での支援のあり方を考える~
270
(160)
9:30~
12:00
第7分科会 ポストコロナで遠隔授業をどのように活用できるか 100
(60)
14:00~
16:00
第8分科会 その能力、どうしたら社会で活かせる?
―発達障害のある理工系学生の能力を専門職就労につなげるために必要な支援と課題―
150
(90)
14:00~
16:30
第9分科会
[オンライン参加]
学生が過ごしたコロナ禍の大学生活 200
(120)
14:00~
17:30
第9分科会
[会場参加]
20
(12)
2月25日(土) 9:30~
12:00
第10分科会 社会と融合する大学教育のかたちを考える 50
(30)
9:30~
12:00
第11分科会 学外の実践活動を生かした大学教育 270
(160)

● 
第7分科会のエリック・ハーキンソン氏の講演は日本語で行われますが、スライドについては英語になる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
● 
第9分科会のみ、ハイブリッド(オンライン:Zoom/会場:キャンパスプラザ京都)で開催します。
● 
第9分科会はオンライン参加と会場参加で終了時刻が異なりますのでご留意ください。

クロージングセッション

日程:2月25日(土)17:00~18:30

第28回FDフォーラムは、クロージングセッションについてもZoomミーティングを使用し、開催いたします。
FDフォーラムに参加された方々とFDフォーラム全体を振り返り、相互交流できるようクロージングセッションを開催いたします。シンポジウム・分科会にお申込みいただいた方は、どなたでもご参加いただけます。事前のお申込みは不要です。是非お気軽にご参加ください。

ご参加いただくみなさまへのお願い
ご参加にあたり、Zoomアプリケーションのインストールを推奨します。
また、既にインストールされている方は、Zoomアプリケーションのバージョンを
最新版にアップデートをお願いいたします。

【注意事項】

● 
クロージングセッションのZoomミーティングへのご参加方法は、FDフォーラムのシンポジウム・分科会にお申込みいただいた方にのみご案内します。なお、クロージングセッションのみのご参加は受け付けておりません。あらかじめご了承ください。
● 
入室人数は300名までです。入室は先着順となりますので、混み合って入室できない場合は時間をずらして再度アクセスください。
● 
多くの方にご参加いただけるよう、ご参加はおひとり1デバイスとしてください。

ポスターセッション

大学コンソーシアム京都加盟校の教職員・学生が実施する、特色ある教育に関する取り組みを発表します。
発表ポスターの概要はこちらからご確認いただけます。

■特設WEBサイトへのポスター掲載

第28回FDフォーラムポスターセッション特設WEBサイトに、ポスター及び説明動画を掲載します。公開期間中はいつでも視聴・閲覧できます。

※特設WEBサイトはFDフォーラムのシンポジウム・分科会の申込者にのみご案内いたします。

公開期間:2月11日(土・祝)10:00 ~ 2月28日(火)23:59

■オンライン発表

Zoomミーティングを使用し、オンラインでポスター発表を行います。
また、ブレイクアウトルーム機能を使用し、ポスターごとに分かれ、発表者への質問や参加者間交流ができる時間も設けます。

発表時間:2月18日(土)13:00 ~ 16:00 ※発表数に応じて時間が変更になる可能性があります。

※オンライン発表のスケジュール・Zoomミーティングへの参加方法は、特設WEBサイトにてご案内いたします。
※入室人数は300名までです。入室は先着順となりますので、混みあって入室できない場合は時間をずらして再度アクセスください。

実施報告

第28回FDフォーラム 報告集 【詳しくはこちらから】

 第28回FDフォーラムは、2023年2月18日(土)、23日(木・祝)、24日(金)、25日(土)の4日間にわたり、「挑選〜多様な学びの支援に求められる挑戦と選択」をメインテーマに、オンライン(一部ハイブリッドを含む)で開催しました。
 大学コンソーシアム京都主催のFDフォーラムは、高等教育の質向上と、京都からのFD活動の情報発信を目的に1995年より開催し、今年度で28回目となります。
 今回は、大学で学ぶ多様な学生に対して大学教職員はどのような支援ができるのか、学習環境や産学連携・地域連携、また障がいをもつ学生への支援やコロナ禍での学びの確保など、各大学の取組みや実践が報告されました。
 1日目はポスター発表、2~4日目は、11の学びの支援に係る幅広いテーマの分科会、4日目午後には、シンポジウムおよびクロージングセッションを開催しました。
 全国から416名の大学教職員や教育関係者等が集い、学習支援の成果報告や実践を共有し、活発な意見交換を行いました。
 初日に開催されたポスターセッションのオンライン発表では、大学コンソーシアム京都加盟校から計8件の教育実践事例の発表が行われました。50名が参加し、活発な質疑応答が繰り広げられました。また、発表者が互いのポスター発表に質問し合うなど、発表者同士の交流の場となりました。

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 2~4日目は、多様な学生への支援の在り方について、各方面から多彩な報告者を迎え、11の分科会を開催しました。今年度で3回目のオンライン開催となりましたが、チャット機能や、質問フォームを活用し、登壇者とオンライン参加者との有意義な交流が行われました。また、第9分科会では、今回初の試みとして、ハイブリッド形式とし、キャンパスプラザ京都での会場参加者とオンライン参加者をZoomでつなぎ、「学生が過ごしたコロナ禍の大学生活」をテーマに開催しました。

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 最終日のシンポジウムは、「これからの大学でどのように学ぶのか~主体性を生み出す学びの多様性~」と題し、西田貴明氏(京都産業大学 生命科学部 准教授)、國本千裕氏 (千葉大学 アカデミック・リンク・センター 副センター長/准教授)、永田和宏氏(JT生命誌研究館 館長、歌人、京都大学 名誉教授、京都産業大学 名誉教授)の3名にご登壇いただきました(コーディネーター:白鳥秀卓氏(京都産業大学 生命科学部 教授/教育支援研究開発センター 副センター長))。質疑応答では、学生が大学で主体的に学ぶにはどうすればよいのか、その支援の在り方について、教職協働、主体的な学びを促す教員像などが議論されました。

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 シンポジウム終了後にはクロージングセッションを開催し、Zoomのブレイクアウトルームを使用しながら、フォーラム参加者同士の交流を深めました。

お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 FDフォーラム事務局
TEL:075-353-9163 FAX:075-353-9101
E-mail:fdf■consortium.or.jp(■を@に変えてください)
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜 9:00~17:00(年末年始を除く)

事業内容について

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