
11月26日(水)に開催いたしました「第2回障がい学生支援に関するテーマ別研修会」の開催内容を掲載しております。
詳細は以下よりご確認ください。
読書バリアフリーと障害学生支援 ― ワークショップで考えるアクセシブルな本の未来

11月26日(水)に開催いたしました「第2回障がい学生支援に関するテーマ別研修会」の開催内容を掲載しております。
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読書バリアフリーと障害学生支援 ― ワークショップで考えるアクセシブルな本の未来
留学生スタディ京都ネットワーク(事務局:大学コンソーシアム京都国際事業部)では、2016年度から、京都地域の大学等で学ぶ留学生に対し、京都地域の企業において就業体験する機会を提供することにより、京都企業の事業内容や日本における企業文化の理解促進と就職意欲の醸成を図るとともに、留学生と企業との相互理解による卒業・修了後の京都における採用促進及び就職後の定着を目指すプログラムを実施しており、2026年も本プログラムの実施を予定しております。
つきましては、本事業の受託候補事業者を募集しますので、プロポーザルへの参加をご検討いただき、ご参加いただける場合は、以下の『募集要項兼業務委託仕様書』に従って、応募資料を期日までにご提出いただきますようお願いいたします。
※本件は、留学生スタディ京都ネットワーク2026年度予算成立前に、受託候補事業者を募集するものであり、ネットワーク総会において、本事業の2026年度予算が減額された場合などについては、事業の中止または事業内容を変更・縮小する場合があります。
※お問い合わせ先は、『募集要項兼業務委託仕様書』をご確認ください。
「京都ならではの学び・魅力向上」協議会(事務局:京都市総合企画局 国際都市共創推進室 大学政策担当/(公財)大学コンソーシアム京都 調査・広報事業部)は、「大学のまち京都・学生のまち京都」公式アプリKYO-DENTの広報業務委託について、受託候補者をプロポーザル方式により選定するため、受託希望者を募集します。
つきましては、プロポーザルにご参加いただける場合は、要項等に従って資料を期日までにご提出いただきますようお願いいたします。
▷スケジュール
質問受付期限 :12月 5日 金曜日 16時
提案書等提出期限:12月12日 金曜日 16時 必着
▷募集要項等(京都市情報館)
https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000348085.html
【お問い合わせ先】
「京都ならではの学び・魅力向上」協議会事務局(担当:吉原、上掛)
〒604-8571
京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地
(京都市総合企画局国際都市共創推進室内)
TEL 075-222-3103
E-mail daigakuseisaku@city.kyoto.lg.jp
大学コンソーシアム京都 産学連携教育プログラム「プロジェクト企画実践コース」は、6月中旬から約5カ月間、受入先から提示されたテーマ・課題にチームで取り組むプログラムです。
11月8日(土)に行われた講義最終日のファイナルプレゼンテーションでは、5つのプロジェクトチームから活動の集大成が報告され、各プロジェクトの経験を全体で共有しました。
また、受入先様および担当コーディネーターから各チームに向けて熱いメッセージが送られ、最終講義にふさわしい時間となりました。
受講生の皆さんには、この貴重なプロジェクト経験から得た自信と気づきを残りの大学生活に活かしてくれることを期待しています。
受入先の皆様には、受講生の成長のために様々なご尽力とご協力をいただき心より感謝申し上げます。
各チームの活動成果が受入先様にとっても有意義なものとなりましたら、幸いに存じます。
| 日 時 | 2025年11月8日(土)13時30分~17時50分 |
| プロジェクト 参加企業 団体 |
株式会社インサイトハウス |

お問い合わせ先
公益財団法人 大学コンソーシアム京都 産学連携教育事業推進室
TEL 075-353-9106 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

大学コンソーシアム京都では、TOEICスキルアップセミナーを開催いたします。
TOEICの受験を予定している方、受験経験者で更なるスコアアップを目指す方、勉強方法を模索している方向けの講習会です。英語四技能を鍛えてTOEICスコア800点以上取得を目指しましょう!
セミナー当日に配布するテキストは、お持ち帰りいただけますので、ぜひご活用ください。
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日 時 |
2026年1月17日(土)10:00~13:00 |
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場 所 |
京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939 |
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定 員 |
150名 |
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費 用 |
大学コンソーシアム京都加盟校教職員/学生:1,000円 一般(加盟校以外の方):1,500円 ※いずれもテキスト代含む |
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講 師 |
西牧 健太 先生 ETS Japan Recognized English Skills Educator Gold 認定者 |
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内 容 |
(1) 上級者が引っかかりやすいパート別解説 (2) 高得点を狙うトレーニング“強制速読”の実践 (3) 自律的学習者になる!科学的理論をもとにした学習法レクチャー |
【主 催】株式会社 朝日出版/(公財)大学コンソーシアム京都 共催
【チラシ】0117_TOEIC Seminar
お問合せ先:
株式会社朝日出版
TEL:03-3263-3326
Email:ee@asahipress.com

