2021年度

事業概要

高校・大学間の連携・接続教育問題における「国内動向の情報共有と京都における取り組みの情報発信」を目的としてフォーラムを実施しています。

開催概要 

第19回高大連携教育フォーラム

※10月1日(金)に発生したシステムエラーについて

19th_banner

急激に変化する時代の中で求められる資質・能力を育むべく、高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の三位一体で改革が進められている。大学入学共通テストでは思考力・判断力がいっそう問われるようになり、高等学校の新学習指導要領では探究的な学びが重視されている。
探究的な学びが、高等学校と大学、地域社会で連携して取り組まれている一方、「探究」を冠した時間や科目の進め方にのみ捉われてはいないだろうか。高等学校における探究的な学びは、生徒・学生一人ひとりに何をもたらし、大学での研究にどのようにつながっていくものなのか。
本フォーラムでは、高等学校から大学を通した探究的な学びのあり方とそのつなぎ方について、生徒・学生・教職員が立場を超えて同じ場でともに考え、探究的な学びの可能性を探りたい。

※昨今の新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、京都高大連携研究協議会では感染拡大防止の取り組みを進めております。今後、感染拡大防止の観点から、本フォーラムの実施形態の変更や中止の措置を取らせていただく場合がございます。その際は、本HP等でお知らせいたします。何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。

日 程 2021年12月4日(土)
会 場 オンライン(Zoom利用)
テーマ 探究的な学びから研究へ
―教育改革のジャンピングボードとなるためには―
定員
(先着順)
第1部 基調講演、事例報告①、事例報告②、パネルディスカッション 230名
第2部 第1分科会【国語】 50名
第2分科会【地歴・公民】 50名
第3分科会【理科】 50名
特別分科会①【高大接続】
※高等学校・大学教職員のみ対象
80名
特別分科会②【高大社連携キャリア教育】
※12月18日(土)に別途開催
90名
※増員
参加費 京都府内の高等学校・大学関係者
上記以外の方
※「報告集」を含みます。
1,000円
2,000円
 
主 催 京都高大連携研究協議会(京都府教育委員会/京都市教育委員会/京都府私立中学高等学校連合会/京都商工会議所/公益財団法人 大学コンソーシアム京都)

第19回高大連携教育フォーラムのチラシはこちらからダウンロードできます。

【第1部】12:00~15:10 基調講演、事例報告①、事例報告②、パネルディスカッション

総合司会
杉岡 秀紀 氏(大学コンソーシアム京都 高大連携推進室員/福知山公立大学 地域経営学部 准教授)
開会挨拶
林 信康 氏(京都高大連携研究協議会 運営委員長/京都女子中学校・高等学校 校長)
趣旨説明
長谷川 豊 氏(大学コンソーシアム京都 高大連携推進室長/京都府立大学 公共政策学部 准教授)

基調講演
12:10~12:45
探究的な学びは大学での学びにどのような影響をもたらすのか

山田 剛史 氏(関西大学 教育推進部 教授)
予測困難な時代と冠される社会情勢にあって、社会は課題発見・解決能力やそこに向かう行為主体性(エージェンシー)の育成を学校教育に求めている。大学では、卒業研究・卒業論文を始め、PBL(Problem/Project Based Learning)やサービスラーニングなどの探究的な学びの機会が増えている。そうした中で、高校教育の変化、とりわけ探究的な学びの経験は大学での学びにどのような影響をもたらしているのだろうか。データも交えてこのテーマを探究したい。
12:45~12:50 休憩
事例報告①※
12:50~13:25
村高発「地域を育てる学力」への挑戦
~若者が地域を創る~

岡田 厚志 氏(兵庫県立村岡高等学校 教頭)
本校では、「生活の中で生きて働く学力」「主体性や生きる意欲を伴った学力」を意味する「地域を育てる学力」の育成を最大の狙いとしている。行政・大学・地域教育機関・地域住民と協働して地域課題を実践的に解決するプロセス(地域づくりの過程)を通して「地域を育てる学力」を育み、地域活性化に協働、参画する資質・能力として具現化し、「地域」を愛し「地域を育てる学力」を身につけた未来型人間の育成を目指している。
13:25~13:30 休憩
事例報告②※
13:30~14:05
REALIZE!ゼロから始めた探究の現在地
~生徒の「やりたい」をカタチに~

