研究進んでます!~未来の京都創造研究事業 調査・研究の現場から~


 2014年度の「未来の京都創造研究事業」で採択された調査・研究テーマは、それぞれ未知の成果を目指して取り組まれています。その現場の様子を紹介いたします!


未来の京都創造研究事業 2014年度の調査・研究テーマについて 詳細はこちらから


 

京都企業と外国人留学生のラフな懇談会を実施-
指定課題3「外国人留学生の大学卒業後の就業に関する動向の分析と自治体、企業及び大学における支援方策に関する研究」

  研究もいよいよ佳境に入った2月3日の夜、研究を実施している立命館大学キャリアセンター 石原一彦先生の研究グループが、就職活動前の外国人留学生と京都企業との相互理解を深めるためのラフな懇談会を実施しました。

京都企業から会社の概要の説明がありました。

 京都企業7社と外国人留学生25人が参加したこの懇談会では、グループに分かれて、「企業が外国人留学生を採用する理由と外国人留学生が働きたい企業とは」をテーマにして語り合いました。
 ラフな雰囲気の中、京都企業からは外国人留学生に対してバイタリティや海外展開に向けた架け橋としての役割を期待する声があがり、また、外国人留学生からは、文化の違いに基づくコミュニケーションや、日本の企業文化への不安など、率直な声があがりました。


 

京都企業が期待することや外国人留学生が気になることを語り合いました。

 この懇談会やアンケート調査などの結果を通して、外国人留学生及び京都企業の能力開発プログラムや京都市による外国人留学生の就業環境の整備方策についての提案をまとめられる予定です。


最後にそれぞれのグループでの意見を全体で共有しました。








 京都企業、京都の大学や京都市のメリットとなる研究成果に、大学コンソーシアム京都もたいへん期待しています!  
  


  

京町家の庭の現地調査を実施-
継続課題「住宅庭の環境およびその減少が生物相に与える影響」

  研究を実施している京都大学大学院農学研究科 柴田昌三先生のゼミの新野彬子さんと3人のメンバーが、西陣地域の築100年を超える京町家の庭の現地調査を行っています。

京町家の庭の植生を丹念に調査しています。

 
 
 京町家及び古い住宅庭の分布と、特に鳥類の生物相の関係を明らかにしようとするために、上京区桃薗学区での庭を持つ住宅の住民へのアンケート調査の一環として、新野さんを中心に、住民への聞き取りと併せて、実際に京町家の庭を調査しています。

 

 12月4日(木)、小雨の中での調査。
庭の植物や飛来する鳥の種類、庭のお手入れの状況などについて、丹念に聞き取りし、図に落としていきます。  
 

庭の様子を図に落としていきます。

飛来する鳥の種類など、庭のご主人にお話を伺います。

飛来する鳥の種類など、庭のご主人にお話を伺います。









 


 現地を見なければ分からないことがあり、見ることで新しい展開が生まれる、と精力的に取り組む新野さん。京町家の庭の空間的な分布と生息する生き物に着目したこの研究には前例がなく、成果が楽しみです。

 

中京マチビトCaféとのコラボ企画を実施-
指定課題2「都心部地域での交流の場づくり」

ダンボールの茶室。中で語り合うとこれまで思いつかなかったアイデアが出るかも・・・


 11月27日(木)の夜、京都工芸繊維大学 西村雅信先生の研究グループと京都市商業振興課の協働により「商いをテーマにした京まちなかでの交流の場づくり」を目指す「茶論案庵(さろんあんあん)プロジェクト」の一環として、中京マチビトCaféとのコラボイベントが中京区の新風館で開催されました。

 中京のまちを愛し、何かしたい!と思っている「マチビト」と、商い人「アキナイビト」が入り交りあい、ほんもののカフェを会場に、紙ナプキンに京まちなかの商いの未来づくりに向けた思いを書きとめるという仕掛けの中で、熱く語り合う場となりました。 

京まちなかの商いの未来について、語り合うテーマを参加者のみなさまから募集。

それぞれのテーブルでは、熱の入った議論が交わされました。






参加者のみなさまが思いを書きとめました。

参加者のみなさまから飛び出したアイデアが、京まちなかの商いの未来を紡ぎだしていく糸となっていくような場づくりに向け、茶論案庵プロジェクトの更なる試行は続いていきます。








 

市営住宅での臨地調査を実施-
自由課題1「京都市郊外の市営住宅とその周辺住宅地における空間構成と変遷について」

 この調査・研究テーマでは、京都市すまいまちづくり課と連携し、市内に99団地もある市営住宅のうち郊外の市営住宅とその周辺地域の関係性について、①団地と接する建物の外観、②団地内のオープンスペースの使われかた、③敷地境界の状況から明らかにしようとしています。調査結果は今後の市営住宅の整備・再編の際に活かされることが想定されています。