13:15 舞扇堂 祇園店 集合
13:30~ 扇子絵付け体験 ※絵付けした扇子は当日お持ち帰りいただけます
15:00~ 芸舞妓&京抹茶体験(グランマーブル祇園)
16:30 現地解散
ただいま、「豊かな人間関係を築くためのアサーション〈自己表現〉トレーニング入門」の参加申込みを受付けております。本研修では「言いにくいこと」を伝えるアサーティブコミュニケーションの手法について、半日間で簡潔に学んでいただけます。相手の状況・気持ちを尊重しながら、自分の主張を正直に伝えるスキルを習得することを目指します。多くの皆さまのご参加をお待ちしております!

【講 師】株式会社インソース 竹内 ゆかり 氏
【日 時】2025年 12月 19日(金)13:00~16:00
【会 場】キャンパスプラザ京都 » アクセス
【対 象】勤続10年目まで(対象外の方でもご参加いただけます)
【参加費】加盟校: 4,000 円(左記以外の方 10,000円)※ 請求書をお送りいたします。
【定 員】25名(先着順)
【申込締切日】2025年 12月5日(金)17:00
【研修概要】豊かな人間関係を築くためのアサーション〈自己表現〉トレーニング入門
主催:公益財団法人大学コンソーシアム京都
大学・学生と地域が『コラボ』して京都のまちづくりや地域の活性化に取り組む企画・事業を募集し、助成支援を行う“学まちコラボ事業”。
今年度採択団体の取組をお知らせします!!
【活動紹介①】立命館大学 『きぬがさ農園Kreis』
8/20日(水)、立命館大学衣笠キャンパスで「Kreis地域食堂」が開催され、見学してきました!
2020年、コロナ禍の中で立ち上がった「きぬがさ農園Kreis」は、地域と連携しながら野菜作りを行う学生団体です。学生約70名が中心となり、地域の方と落ち葉で腐葉土を作るところから始め、収穫した野菜は学食や地域に届けるなど、地産地消と地域交流、SDGsを意識した活動を行っています。
今回が初開催となった「Kreis地域食堂」では、自分たちで育てた野菜を使ったカレーをふるまい、学生20名、地域の方15名が参加しました。 「一人で食事をする高齢者や子どもが多い地域だからこそ、みんなで囲めるあたたかい食卓を作りたかった」と、代表の篠原茉凛さんは話します。
広報活動としては、近隣地区へのポスター配布や農園前に設置した掲示板を活用。農園が等持院前の散歩コースにあるため、自然と地域の方の目に留まり、来場のきっかけになったそうです。 イベント準備で一番大変だったのは、野菜の収穫量が読めなかったこと。どの年代が来てくれるのか分からず不安もあったそうですが、実際には多くの方が足を運んでくれたことで安心したと言います。 また、これまでは夏季休暇で大学の食堂が閉まると収穫した野菜の提供先に困るという課題がありましたが、今回のイベントを通して多くの夏野菜を活用できたのも大きな成果です。
今後について篠原さんは、「農園に来ていただいて、実際に学生と楽しくお話する機会を持つことができれば嬉しい。農業の楽しさやSDGsへの意識がこの活動を通して自然に広がっていったら」と話してくれました。
最後に、取材に訪れた私たちも、採れたて野菜のカレーをごちそうになりました。新鮮な野菜の味わいと、活動への想いがぎゅっと詰まった一皿。とても美味しかったです。
ごちそうさまでした!
活動状況は、↓でご確認ください。 https://www.instagram.com/kinugasanoen__kreis/