多々納 智 氏(京都府立宮津高等学校・京都府立宮津天橋高等学校 教諭)
本校では、社会課題への気づきと主体的なキャリア形成の実現を目的に、2018年度より普通科全生徒を対象に探究活動を導入した。導入を前に結成したプロジェクトチームで他校視察・教材研究を行い、研修会を通して全教職員の意思統一を図った。また、2015年にフィールド探究同好会(現:部)を創設し、地域探究のロールモデルを作ってきた。その成果を総合的な探究の時間に還元し、興味関心を重視しつつ地域色豊かな探究を目指している。
14:05~14:20 休憩
パネル
ディスカッション
14:20~15:10
探究的な学びから研究へ

パネリスト
山田 剛史 氏、岡田 厚志 氏、多々納 智 氏
コーディネーター
滋野 哲秀 氏(大学コンソーシアム京都 高大連携推進室員/龍谷大学 文学部 教授)

※事例報告には、ブレイクアウトセッションを含みます。

【第2部】15:30~17:30 分科会

※第1分科会【国語】、第2分科会【地歴・公民】は、15:30~17:00の開催です。

第1分科会
【国語】
国語科における探究的な学びのあり方
~「実社会」「言語文化」をキーワードに~

報告者
中島 涼太 氏(京都市立紫野高等学校 教諭)
報告者
中川  愛 氏(京都市立堀川高等学校 教諭)
コーディネーター
加藤  健 氏(京都市教育委員会 指導部 学校指導課 指導主事)
「生涯にわたる社会生活に必要な国語」の力や「我が国の言語文化の担い手」となりうるための資質・能力の育成といった、新学習指導要領における国語科の目標を達成するためのこれからの学びのあり方について、高等学校からの授業実践報告を踏まえて考えるとともに、それを大学での学びにどう繋げていくかについて交流する。
第2分科会
【地歴・公民】
“知”の世界地図をつくろう
~探究心を深める授業づくりにおける高大接続の在り方~

報告者
小林 未来 氏(京都府立東宇治高等学校 教諭)
報告者
神代 健彦 氏(京都教育大学 教育学部 准教授)
コーディネーター
藤田 五樹 氏(京都府教育委員会 高校教育課 指導主事)
京都教育大学「グローバル・スタディーズ」の一貫として、グローバル化の時代における価値観の探究を軸に、高校教員と大学教員が連携して新たな視点からつくりあげる高校倫理の授業実践を報告する。その報告を通して、高校の探究から大学の研究へとつながる授業実践と探究活動の在り方について考える。
※神代氏の報告は、録画での配信となります。
第3分科会
【理科】
探究的な学びのための環境づくり

報告者
松川 真美 氏(同志社大学 理工学部 教授)
報告者
高野 拓樹 氏(京都光華女子大学 教授/京都大学 特任教授)
コーディネーター
野々垣雅稔 氏(ノートルダム女学院中学高等学校 STE@M探究コース長)
女子生徒に対して探究的な学びを通して理系分野への興味をいかにしてはぐくみ、のばしていくことができるのか。ノートルダム女学院中学高等学校からは探究コースでの実践報告を、大学側の視点からは、国立研究開発法人 科学技術振興機構の「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」に参画している同志社大学と京都光華女子大学が報告する。
特別分科会①
【高大接続】
探究活動とアドミッション
~入試や接続教育で高校までの探究活動をどう位置づけるか~
(共催:一般社団法人大学アドミッション専門職協会)

報告者
泉 雄二郎 氏(島根大学 大学教育センター 教授)
報告者
美濃地裕子 氏(島根大学 大学教育センター 准教授)
報告者
綾部  有 氏(関西学院大学 入学センター 専任職員)
報告者
木村 拓也 氏(九州大学 人間環境学研究院 教育学部門 准教授)
コーディネーター
山本以和子 氏(京都工芸繊維大学 工芸科学部 教授)
高校までの探究活動の経験が、高校生の大学受験活動、入試での扱い、入学後の学習状況にどのような影響につながるかについて事例報告を行う。次に、参加者と高校での探究活動が受験行動や入試システムに与える影響をディスカッションして、今後の可能性と課題を共有する。
※本分科会は、高等学校・大学教職員のみ対象です。