 9月17日(水)、研究代表者である京都工芸繊維大学大学院博士課程の政木哲也さんが、山科区内の市営住宅での3回目の臨地調査を行いました。(過去2回は山科区と伏見区にて8月に実施)

植栽の高さや奥行まできちんと測ります。

植栽の高さや奥行まできちんと測ります。

左が研究代表者の政木さん、右が協力者の稲垣さん。

左が研究代表者の政木さん、右が協力者の稲垣さん。













 市営住宅とその周辺地域がどのような関係性をもつのかを明らかにするために、現地の市営住宅敷地と道路や臨地との境界の状況を写真に収め、寸法や隣接する道路幅まで丁寧に記録していきます。
敷地内のオープンスペースの様子や、敷地外への出入口の状況も確認していきます。

市営住宅と臨地との境界である、入口がどういう姿かも重要です。

市営住宅と臨地との境界である、入口がどういう姿かも重要です。

丁寧に図に落としていきます。

丁寧に図に落としていきます。














 複数の市営住宅でのこうした調査結果や市営住宅の変遷に関する資料を分析し、市営住宅周辺の地域環境にどのような特性がみられるかを読み解くことで、将来の市営住宅ストックの集約化などの検討に役立つものとなります。こういう調査結果は、実はこれまでにありそうなかったのですね。

 

未来づくりの実験は茶室から-
指定課題2「都心部地域での交流の場づくり」

 この調査・研究テーマでは、都心部に蓄積されてきた地域資源の魅力を活かした「交流の場づくり」を通して「地域の価値」の再発見と創造を推進する商業者・事業者と市民の育成及びネットワーク形成を図る実証研究を行います。

 8月27日(水)の夜、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科の西村雅信先生の研究グループが京都市商業振興課と連携して行っている「交流の場づくりによる商業者・市民の育成とネットワーク形成にかかわる実証実験」で、まちなかの商業活性化に向けた新たな交流の場が設けられました。

ダンボールで茶室をつくっていきます。

ダンボールで茶室をつくっていきます。

語り合いの内容を共有しています。

語り合いの内容を共有しています。




 

いろいろなアイデアが飛び出しました。

いろいろなアイデアが飛び出しました。

 
 築100年を超える町家の中にダンボールで茶室をつくる驚きの仕掛けとともに行われた「フューチャーセッション」では、参加された地域の商業者など多彩な属性の皆様が、目を輝かせながらまちなかの未来づくりに必要なアイデアを出し合われました。

 これらを基に、商業者・事業者や市民、アーティストなどさまざまな主体がつながり、創造する『場』を生み出していくのだそうです。数年後には、まちなかが今とは全く違った姿になっているかもしれませんね。



未来の京都創造研究事業 2014年度の調査・研究テーマについて 詳細はこちらから



お問い合わせ

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 シンクタンク事業 担当
TEL 075-708-5803 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

平成26年度「学まちコラボ事業」認定事業報告会&平成27年度募集説明会を開催します!!


京都市と大学コンソーシアム京都が、大学・学生と地域が連携して実施する地域活性化に向けた取組を支援する「学まちコラボ事業(大学地域連携創造・支援事業)」において、このたび、平成26年度「学まちコラボ事業」認定事業の報告会および平成27年度募集説明会を開催します。

地域の風習や伝承の継承による地域振興など、学生による認定事業の報告から、大学と地域の新たな連携の可能性や地域活性化のヒントを見つけませんか!!

当日は、来場者を交えての意見交換会や交流会も開催します。
出入自由で、どなたでもご参加いただけますのでぜひお気軽にご参加ください。

平成26年度「学まちコラボ事業」認定事業報告会&平成27年度募集説明会

日 時 2015年3月29日(日) 10:00~17:15
会 場 キャンパスプラザ京都 5階第1講義室/2階ホール
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
[アクセス] 京都市営地下鉄、JR、近鉄「京都駅」から徒歩5分 
当日の流れ <5階第1講義室にて>
10:00~平成26年度認定事業報告会 ※1発表につき@13分(質疑・入替含む)
15:10~平成27年度事業募集説明会
<2階ホールにて>
15:30~意見交換会、交流会、講評・表彰式
17:15 終了(予定)

※詳しいスケジュールはこちらをご覧ください↓↓↓
「平成26年度認定事業報告会 & 平成27年度募集説明会」タイムスケジュール
定 員 200名(意見交換会・交流会は80名)
※いずれも先着順
※定員に満たない場合は当日申込みも受け付けます。
参加費 無料


 ●案内ちらしはこちら
報告会案内ちらし.pdf
 ●学まちカフェ(意見交換会・交流会)の詳細はこちら
学まちカフェ案内ちらし.pdf
 ●事業内容について詳しくはこちら
https://www.consortium.or.jp/project/seisaku/gakumachi
 ●昨年度開催の様子はこちら
https://www.consortium.or.jp/project/seisaku/gakumachi/2013-1

参加申込について

 2015年2月18日(水)~3月27日(金)の期間で参加申込を受け付けております。
 参加、聴講をご希望の方は、以下の申込みフォームからお申し込みください。

申し込み

お問合せ・お申込み先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 学まちコラボ事業 担当
TEL   :075-353-9130 FAX: 075-353-9101
MAIL:gakumachi-admin-ml■consortium.or.jp
(■を@に変更して送信してください)
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00

2013年度「未来の京都創造研究事業」研究成果報告書を発行しました!