【活動紹介②】立命館大学 『嵐電沿線フジバカマプロジェクト 学生チーム』
10月10日(金)~19日(日)まで嵐電嵐山駅構内で「フジバカマ湯」が開催されました。イベント前日の9日(木)に、準備の様子を取材しました!
※フジバカマとは? 秋に白から淡い紫色の花を咲かせる香り高い花。平安時代には香袋に使われ、現在では渡り蝶「アサギマダラ」を呼ぶ花として親しまれています。
2021年に始まったフジバカマプロジェクトは、学生を中心に嵐電や立命館大学の教職員、地域の方々の協力のもとで、年間を通じてフジバカマの保全活動を行っています。 春にはフジバカマの苗を植え、夏に育て、秋に花を咲かせます。地域の小学生やボランティアも参加し、育てる過程を通して交流を深めています。
「フジバカマ湯」は、プロジェクト初期から続くイベントで、フジバカマの魅力を多くの人に知ってもらいたいという思いから始まりました。観光地・嵐山での開催を通じて、地域の方や観光客に活動を広く発信しています。
準備では、嵐電や造園業者と連携し、資材運搬や設営を調整。地域の方々にも、挿し芽や定植作業に参加してもらうなど、地域全体で協力し合いながら進められました。
代表の飯沼さんは「フジバカマの栽培で一番大変なのは水やりです」と話します。 フジバカマは水を好む植物で、毎日の水やりが欠かせません。今年は支援金を活用して灌水設備を導入し、自動で水やりが行えるようになりましたが、夏休み中も学生たちが交代で水やりを続けました。その努力の成果もあり、今年は花付きが良く、立派に育ったそうです。
丈夫なフジバカマを育てることは、地域づくりにもつながります。葉が元気に育てば、足湯や匂い袋作りなどのイベントも充実し、地域の方との交流もさらに広がります。実際に、花を見に訪れた地域の方や学生、教職員との会話が生まれるなど、フジバカマが人と人をつなぐ存在となっています。
今後も「守り、育てる」という思いを大切にしながら、地域とともに活動を広げていきたいとのことです。 後日談として、渡り蝶「アサギマダラ」が衣笠キャンパスのフジバカマにも飛んできたようです! 今後も、フジバカマを通した保全活動の広がりが楽しみです。
活動状況は、↓でご確認ください。 https://www.instagram.com/fujibakama.r/



【活動紹介③】京都市立芸術大学、京都芸術大学、京都経済短期大学、京都大学 『宝蔵寺展覧会プロジェクト』
10月11日(土)、宝蔵寺展覧会プロジェクト「シセイカンテン」を取材しました。
このプロジェクトは、京都市立芸術大学の学生が「京都らしい場所で展覧会をしたい」という思いから始まり、大学関係者の紹介を通じて宝蔵寺を舞台に企画がスタートしました。 呼びかけのもと、京都市立芸術大学をはじめ複数の大学から学生が集まり、初対面のメンバーによるチームが結成されました。
今年から月1回のリサーチ・ワーク会を実施。宝蔵寺や大学、大阪市・西成区などで活動を重ね、お寺でのレクチャーや瞑想会、西成区のアートコミュニティスペース訪問などを通して、「生と死」や「人とのつながり」について考えを深めてきたといいます。
意見交換を重ねる中で、メンバーそれぞれの関心が「死生観」という言葉に集約できることが分かり、展覧会のテーマを「死生観」に決定。お寺という場との親和性や、学生たちの関心が重なったことが理由です。各メンバーが自身の経験や思考をもとに作品を制作し、4日間にわたって展覧会を開催。オープニングではモーションキャプチャーを用いたパフォーマンスも披露され、伝統的な空間と現代的な表現が調和した時間になったということです。
広報はポスター掲示のほか、近隣のお寺や京都河原町駅、芸術関連施設などを通して行われ、多くの地域住民や観光客が来場。地域住民との共同制作はなかったものの、宝蔵寺を地域に開くことで、人が集まり、対話が生まれる場を生み出せたと代表の小沼さんは語ります。
学生主体ながらも、「死生観」という重く深いテーマに真正面から向き合い、メンバーそれぞれが現代的な表現を試みた今回の展覧会。訪れた人々に、多くの問いと気づきを投げかける場となっていました。
今回の展覧会はプロジェクトにとって初の大規模展示となりました。今後は活動を振り返り、この経験をもとに次の展開を検討していく予定とのことです。
次回の展覧会も楽しみです!