2021年12月18日(土)14:00~16:00 ※参加費無料

特別分科会②
【高大社連携
キャリア教育】
高大社連携フューチャーセッション成果報告
~実行委員会によるセカンドステージを振り返る~

発表者
2021年度高大社連携フューチャーセッション実行委員
コーディネーター
鮫島 輝美 氏(京都光華女子大学 健康科学部 准教授)
コーディネーター
杉岡 秀紀 氏(福知山公立大学 地域経営学部 准教授)
オブザーバー
滋野 哲秀 氏(龍谷大学 文学部 教授)
新型コロナウイルス感染症の影響により価値観や社会状況が大きく変化する中で、学び方、働き方、暮らし方の多様性が広がっている。これを踏まえた今年度の高大社連携フューチャーセッションの企画づくりを、昨年度に引き続き、高校生・大学生から構成される実行委員会形式で行った。本分科会ではこの実行委員会セカンドステージの成果を報告する。
※「高大社連携フューチャーセッション」とは、高校生・大学生のキャリア発達を目的とし、世代や学校の違いを超えて、未来志向で対話・交流する高大社連携キャリア教育プログラムです。

お申込み

WEB申込期間は終了いたしました。
参加に関するお問い合わせは、高大連携教育フォーラム担当
(E-mail:kodai@consortium.or.jp/TEL:075-353-9153)までご連絡ください。

ステップ1
以下の「お申し込み」ボタンからメールアドレスを登録してください。

ステップ2
登録したメールアドレスに送信される「参加申込みフォーム」URLにアクセスし、画面の案内に従い入力の上、「申込み完了メール」を受信してください。

ステップ3
郵送される払込票(請求書)にて、2021年11月12日(金)までにコンビニエンスストアで参加費をお支払いください。
※原則、領収証の発行は行っておりません。領収証が必要な場合は、下記までお問い合わせください。

ステップ4
12月上旬に、登録したメールアドレスに送信される「参加に関するお知らせ」を受信してください。当日のZoomへの参加方法等をお知らせします。

ステップ5
フォーラム当日、メール「参加に関するお知らせ」に記載された申込プログラムの参加URLからアクセスして、Zoomにご参加ください。
※ブレイクアウトセッションにご参加いただくには、カメラ・マイクをご用意ください。

申込期間:2021年10月1日(金)9:00~10月29日(金)17:00

【注意事項(必ずご確認ください)】
①「申込み完了メール」「参加に関するお知らせ」のメールが届かない場合は、ご面倒ですが、下記までお問い合わせください。
②お支払いただいた参加費は、いかなる理由があっても返金には応じられません。ご了承ください。
③開催当日のお申し込みおよび参加分科会の変更には対応いたしかねます。
④受信したメールを他者へ転送・転載することは固くお断りいたします。
⑤代理参加を除き、申込者以外の参加については、後日 、参加費を請求いたします。

申し込み

※お使いのブラウザのcookieを「有効」に設定していない場合、お申込みできない場合があります。

実施報告

▶ 第19回高大連携教育フォーラム 報告集【詳しくはこちらから】

 今回は「探究的な学びから研究へ―教育改革のジャンピングボードとなるためには―」を全体テーマに開催しました。昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、Zoomを用いたオンラインでの開催でしたが、全国から144名の方々に参加いただきました。
 第1部の基調講演では、関西大学教育推進部教授の山田 剛史先生に「探究的な学びは大学での学びにどのような影響をもたらすのか」と題してご講演いただきました。引き続き、事例報告として、兵庫県立村岡高等学校教頭の岡田 厚志先生、京都府立宮津高等学校・京都府立宮津天橋高等学校教諭の多々納 智先生に自校の事例をもとにご報告いただきました。
パネルディスカッションでは「探究的な学びから研究へ」をテーマに、基調講演・事例報告に対して参加者から出された質問に、登壇者の先生方に回答いただきながら、高校・大学双方の考えを交えて議論いただきました。

第19回高大連携教育フォーラム 実施報告画像
第19回高大連携教育フォーラム 実施報告画像
第19回高大連携教育フォーラム 実施報告画像
第19回高大連携教育フォーラム 実施報告画像

 第2部の分科会では、「国語」「地歴・公民」「理科」の3教科に加え、今回は特別分科会①として「高大接続」を合わせた4つの分科会を開催し、各テーマ別に取組事例等の共有や報告がなされました。

 また、12月18日(土)には、特別分科会②として「高大社連携キャリア教育」が開催され、当協議会キャリア教育プログラム「高大社連携フューチャーセッション」実行委員会の、成果報告会兼振り返り会として実施いたしました。参加者には、高校生・大学生の実行委員のグループワーク等の聴講や質疑応答を通して、生徒・学生の成長や学びの様子を感じ取っていただき、高大接続の新たな展望を考える機会にもなりました。

お問い合わせ先

京都高大連携研究協議会 事務局
(公益財団法人 大学コンソーシアム京都 教育開発事業部 高大連携事業担当)
TEL 075-353-9153 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)

事業内容について

PAGE TOP