「大学のまち京都」の“知”の集積を活用し、未来の京都づくりに向けた政策を創造するため、大学の研究者と京都市の担当部署との協力により調査・研究を行っていただく「未来の京都創造研究事業」について、2013年度の研究成果報告書を発行しましたので、お知らせいたします。thinktank


  2013年度「未来の京都創造研究事業」研究成果報告書   PDFデータ


2013年度 研究成果報告

※研究代表者の肩書及び研究協力部署名は採択当時のもの

指定課題
京都の伝統、文化や観光など京都ならではの魅力に生物多様性保全が果たす役割と今後必要とされる方策

研究テーマ 市民生活における自然環境共生の知見と身近な生物相の実態評価
研究代表者 京都大学大学院地球環境学堂 教授 柴田 昌三 氏
研究概要 市民生活の中で育まれた自然環境共生の知見や身近な生物相の実態を、白川水系における世帯アンケートや白川子ども祭りなどへの現地調査、野生動物の動向に関する寺社へのアンケートや森林植生被害(主にシカによる)の現地調査、町屋の庭の調査などを通して提示。これを踏まえて市民生活の中に根付く自然環境共生の取組が京都らしいまちの魅力の創出につながるよう、行政の担当部署間、そして市民との連携による支援の枠組みづくりを提案した。
研究協力 京都市環境政策局環境企画部環境管理課
研究報告  研究成果報告書  

 

指定課題
ソーシャル・ビジネスを成功させる条件と必要とされる方策~中小企業支援の視点から~

研究テーマ 学生参加型ビジネスコンペを利用したソーシャル・ビジネスの育成・普及にかかわる実証研究 
研究代表者 京都産業大学経営学部 准教授 大室 悦賀 氏
研究概要 ソーシャル・プロダクトを製造・販売する企業の協力の下、約100日間かけて学生がその開発や普及に関する提案を行うコンペを実施し、参加前後での学生自身の認識や行動の変化を調査。その結果から、自らソーシャル・ビジネスに関わることが社会指向型消費者の育成につながる可能性を示し、より若い層(高校生など)に対する社会指向型消費者教育の充実や起業しやすい環境づくりを提案した。
研究協力 京都市産業観光局商工部商業振興課
研究報告 研究成果報告書  

 

自由課題

研究テーマ 幹線道路に隣接する細街路の都市計画上の課題
~『歴史的細街路』の維持保全に向けて~
研究代表者 京都大学大学院工学研究科 研究員 森重 幸子 氏
研究概要 いわゆる「田の字地区」の細街路の状況の調査を通じてその特徴と課題を把握。細街路に面する高層建築物に対する都市計画規制や、建築基準法上は「非道路」となっている袋路の取扱いの明確化と緊急避難口設置への誘導、細街路と高層建築物の関係性を調整するためのルールづくりなどの対策を提案した。
研究協力 京都市都市計画局都市企画部都市づくり推進課
京都市都市計画局建築指導部建築指導課
京都市都市計画局都市企画部都市計画課
研究報告 研究成果報告書  

 自由課題

研究テーマ  着物関連市場における新たなセグメントとその特性の分析
研究代表者 立命館大学経営学部准教授 吉田 満梨 氏
研究概要 和装関連事業者等に対する着物の魅力に関するインタビュー調査や、定期的に着物を着用する人に対するアンケート調査を通じて、「着物ばなれ」の問題構造を整理し、消費者の知識を向上させるための支援策や、着物の日常的な着用機会の普及などについて提案した。
研究協力 京都市産業観光局商工部伝統産業課
研究報告 研究成果報告書  




公益財団法人 大学コンソーシアム京都 シンクタンク事業 担当
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研究進んでます!~未来の京都創造研究事業 調査・研究の現場から~

 2014年度の「未来の京都創造研究事業」で採択された調査・研究テーマは、それぞれ未知の成果を目指して取り組まれています。その現場の様子を紹介いたします!