産学連携教育プログラム「 プロジェクト企画実践コース」ファイナルプレゼンテーション(成果発表会)を下記日時にて開催いたします。
プロジェクト企画実践コースは、受入先から提示されたテーマ・課題に約5カ月間、チームで取り組むプログラムです。講義最終日のファイナルプレゼンテーションでは、各プロジェクトチームがこれまでの活動の成果を発表いたします。
当日はキャンパスプラザ京都で実施し、各発表を会場もしくはオンラインにてご観覧いただけます。
来年度に産学連携教育プログラムへの参加を考えている大学生の方、実習生の受入れにご興味のある企業・団体の方、ぜひ各プロジェクトチームの活動の集大成をお楽しみください。
参考:2024年度プロジェクト・プレゼンテーションの様子はこちらから → 2024年度成果発表会
| 日 時 開催会場 |
2025年11月8日(土)13時30分~17時50分 キャンパスプラザ京都 2階ホール |
|---|---|
| お申込 | ご観覧希望の方は、こちらの参加申込フォームよりお申込みください。 申込〆切:11月4日(火) |
※スケジュール時間は前後する可能性があります。ご了承ください。
| 時 間 | 概 要 |
|---|---|
| 13:30~13:40 | 進行説明 |
| ファイナルプレゼンテーション Part Ⅰ(3プロジェクト) | |
| 13:40~14:00 | 株式会社ワイングロッサリー |
| 14:00~14:20 | 一般社団法人Impact Hub Kyoto |
| 14:20~14:40 | 株式会社MOTHERS |
| 14:40~14:50 | 休憩 |
| ファイナルプレゼンテーション Part Ⅱ(2プロジェクト) | |
| 14:50~15:10 | 株式会社FPコンサルティング |
| 15:10~15:30 | 株式会社インサイトハウス |
| 15:30~15:40 | 休憩 |
| 15:40~16:00 | 各プロジェクトで振り返り |
| 16:00~16:40 |
各プロジェクトごとに学生によるコメント発表 |
| 16:40~17:15 | 懇親会 |
| 17:15~17:50 | 各コーディネーターよりメッセージ・閉会の挨拶・写真撮影 |
| 受入先 | プロジェクト概要 |
|---|---|
| 株式会社 インサイトハウス |
【きょうのやましなさんプロジェクト】 積極的に関りながら参加すればするほど、得るものが大きくなるのが「きょうのやましなさんプロジェクト」です。やる気次第で何でもできる限り挑戦できるようにサポートいたします。 |
| 一般社団法人 Impact Hub Kyoto |
【~花背フィールドラボプロジェクト~】 花脊は千年以上の歴史を持つ祇園祭のちまき笹を出荷しており、歴史的背景から「都の源泉」と呼ばれています。そんな花脊地域をフィールドにし、暮らしや生き方を学びながら、さまざまなバックグラウンドを持った人々と一緒に、環境が持続しながら発展する地域づくりに挑戦しませんか? |
| 株式会社 ワイングロッサリー |
【ワイン専門店によるワインセミナーの企画・運営 】 高級ワイン専門店ワイグロッサリーの仕事を通じてワインを学び、学生向けのワインセミナーの企画に挑戦してください。企画力、計画力、実行力、柔軟性が養われます。世界の共通語でもあるワインに詳しくなることで、今後の社会人としての幅も広がります。 |
| 株式会社 MOTHERS |
【サンガスタジアムのフードコートをバズらせろ!vol.2】 サンガスタジアムのフードコート店舗を中心として、京都サンガF.C.とのコラボ商品開発や飲食店運営のマーケティング戦略を企画して運営していただきます。仕事は楽しくなければ意味がない!人生をワクワクして生きるヒントがココにあります! |
| 株式会社 FPコンサルティング |
【ウェルビーイングの知識を広めるプロジェクト】 「ウェルビーイング講習・検定」の受講者を増加させるために、「仮説立案」→「調査による事実確認」→「実践にチャレンジ」→「結果の検証」を実行していただきます。新規事業立ち上げ時の面白さと難しさを体験できるプロジェクトです。 |
公益財団法人 大学コンソーシアム京都 産学連携教育事業推進室
TEL 075-353-9106 / FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜 9:00~17:00(年末年始を除く)
大学・学生と地域が『コラボ』して京都のまちづくりや地域の活性化に取り組む企画・事業を募集し、助成支援を行う“学まちコラボ事業”。
今年度採択団体の取組をお知らせします!!
【活動紹介①】立命館大学 『きぬがさ農園Kreis』
8/20日(水)、立命館大学衣笠キャンパスで「Kreis地域食堂」が開催され、見学してきました!
2020年、コロナ禍の中で立ち上がった「きぬがさ農園Kreis」は、地域と連携しながら野菜作りを行う学生団体です。学生約70名が中心となり、地域の方と落ち葉で腐葉土を作るところから始め、収穫した野菜は学食や地域に届けるなど、地産地消と地域交流、SDGsを意識した活動を行っています。
今回が初開催となった「Kreis地域食堂」では、自分たちで育てた野菜を使ったカレーをふるまい、学生20名、地域の方15名が参加しました。 「一人で食事をする高齢者や子どもが多い地域だからこそ、みんなで囲めるあたたかい食卓を作りたかった」と、代表の篠原茉凛さんは話します。
広報活動としては、近隣地区へのポスター配布や農園前に設置した掲示板を活用。農園が等持院前の散歩コースにあるため、自然と地域の方の目に留まり、来場のきっかけになったそうです。 イベント準備で一番大変だったのは、野菜の収穫量が読めなかったこと。どの年代が来てくれるのか分からず不安もあったそうですが、実際には多くの方が足を運んでくれたことで安心したと言います。 また、これまでは夏季休暇で大学の食堂が閉まると収穫した野菜の提供先に困るという課題がありましたが、今回のイベントを通して多くの夏野菜を活用できたのも大きな成果です。
今後について篠原さんは、「農園に来ていただいて、実際に学生と楽しくお話する機会を持つことができれば嬉しい。農業の楽しさやSDGsへの意識がこの活動を通して自然に広がっていったら」と話してくれました。
最後に、取材に訪れた私たちも、採れたて野菜のカレーをごちそうになりました。新鮮な野菜の味わいと、活動への想いがぎゅっと詰まった一皿。とても美味しかったです。
ごちそうさまでした!
活動状況は、↓でご確認ください。 https://www.instagram.com/kinugasanoen__kreis/




