2023年度

 

令和4(2022)年度の活動報告書はこちら↓↓↓
がくまちステーション

事業概要

京都市と(公財)大学コンソーシアム京都では、大学・学生と地域が『コラボ』して京都のまちづくりや地域の活性化に取り組む企画・事業に支援金を交付し、取組を支援する「大学地域連携創造・支援事業(愛称:学まちコラボ事業)」を実施しています。
大学にとっては実践的な教育・研究機会の確保による人材育成などを、地域にとっては大学の知や学生の活力による地域の課題解決や活性化を図ることを目的として、平成16年度から実施し、今年度で20年目となります。

令和5年度学まちコラボ事業募集要項

対象事業

京都市内における地域の課題解決や活性化を目的として、令和5年度中(採択日から翌年(令和6年)3月末まで)に京都市内で実施される、次の要件に該当する事業を対象とします。
ただし、政治活動、宗教活動、特定の思想を普及する活動、暴力的・破壊的活動、営利事業等を目的とするものは除きます。

新規事業については、将来的に地域との協働が期待できるものも可とします。
 申請時に具体的な連携先が決定していない場合等はご相談ください。

【要件】
①団体・グループとして、大学・学生グループと地域(主に京都市域を対象に活動する住民組織や市民活動団体、事業者等※)とが連携・協働して取り組む事業で、特に、学生が主体的に活動を行うもの。
 ※行政機関を連携先に含めてもよいが、行政機関のみとの連携は不可。
 例:保健・福祉、社会教育、まちづくり、学術・文化・芸術またはスポーツの振興、環境保全、
   地域安全等の様々な分野における調査研究、市民講座、イベントなど

②学まちコラボ事業以外の京都市からの助成金・補助金等を受給していないもの。

 

対象団体

大学コンソーシアム京都加盟大学・短期大学の団体・グループ(※1)  
   又は
主に京都市域を対象に活動する地域団体(※2)

同一団体・グループからは、原則として一つの事業しか申請できません。複数の申請があった場合は、一つの事業として採択、または不採択とする場合があります。また、別の団体・グループからの申請であっても、同一事業と思われる場合には、その事業の目的や連携団体等の必要な確認を行ったうえで、その取扱いを判断します。※判断に迷う場合はご相談ください。具体的な申請内容に沿って検討いたします。

(※1) 大学部署、研究室、ゼミ、クラブ、学生サークル〈複数の大学の学生により構成されるサークルも可〉など
(※2)自治会や町内会などの住民組織、市民活動団体、事業者等で構成される団体・グループ(商店街など)など

支援金額・件数

最大30万円 / 10〜15件程度

※なお、令和6年3月に開催予定の成果報告会において、最も優秀であると認められた事業の実施団体(1団体)を表彰します(賞状、トロフィー、活動奨励金10万円を別途交付)。

申請について

募集期間

令和5年4月1日(土)~5月19日(金)午後1時
※書類の提出はデータのみで、紙媒体での提出は不要です。

令和5年度 事業募集説明会 ※オンライン開催

日時:①令和5年4月20日(木)午後6:00〜
   ②令和5年4月22日(土)午前10:30〜
申請書の書き方についてのご質問等も受け付けます。

※今年度の募集は終了いたしました。

 

申請方法:ステップ1 申請書を書き始める前に

活動を実施する行政区の基本計画を読むことをお勧めします!また、事業実施の背景や地域のニーズ等について、できる限り、地域の方や関係する行政機関等の意見を聴いてください。区基本計画や地域で活動する際の留意点などについて尋ねたいことがあれば、各区役所・支所の地域力推進室に相談することもできます。
目的や達成目標を再確認して共有するとともに、考えている事業内容が目的達成のために最善の方法なのか、今一度グループ内で話し合って考えてみましょう。また、継続事業については、これまでの取組をしっかりと総括し、改善点や新規性について、申請書に反映できるように整理してみましょう。

申請方法:ステップ2 申請書を書こう!