未来の京都創造研究事業 2014年度の調査・研究テーマについて 詳細はこちらから


 

レポート公開

市営住宅での臨地調査を実施-
自由課題1「京都市郊外の市営住宅とその周辺住宅地における空間構成と変遷について」

 この調査・研究テーマでは、京都市すまいまちづくり課と連携し、市内に99団地もある市営住宅のうち郊外の市営住宅とその周辺地域の関係性について、①団地と接する建物の外観、②団地内のオープンスペースの使われかた、③敷地境界の状況から明らかにしようとしています。調査結果は今後の市営住宅の整備・再編の際に活かされることが想定されています。

 9月17日、研究代表者である京都工芸繊維大学大学院博士課程の政木哲也さんが、山科区内の市営住宅での3回目の臨地調査を行いました。(過去2回は山科区と伏見区にて8月に実施)

植栽の高さや奥行まできちんと測ります。

植栽の高さや奥行まできちんと測ります。

左が研究代表者の政木さん、右が協力者の稲垣さん。

左が研究代表者の政木さん、右が協力者の稲垣さん。













 市営住宅とその周辺地域がどのような関係性をもつのかを明らかにするために、現地の市営住宅敷地と道路や臨地との境界の状況を写真に収め、寸法や隣接する道路幅まで丁寧に記録していきます。
敷地内のオープンスペースの様子や、敷地外への出入口の状況も確認していきます。

市営住宅と臨地との境界である、入口がどういう姿かも重要です。

市営住宅と臨地との境界である、入口がどういう姿かも重要です。

丁寧に図に落としていきます。

丁寧に図に落としていきます。














 複数の市営住宅でのこうした調査結果や市営住宅の変遷に関する資料を分析し、市営住宅周辺の地域環境にどのような特性がみられるかを読み解くことで、将来の市営住宅ストックの集約化などの検討に役立つものとなります。こういう調査結果は、実はこれまでにありそうなかったのですね。

 

未来づくりの実験は茶室から-
指定課題②「都心部地域での交流の場づくり」

 この調査・研究テーマでは、都心部に蓄積されてきた地域資源の魅力を活かした「交流の場づくり」を通して「地域の価値」の再発見と創造を推進する商業者・事業者と市民の育成及びネットワーク形成を図る実証研究を行います。

 8月27日の夜、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科の西村雅信先生の研究グループが京都市商業振興課と連携して行っている「交流の場づくりによる商業者・市民の育成とネットワーク形成にかかわる実証実験」で、まちなかの商業活性化に向けた新たな交流の場が設けられました。

ダンボールで茶室をつくっていきます。

ダンボールで茶室をつくっていきます。

語り合いの内容を共有しています。

語り合いの内容を共有しています。




 

いろいろなアイデアが飛び出しました。

いろいろなアイデアが飛び出しました。

 築100年を超える町家の中にダンボールで茶室をつくる驚きの仕掛けとともに行われた「フューチャーセッション」では、参加された地域の商業者など多彩な属性の皆様が、目を輝かせながらまちなかの未来づくりに必要なアイデアを出し合われました。

 これらを基に、商業者・事業者や市民、アーティストなどさまざまな主体がつながり、創造する『場』を生み出していくのだそうです。数年後には、まちなかが今とは全く違った姿になっているかもしれませんね。




 


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※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

平成25年度「市民生活実感調査」の分析結果を公表しました!

大学コンソーシアム京都と京都市が共同で実施している「未来の京都創造研究事業」の取組の一環として行った、平成25年度「市民生活実感調査」の分析の結果を公表します。

「市民生活実感調査」は、京都市の政策評価制度の一環として、市の基本計画に掲げる政策・施策がどの程度達成されているかについて市民の方々の実感を把握するために行っているもので、その分析結果は、市民の皆様の意識やニーズを把握できる有用な情報源として、京都市の職員をはじめ、学生の皆様、まちづくり活動に取り組んでおられる方などにご活用いただけます。

また、資料編として、全27政策分野130項目に係る生活実感についての世代別・性別、居住区別の調査結果、全27政策分野の政策重要度の調査結果、生活実感と政策重要度の相関関係も掲載しております。
ぜひご覧ください。

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分析結果から分かること

・生活実感における過去2年平均との比較結果
・生活実感と政策重要度の相関から見た政策優先度
・生活実感と幸福実感の相関がある政策分野
・自由記述の分析による世代別の潜在的なニーズ
・政策分野別の生活実感と政策重要度から見た世代別・性別の傾向や課題

分析結果のデータ

平成25年度「市民生活実感調査」に係る分析結果 全体 【詳細はこちらから】

Ⅰ 平成25年度市民生活実感調査の概要について 【詳細はこちらから】
 (参考)全27分野130項目の生活実感の調査項目について 【詳細はこちらから】
Ⅱ 生活実感、政策重要度、市政関心度、幸福実感の回答結果について 【詳細はこちらから】
Ⅲ 統計的分析手法を用いた分析について
 1 生活実感における過去2年平均との比較について 【詳細はこちらから】
 2 政策重要度と生活実感による政策優先度の検討について 【詳細はこちらから】
 3 生活実感と幸福実感における相関について 【詳細はこちらから】
 4 自由記述の分析について 【詳細はこちらから】
Ⅳ 政策分野別の考察について 【詳細はこちらから】