【活動紹介②】立命館大学 『嵐電沿線フジバカマプロジェクト 学生チーム』
10月10日(金)~19日(日)まで嵐電嵐山駅構内で「フジバカマ湯」が開催されました。イベント前日の9日(木)に、準備の様子を取材しました!
※フジバカマとは? 秋に白から淡い紫色の花を咲かせる香り高い花。平安時代には香袋に使われ、現在では渡り蝶「アサギマダラ」を呼ぶ花として親しまれています。
2021年に始まったフジバカマプロジェクトは、学生を中心に嵐電や立命館大学の教職員、地域の方々の協力のもとで、年間を通じてフジバカマの保全活動を行っています。 春にはフジバカマの苗を植え、夏に育て、秋に花を咲かせます。地域の小学生やボランティアも参加し、育てる過程を通して交流を深めています。
「フジバカマ湯」は、プロジェクト初期から続くイベントで、フジバカマの魅力を多くの人に知ってもらいたいという思いから始まりました。観光地・嵐山での開催を通じて、地域の方や観光客に活動を広く発信しています。
準備では、嵐電や造園業者と連携し、資材運搬や設営を調整。地域の方々にも、挿し芽や定植作業に参加してもらうなど、地域全体で協力し合いながら進められました。
代表の飯沼さんは「フジバカマの栽培で一番大変なのは水やりです」と話します。 フジバカマは水を好む植物で、毎日の水やりが欠かせません。今年は支援金を活用して灌水設備を導入し、自動で水やりが行えるようになりましたが、夏休み中も学生たちが交代で水やりを続けました。その努力の成果もあり、今年は花付きが良く、立派に育ったそうです。
丈夫なフジバカマを育てることは、地域づくりにもつながります。葉が元気に育てば、足湯や匂い袋作りなどのイベントも充実し、地域の方との交流もさらに広がります。実際に、花を見に訪れた地域の方や学生、教職員との会話が生まれるなど、フジバカマが人と人をつなぐ存在となっています。
今後も「守り、育てる」という思いを大切にしながら、地域とともに活動を広げていきたいとのことです。 後日談として、渡り蝶「アサギマダラ」が衣笠キャンパスのフジバカマにも飛んできたようです! 今後も、フジバカマを通した保全活動の広がりが楽しみです。
活動状況は、↓でご確認ください。 https://www.instagram.com/fujibakama.r/