<令和5年度 事業募集に関する書類のダウンロードはこちら>
令和5年度募集要項
令和5年度「学まちコラボ事業」申請書(Microsoft Word)
申請記入例

記入のポイント

★審査基準をチェックしよう!
どのような基準で審査されるのかを確認しよう。

★何のために事業を実施するのか?目的と地域における必要性をしっかり書こう。
ステップ1で地域の方や区役所等に意見を聴いたグループはその内容も書こう。

★連携する(または連携予定の)相手は誰?それぞれの役割は何?具体的に書こう。
学まちコラボは、大学・学生と地域が同じ目標に向かって連携することで得られる学びを重視しています。学生グループが申請する場合は、連携先がどんな役割を担うのか、地域団体が申請する場合は、学生が主体的に何を行うのかしっかり書こう。

★コロナの感染症対策は大丈夫?
皆が安心して活動できるように、取組やイベントで関わる人(高齢の方,障害のある方など)の状況等を踏まえて、必要となる感染症対策をしっかり考えよう。

申請書類の書き方などに困ったときは…
「ご高齢の方と関わるイベントだけど、感染症対策した方がいいのかな?」、「ネット環境を整えたいけど支援金って使えるの?」など、不安や疑問があるときは、大学コンソーシアム京都まで、お気軽にご相談ください。電話、メール、オンラインでの相談も受け付けています。

申請方法:ステップ3 事業概要の登録

以下のフォームから、事業概要の登録を行ってください。

 

※今年度の募集は終了いたしました。

申請方法:ステップ4 申請書類の提出

募集期間内にこのページのステップ2でダウンロードした①申請書式(Microsoft WORD)にご記入のうえ、②参考資料データ(ある場合のみ)とともに、以下の提出フォームから提出してください。
①申請書類データ(Microsoft WORD)
②参考資料データ(A4にサイズに換算して10ページ程度まで。PDFでご提出ください。)※ある場合のみ
※①②ともに紙媒体での提出は不要です。

 

※今年度の募集は終了いたしました。

今後の主なスケジュール

一次審査:募集締切後~令和5年6月中旬
二次審査(公開プレゼンテーション審査):令和5年6月18日(日)※キャンパスプラザ京都で開催予定。
支援事業決定、選定結果の通知:令和5年7月上旬
認 定 式:令和5年7月中旬 ※認定事業に対し、京都市から認定証を交付。
中間報告:令和5年10月中旬~下旬 ※書類提出
最終報告:令和6年3月 ※書類提出
報 告 会:令和6年3月中旬~下旬

2次審査(プレゼンテーション審査)の一般聴講者の募集について

今年度学まちコラボ事業の採択事業を決定するプレゼンテーション審査(2次審査)会を開催します。
※今年度は、対面で開催いたします。

審査会では一次選考の書類審査を通過した団体がそれぞれ趣向を凝らしたプレゼンテーションで、事業の効果や特性、取組にかける熱意などをアピールし、採択に向けて発表を行います。

大学・学生の地域と連携した取組をご覧いただける機会ですので、興味をお持ちの方など、皆さまのご参加をお待ちしています。

令和5年度「学まちコラボ事業」プレゼンテーション審査会

日時

令和5年6月18日(日)13:00〜15:40(終了予定)
※当日の進行により、時間は多少前後する可能性がございます。
会場 キャンパスプラザ京都4階 第2講義室
当日の流れ 第二次選考会(プレゼンテーション審査会)スケジュール
※当日の進行により、時間は多少前後する可能性がございます。
参加費 無料

★参加申込について
令和5年6月14日(水)〜 6月17日(土)15:00の期間で参加申込を受け付けております。
参加をご希望の方は、下記よりお申し込みください。(お申し込みをクリックすると、申込フォームが開きます。)

※受付は終了いたしました。

 

選考結果

第一次選考(書類審査)

第一次選考通過事業 11事業

第二次選考(プレゼンテーション審査会)

2023年6月18日に第二次選考会(プレゼンテーション審査会)を開催し、以下の通り、11事業を支援事業として認定しました。

<令和5年度 学まちコラボ事業 認定事業一覧(11事業)>(申請順)