資料編 

資料編として、以下の事項を掲載しています。
・全27政策分野130項目の生活実感の調査結果の世代別・性別、居住区別集計
・全27政策分野の政策重要度の世代別・性別、居住区別集計
・全27政策分野の生活実感と政策重要度の関係から見た世代別・性別、居住区別の政策優先度
(生活実感が高い政策分野は効果が出ているが、生活実感が低く政策重要度が高い政策分野は、改善が必要であり、生活実感も政策重要度も低い政策分野は、全体的に底上げが必要であると考えられる。)

資料編のデータ

1  環境          生活実感  政策重要度  政策優先度
2  人権・男女共同参画    生活実感  政策重要度  政策優先度
3  青少年の成長と参加   生活実感  政策重要度  政策優先度
4  市民生活とコミュニティ 生活実感  政策重要度  政策優先度
5  市民生活の安全     生活実感  政策重要度  政策優先度
6  文化          生活実感  政策重要度  政策優先度
7  スポーツ        生活実感  政策重要度  政策優先度
8  産業・商業        生活実感  政策重要度  政策優先度
9  観光          生活実感  政策重要度  政策優先度
10 農林業         生活実感  政策重要度  政策優先度
11 大学          生活実感  政策重要度  政策優先度
12 国際化         生活実感  政策重要度  政策優先度
13 子育て支援       生活実感  政策重要度  政策優先度
14 障害者福祉       生活実感  政策重要度  政策優先度
15 地域福祉        生活実感  政策重要度  政策優先度
16 高齢者福祉       生活実感  政策重要度  政策優先度
17 保健衛生・医療     生活実感  政策重要度  政策優先度
18 学校教育        生活実感  政策重要度  政策優先度
19 生涯学習        生活実感  政策重要度  政策優先度
20 歩くまち        生活実感  政策重要度  政策優先度
21 土地利用と都市機能配置 生活実感  政策重要度  政策優先度
22 景観          生活実感  政策重要度  政策優先度
23 建築物         生活実感  政策重要度  政策優先度
24 住宅          生活実感  政策重要度  政策優先度
25 道と緑         生活実感  政策重要度  政策優先度
26 消防・防災        生活実感  政策重要度  政策優先度
27 くらしの水       生活実感  政策重要度  政策優先度

お問い合わせ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 シンクタンク事業 担当
TEL 075-708-5803 FAX 075-353-9101
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大学の“知”で未来の京都を!「未来の京都創造研究事業」研究テーマ決定

「大学のまち京都」の“知”の集積を活用し、未来の京都づくりに向けた政策を創造するため、大学の研究者と京都市の担当部署との協力により調査・研究を行っていただく「未来の京都創造研究事業」について、今年度に取り組む6件のテーマが決定しましたので、お知らせいたします。
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以下の調査・研究テーマについては、研究だより第1号にも掲載しています。


「未来の京都創造研究事業」研究だより第1号
PDFデータ


指定課題]京都市が指定する調査・研究課題
自由課題京都市の政策に関わるもので、研究者が自由に設定する課題(指定課題以外)
継続課題昨年度の調査・研究課題のうち、その研究成果を踏まえて、より一層の成果を目指して引き続き取り組む課題

指定課題1

行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(番号法)の施行に伴う個人情報の保護、管理、利用及び活用のあり方に関する研究

テーマ

行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(番号法)の施行に伴う個人情報の保護、管理、利用及び活用のあり方に関する研究

研究代表者

佐伯 彰洋(同志社大学法学部・教授)

研究概要

 2015年から開始される、番号法に基づくマイナンバー制度は、地方公共団体が独自に条例を制定することによって、より充実したものとする余地がある。そこで京都市における地域の実情を踏まえつつ、番号法の活用によって解決が見込まれる課題を絞り込み、また市民の利便性と行政の効率生の向上を図るためにはどのような条例を制定することが必要かを検討する。

 

指定課題2

都心部地域(四条通、河原町通、御池通及び烏丸通に囲まれた地域及び周辺地域)での商業者等の交流の場づくりに関する研究

テーマ

交流の場づくりによる商業者・市民の育成とネットワーク形成にかかわる実証研究

研究代表者

西村 雅信(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科・准教授)

研究概要

 都心部に蓄積されてきた地域資源の魅力を活かした「交流の場づくり」を通して「地域の価値」の再発見と創造を推進する商業者・事業者と市民の育成及びネットワーク形成を図る実証研究を行う。

 具体的には以下の場を実験的につくり、有効性の検証と持続可能な仕組みを検討する。

 ①商業者・事業者と市民が交わり、つながる『学び』と『ネットワーク形成』の場

 ②空き店舗や大型店と魅力的商業者が交わり、起こす『マッチング』の場

 ③関心のテーマで商業者と若者、アーティスト、デザイナーなど多彩な市民が交わり、起こす『文化創造』と『コミュニティ形成』の場

 

指定課題3

外国人留学生の大学卒業後の就業に関する動向の分析と自治体、企業及び大学における支援方策に関する研究

テーマ

外国人留学生の大学卒業後の就業に関する動向の分析と自治体、企業および大学における支援方策に関する研究

研究代表者

石原 一彦(立命館大学キャリアセンター部長・政策科学部教授)

研究概要

 立命館大学を中心とした京都の外国人留学生、企業への調査を通じて外国人留学生の就業に向けた意識と行動を明らかにする。具体的には、留学生に対しては日本企業への就業希望動機や将来展望などを調べ、企業側には、留学生に求める能力、採用への期待などを調べる。これらに対して分析をおこない、留学生への就業支援策や企業の能力開発プログラムを、大学、企業、行政の協働によって検討する。

 

自由課題1

テーマ

京都市郊外の市営住宅とその周辺住宅地における空間構成と変遷について

研究代表者

政木 哲也(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科・博士後期課程)

研究概要

 京都市の郊外に多く分布する市営住宅とその周辺地域の関係性について、山科区、伏見区の市営住宅団地のいくつかをフィールドと設定し、主に屋外空間の利用状況と周辺住宅地との連続性を明らかにする。そのためには①団地と接する建物の外観、②団地内のオープンスペースの使われかた、③敷地境界の状況を現地で記録・採取する。

 今回新たに把握するオープンスペースの利用状況や、周辺となじんでいる様子の調査結果は今後の市営住宅の整備・再編の際に活かされることとなる。

 

自由課題2

テーマ

京都市における「フューチャーセンター」を活用した次世代型市民協働政策についての研究

研究代表者

杉岡 秀紀(京都府立大学公共政策学部・講師)

研究概要

 課題解決の手法として近年注目されている「フューチャーセンター※」「フューチャーセッション」に焦点を当て、わが国の産・学・公・NPOそれぞれのセクターにおける現況と課題を明らかにする。また京都市の市民協働政策の現況調査によりフューチャーセッションを試験的に実施することで、京都市におけるフューチャーセンターを活用した次世代型の市民協働政策に関する提言をおこなう。

※ 組織を超えて多様なステークホルダーが集まり、未来志向で対話して関係性をつくり、そこから創発されたアイディアに従って協調的な行動を起こしてゆく手法

 

継続課題

テーマ

京都市内における住宅庭の環境およびその減少が街区の生物相に与える影響

研究代表者

柴田 昌三(京都大学地球環境学堂・教授)

研究概要

 昨年度に得た研究結果をベースに、今年度は市街地の緑を構成する要素の一つである住宅庭の特性および緑の連続性が街区の生物相に与える影響を評価し、その結果に基づき住宅庭が京都のまちなかの生物多様性の保全に果たす役割を示す。

 具体的には、GISを用いた緑地の連続性・面積変化の解析と、対象地域における生物相に関する住民アンケート、また対象地域内に新たに設定するエリア内での植栽調査結果を複合的に照らし合わせることで、多角的な視点から住宅庭が有する緑のポテンシャル評価をおこなう。

 


公益財団法人 大学コンソーシアム京都 シンクタンク事業 担当
TEL 075-708-5803 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)





2014年度学まちコラボ事業 採択団体決定!

さる6月29日(日)に、学まちコラボ事業「公開プレゼンテーション審査(二次審査)」が実施されました。「学まちコラボ事業」とは、魅力ある地域づくりや地域の課題解決に向けて、大学と地域との連携による取組に支援金を交付する事業です。
当日のプレゼンテーションでは、一次審査を通過した21団体から、学生の視点で計画された事業についての発表が行われました。
審査の結果、16事業(うち1事業は奨励事業)が支援事業として採択され、7月9日(水)京都市役所にて開催された認定式において、門川京都市長から各事業の代表者へ認定証が授与されました。支援事業の認定を受けた各団体の代表者から、事業実施に向けての決意表明があり、今後京都市内各地において、学生団体と地域が「コラボ」した支援事業の展開が期待されます。


<公開プレゼンテーションの様子>

懸命に練り上げた事業計画を発表しました!   和装でのアピールもありました…
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審査委員からの鋭い質問にも答えます!     最後に京都市大学政策担当課長からの講評です!
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<認定式の様子>

門川京都市長から認定証の授与
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緊張感漂う決意表明でした!!
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地域の活性化目指して頑張ります!!
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【支援事業】15事業