事業名 団体名
【関連大学名】
活動行政区
事業概要
京都学生演劇祭2023 京都学生演劇祭実行委員会
【同志社大学、立命館大学、京都橘大学、京都芸術大学、京都産業大学、大阪芸術大学】
活動行政区:左京区
養正市営住宅団地再生計画によって、今後10年で大きく変化していこうとしている町を舞台に、学生劇団が集う京都学生演劇祭を野外で開催する。地域のお祭り「かもがわデルタフェスティバル」と連携しながら、演劇の上演だけではなく、他ジャンルの文化活動やまちあるき企画などを絡め、大学生と地域が共同する企画を行う。
カモシネマ18 カモシネマ18実行委員会
【立命館大学】
活動行政区:左京区
地域住民や京都府民、若者に鴨川の長期的な美化・保全意識をもってもらうことを目的として、鴨川の河川敷で清掃活動と野外映画上映イベント「カモシネマ」の企画・運営を行う。
アートフェスティバルBORDER!2023 BORDER!実行委員会
【京都市立芸術大学、京都精華大学】
活動行政区:中京区
アートを体感できる場作りや若手アーティストが活躍できる場作りを目的に、立誠ひろばにおいて、ライブペイント、参加型アート、マルシェを実施する。
京北宇津ふれあい学びあい 京北宇津宝さがし会
【京都精華大学】
活動行政区:右京区
京北宇津地域の活性化に向け関係人口を増やすことを目的に、地域住民と大学生・留学生によるワークショップを開催する。また、空き家や休耕地を多用途に活用するなど、地域活性化のために地域と関係人口がともに関わる継続的な取組の方法を提案する。
中川学区の暮らし再発見プロジェクト 大谷大学And House
【大谷大学】
活動行政区:北区
健康ふれあいクラブなどの中川学区の住民の方々と交流をする福祉的な活動を行うとともに、地域に古くから大切にされているお茶を使ってビールを製造・販売し中川の魅力を発信することで、地域の活性化につなげる活動などを行う。
都ライト’23 都ライト実行委員会
【龍谷大学、花園大学、京都女子大学、大谷大学、桃山学院教育大学、同志社女子大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学】
活動行政区:上京区
文化の保全や地域の魅力発信を目的として、上京区・西陣エリア内に佇む町家のライトアップイベントを実施する。また、それを継続的に行うことで、地域と学生とのつながりを絶やさず更に強化することを目標とする。
京北盆踊り保存学生プロジェクト 学生団体 K-Bond
【京都女子大学、龍谷大学、京都大学】
活動行政区:右京区
京北地域で長期に渡り親しまれてきた盆踊りが急速に進む少子高齢化により、担い手が少なくなってきている状況を踏まえ、京都市の若者層をターゲットに若者視点での京北の盆踊りの魅力を発信し、京北の盆踊りの保存活動を促進する。
本能えんづくりプロジェクト Uni-vate
【同志社大学】
活動行政区:中京区
本能学区に住む誰もが気軽に訪れることができる居場所づくりを目的に、本能自治会館を中心に行われている地域活動に参加しながら地域のネットワークに入るとともに、本能学区の佛現寺で全世代を対象とした「寺子家」を開催する。
お守り型ガイドマップで〇〇祈願~~! 赤岡ゼミ7期生
【京都産業大学】
活動行政区:北区
御薗橋商店街のガイドマップの作成を通じて、商店街近隣の大学に通う学生や観光客に向けて商店街の魅力を発信し、知名度の向上と集客を図り、活気あふれる商店街を目指す。
一乗寺公園を活用した、地域内の交流促進プロジェクト 「街と人と音楽と」ゼミ
【京都精華大学】
活動行政区:左京区
地域住民と外来者の両方に一乗寺の魅力を伝えるため、一乗寺公園を中心に、音や音楽のもつ社会性を利用して、地域の人々が気楽に参加できるワークショップや演奏会といった交流活性化イベントを企画・運営する。
醍醐味eets 醍醐味eets会
【京都橘大学】
活動行政区:伏見区
醍醐地域および近隣地域の学生等を中心としたステージイベントを開催する。学生等による演目を通じて、醍醐地域に潜在する文化を発信するとともに、地域の人々が交流・連携することで、より豊かな文化の創出、新たな地域の魅力へとつなげる。