事業名【支援金額】団体名
【関連大学名/活動行政区】
事業概要
ふしみ・ふかくさコミュニティアーカイブ
【300,000円】
ふしみ・ふかくさコミュニティアーカイブプロジェクト
【龍谷大学/伏見区】
地域の「記録」や「記憶」を知的財産としてアーカイブしていこうという動きが、全国で活発化してきている。伏見区においてもその機運は高く、とりわけ、「昭和」の町並みや暮らしへの関心が強い。本事業の目的は、学生と地域住民が主体となって、昭和の町並みや暮らしぶりが市井の視点から記録された資料(劣化の進む8ミリフィルム)を、郷土資料として収集・デジタル化・公開するとともに、その活用方法を検討することである。
音もだち大作戦!
~0歳からの音楽ワークショップ~
【109,100円】
京都市立芸大生有志によるニコニコファミリーコンサート実行委員会
京都市立芸術大学/下京区
下京区にあるフレンドリーハウス西八条は0~3歳の児童とその親を対象とした教育施設である。小さな子を持つ親子は様々な理由で社会から孤立してしまう傾向にある。当施設はそういった親子たちが集える空間を作ることで、子育ての負担を緩和させ、より良い子育て環境を整備しようとしている。私たちはそこで親子を対象とした音楽ワークショップを持続的に行い、親たちがくつろぎ繋がり合えるような場を作り出したいと思う。
梅津学区ひとつなぎ大作戦
~住み手と町をつなぎ町と学区をつなぐ
【300,000円】
梅津自治会連合会(担当:梅津まちづくり委員会)+立命館大学乾ゼミ
【立命館大学/右京区】
①新しく地域に引っ越して来られた方や自治会未加入の方にたいして、梅津学区の地域活動の魅力を伝え、地域の窓口を発信する(「(仮)梅津の地域活動歳時記」「(仮)梅津の地域活動・地域組織ナビ」の作成・配布)。
②あわせて、新しい方を対象に町内単位で顔合わせの機会をつくり、地域活動に参加しやすい雰囲気をつくる(「(仮)ようこそ梅津へ・ようこそ○○町へ」)。
③上記活動と呼応して、新住民が参加しやすい、参加したくなるイベントを、より積極的に展開する。
地域の魅力的な生活文化空間発見×
茶の湯のもてなし発信プロジェクト
【300,000円】
花園大学茶道部和敬會 有志
【花園大学/東山区】
①茶道に取組んでいる学生が地域住民と一緒に、地域の中にある歴史や自然と共生している人々の生活文化を発見する。
②発見した場所の魅力を引き立てるような茶の湯を考え、地域のおもてなしの空間として茶席を提供する。
③発見した場所と茶の湯を組み合わせたポスターを作成し、地域の隠れた文化的な空間として、ポスター及びこれをまとめた冊子の形で発信する。
嵐山アートプロジェクト
【300,000円】
京都嵯峨芸術大学芸術学部デザイン学科観光デザイン系
【京都嵯峨芸術大学/右京区】
嵐山の中心である嵐電嵐山駅構内の施設を活用して、芸大ならではのアート作品の展示を行い、駅を美術館にするプロジェクトを展開する。京都・嵐山が伝統と歴史だけではなく、先端の文化芸術を育む地であることを表現する。絵画、版画、彫刻、染色などの一寸やんごとなき学生作品が駅を芸術空間に変革し、将来には駅から地域にアートが広がる契機としたい。
京北宇津ふれあい学びあい
【300,000円】
京都精華大学京北宇津宝さがし会
【京都精華大学/右京区】
本事業の目的は宇津地域の活性化と学生の豊かな学びの育成にある。宇津地域は豊かな自然と歴史に恵まれながら過疎化が進む。1)地域の宝さがし(地域の文化・歴史・ライフスタイルに関するヒアリング調査、北山杉・鮎など地域産業の調査など)、2)地域と学生との交流イベント(子どもフラメンコ教室、唐臼での餅つき、北山杉産業に学ぶ筏づくりなど)を軸に、交流と学びを通じた地域活性化のシナリオを提示する。
都ライト’14
【250,000円】
都ライト実行委員会
同志社大学、京都産業大学、 立命館大学、京都府立大学、 龍谷大学、京都造形芸術大学、 京都外国語大学、関西外国語大学/上京区、伏見区
都ライトは町家の中から格子越しにこぼれる「暮らしの灯り」を、家の中からライトを使って表現した「夜のライトアップイベント」を主とし、会場となるそれぞれの町の特色を活かした併設イベントも行っている。
今年度は町家の魅力をより大勢の方と共有するために、「客層の多様化」「新たな地域での実施」「イベント参加の促進」「イベントの拡充」の4つの指針を掲げ、事業に取り組む。
たがやせ、キャンパス!@深草町家
【200,000円】
特定非営利活動法人 深草・龍谷町家コミュニティ(学生団体京まちや七彩コミュニティ)
【龍谷大学/伏見区】
龍谷大学深草・町家キャンパスは地域コミュニティの一員として地域に参画し、活動を展開する地域連携拠点としての役割を持っている。この町家キャンパスを拠点とし活動する「京まちや七彩コミュニティ」の学生が主体的に地域社会と接点を持ち、コミュニティ農園事業を通して地域交流を促進するものである。
 当事業では、「食・農」を通じた「伏見の魅力の再発見」、「郷土愛の普及」、「伝統的な生活の知恵・営みの継承」をテーマに、学生・地域社会が相互に地域活動・社会教育を通して成長すること、地域に内発的な活力・基盤を創出することを目指す。
京都三条会商店街寺子屋事業
【300,000円】
京都光華女子大学 光華三条ガールズ
【京都光華女子大学/中京区】
京都光華女子大学では、三条会商店街振興組合様と協力し「光華こどもひろば」など地域住民との交流を実施してきた。昨年度、地域住民が集う年間イベントの「七夕夜市」、「屋台村」などに関連するプレイベントを寺子屋事業として実施し、地域コミュニティの活性化を目指した。そして冬には、天井を飾るBIGアートを地域の方と作成し好評を得た。今年度は、その活動の継続・発展を目指す。
嵐山と桂川を“いかだ”でつなぐ
プロジェクト2014
【300,000円】
京都大学環境デザイン学研究室 「嵐山景観きりこみ隊」
【京都大学/右京区、西京区】
幅広い年代の嵐山地域の人々と共に、学びの場を提供することで嵐山の伝統的文化に対する理解を深め、かつて嵐山地域に存在した伝統的営みである、間伐材や薪などの伐り出し、川流しを復元模写し、伐り出した間伐材を様々に利用し、ひいては、嵐山地域の伝統的文化の地域貢献への可能性の模索を通して、「山・川・人のつながり」の回復を目指していく。
地域と大学の共生プロジェクト
【263,000円】
京都経済短期大学・地域と大学の共生プロジェクト
京都経済短期大学/西京区
京都経済短期大学の学生が、地域のNPO(特定非営利活動法人・洛西福祉ネットワーク)と連携し、洛西ニュータウンが抱える諸問題(主として高齢化に伴う問題を中心として)の解決を目指した各種事業に取り組むもの。具体的には独居老人の方々のための「食事会」や、高齢化をテーマとした各種セミナーの実施を学生が中心となって企画・運営するもの。
人をつなげる豊園縁側プロジェクト
【260,180円】
人をつなげる豊園縁側プロジェクト実行委員
【龍谷大学/下京区】
 下京区の豊園学区で世代間交流を目的とした3つの事業に取り組む。1つ目は高齢者から地域の現状・魅力についての聞き取り調査。2つ目は、地域の高齢者や子供たちに参加してもらう写真展。3つ目は、写真展に参加し、地域活性に興味を持つ若い世代を対象に行うワークショップ。
 これらの結果として、この事業では地域内につながりを深めるだけでなく、将来を担う若い世代が運営側として地域活動を行っていくことを目指す。
なんやかんや大原野!
魅力発信事業プロジェクト
【300,000円】
なんやかんや大原野
京都市立芸術大学/西京区
大原野地域の農家有志グループと京都市立芸大が協力し、ひわわり畑をツールとして地域住民にも参加いただき地域活性化に向けた各種取組を実施する。あわせて、情報発信も充実させるとともに、地域ブランドに向けたパッケージデザイン等を検討、制作する。
女子大生の考える鹿肉普及活動
【300,000円】
京✿しかミーツ
【京都光華女子大学/右京区】
右京区京北地域の森林保護と農作物被害の減少を目的として、ライフデザイン学科の学生が集まり鹿肉料理の普及活動を行っている。駆除された鹿をおいしくいただこうという鹿肉料理研究会であるが、鹿肉料理を普及することだけを目的とした会ではなく、鹿をどうして食べなければいけないのかを考えている。環境問題の勉強会や現地視察を重ね、レシピ開発を中心に活動する。
記憶と記録のことおこし
~陶器人形の復活~
【300,000円】
京都造形芸術大学 近代産業遺産アート再生プロジェクト 「まか通Ⅷ」
【京都造形芸術大学/東山区】
陶器が盛んなまち、東山区五条坂近郊。
かつてこの地域で作られていた「陶器人形」を、40年の時を経てこの度復活させる。
地域の方と陶器人形を制作していくワークショップを展開しながら、陶器まつり本番に展示する作品を制作。
陶器まつりをより盛り上げることを意識しながら、住民間の世代を超えたコミュニティーを構築し、8月実施に向けて開始していく。


【奨励事業】※採択審査においては次点となったが,学生と地域の連携深化を期待できる事業とし,その取組を奨励するもの
事業名【支援金額】団体名
【関連大学名/活動行政区】
事業概要
京都銭湯芸術祭
【100,000円】
京都銭湯芸術祭実行委員会
【立命館大学、京都造形芸術大学、同志社大学/北区、上京区】
京都に数多くある銭湯とアーティストの力をつなぎ、銭湯の活性化を目指す京都銭湯芸術祭を開催する。銭湯とアーティスト、芸術祭実行委員会が連携して、各銭湯の特色に沿った作品を作り上げ、これらの作品をきっかけとして入湯者の増加と交流を図る。アーティストが地域の銭湯と密着して作品制作を行うことにより、銭湯の常連客やアートに興味のある人など、色々な目的の違うお客さん同士のコミュニケーションを生み出す。


公益財団法人 大学コンソーシアム京都 学まちコラボ事業 担当
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