実施報告

令和5年度 プレゼンテーション審査会(第二次選考会)※対面開催

6月18日(日)、キャンパスプラザ京都にて令和5年度 学まちコラボ事業 第二次選考会(プレゼンテーション審査会)が開催されました。今年度は、4年ぶりの対面開催となり、発表団体11団体が事業内容や地域との連携をどう進めていくかについてなど、熱い思いを伝えました。
審査員の先生方からは、時に厳しく、しかしながら期待のこもった質問が投げかけられました。
学生たちが、審査員の先生方からの質問内容やアドバイスに対して熱心にメモをとる姿が印象的で、意欲を感じることができました。

令和5年度 事業認定式

7月19日(水)キャンパスプラザ京都において令和5年度学まちコラボ事業の認定式が行われ、今年度採択された11団体に門川京都市長から認定証が交付されました。
市長からは、「京都が誇る地域力と大学・学生さんの力の融合により、京都のまちを更に元気にしてほしい」と激励の言葉が送られ、認定証を受け取った各団体の代表は力強い決意表明を述べました。
認定式後、選考委員から各団体に一人ずつアドバイスや感想が伝えられ、団体にとっては今後の活動をしていく上で、よきアドバイスやヒントが得られたのではないでしょうか?!
これから、各団体の活動が本格的にスタートします。
大学コンソーシアム京都のWEBサイトや大学・地域連携ポータルサイト「GAKUMACHI STATION」、facebookでもお知らせしていきますので、ご注目ください!!
  ・https://www.gakumachi.jp/
  ・https://www.facebook.com/consortium.kyoto

成果報告会

《報告会》
令和6年3月20日(水)、令和5年度採択団体11団体の活動報告をキャンパスプラザ京都で開催し、採択団体や一般聴講者など約66名が参加しました。
各団体の発表は、8分間の持ち時間の中で今年度活動してきた成果について、写真や動画を交えながらプレゼンテーションを行い、地域との連携や成果をアピールしつつも、活動を通しての課題点についても報告され、他団体からは参考になったという意見も多く有意義な発表となりました。
審査員からの様々な意見や質問にも、各団体、真摯に応対していました。
また、今年度より発表の感想や意見は付箋に記入してもらい、それぞれメッセージボードに貼っていただく形式とし、その場でリアルな感想や意見を見ることができました。

《意見交換会・交流会》
今年度は、昨年より10名以上参加者数が増え、円卓に分かれて交流会を実施しました。前半20分は、学まちコラボ事業を通じて「学んだこと」と学びにつながった具体的エピソード、後半20分で、学まちコラボ事業に関わって見つけた「地域の魅力」について、それぞれ順番に発表し、その後質問や意見交換を行いました。
同じような活動をしながらも他団体同士の接点がないため、リアルな活動状況を聞ける貴重な場であり、逆に意見をもらえる場でもあるため、参加者にとって実りある時間となり、どの円卓も和気あいあいとよい雰囲気ができていました。

《表彰式・講評》
例年、最も優秀な成果をあげた事業団体を表彰し、活動奨励金として10万円を贈呈しています。審査の結果、京北宇津地域の活性化に向け、地域住民と大学生・留学生によるワークショップを開催した「京北宇津宝さがし会(京都精華大学)」が、今年度の最優秀団体として選ばれました。
2013年から10年以上の長きにわたり京北宇津との関わりを続け、地域の人たちと深く交流できている点が評価されての受賞となりました。
また、今年度から学まちコラボ事業20年目にして初めて活動を修了したことを証する「修了証」を申請のあった人数分授与しました。

学まちNEWS!

学まちコラボ事業で採択された事業の取組を随時紹介しています。
・令和5年度学まちコラボ事業 学まちNEWS!

お問合せ先

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 学まちコラボ事業 担当
TEL :075-353-9130 FAX: 075-353-9101
MAIL:gakumachi-admin-ml■consortium.or.jp
(■を@に変更して送信してください)
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00

事業内容について

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