事業概要
都市が抱える課題を見つけ、それを解決するための研究をおこなう学生に発表機会を提供するとともに、教員を含めた研究交流の機会とし、それぞれの成果を発表するとともに自らの研究を深化することを目的としています。優秀な発表には、研究奨励賞(京都府知事賞/京都市長賞/大学コンソーシアム京都理事長賞/日本公共政策学会賞など)が贈られます。
開催概要
第12回 京都から発信する政策研究交流大会
2005年度より開催して12回目を迎える今年度は、発表テーマを「都市政策全般」とし、環境・経済・文化・地域・福祉など、様々な分野の視点から都市が抱える課題を解決するための政策についての研究発表を広く募集します。
政策系の学部を有する大学・大学院のみならず、大学やゼミの枠を越えて学生間の交流を深めるとともに、日頃の研究や学習の成果を地域社会に対して政策提案・情報発信してみませんか?
みなさんのお申込みをお待ちしています!
発表申込は終了しました。当日の聴講・学生企画へのご参加をお待ちしております。
日時 | 2016年12月4日(日)10時~18時(終了予定) |
場所 | キャンパスプラザ京都(京都市大学のまち交流センター) |
主催 | 公益財団法人 大学コンソーシアム京都 |
企画・運営 | 第12回京都から発信する政策研究交流大会 学生実行委員会 |
発表 テーマ |
発表テーマ:「都市政策全般」(ここでの「都市」は「都会」に限定しません。) 「環境」「経済」「文化」「地域」「福祉」など、都市政策の中でテーマとする分野は自由に考えていただけます。 (参考)第11回京都から発信する政策研究交流大会 口頭発表者一覧 (参考)第11回京都から発信する政策研究交流大会 パネル発表 |
発表 形式 |
いずれかの形式を選択してください。 ①口頭発表 発表時間は1発表者(団体)につき、30分です。 15分の発表後に、10分の審査委員等によるコメントや質疑応答の時間、5分の準備・撤収時間があります。 ②パネル発表 パネルに資料を掲示し、来場者への説明や審査員による質疑応答を行います。 |
学生 企画 |
様々な被災地のボランティア活動経験者の体験談やワーキングを通じて、「復興とは何か」「学生にできる復興支援とは」を考えます! |
大会案内チラシ
口頭発表者一覧(指定質問者一覧)
パネル発表者一覧
申込について
申込期間は終了しました。
期 間:2016年7月15日(金)〜10月14日(金)
資 格:大学コンソーシアム京都の加盟大学・短期大学の学生・大学院生(個人・グループどちらも可)
※グループの場合は、代表者が前記条件を満たしていれば可。
※非加盟大学の方については、事務局までご相談ください。
方 法:ステップ①発表者の登録(締切:10月14日(金))
下記の発表者申込フォームに必要事項を記入し、エントリーください。
ステップ②発表論文の提出(締切:10月31日(月))
発表論文はA4で2ページ分。
下記の発表論文作成要領を参照の上、作成してください。
※発表論文も審査の対象となります。
・
発表論文作成要領
・【参考】発表論文レイアウト(個人で発表される場合)
・【参考】発表論文レイアウト(グループで発表される場合)
※申込には、ステップ①②どちらも必要です。
またそれぞれの完了後にメールをお送りいたしますが、最終的な発表者資格につきましては①②を踏まえ、
“参加確定通知”としてお送りするメールが届いた時点ではじめて得たことになります。
予めご了承ください。
主なスケジュール
発表者登録受付 :2016年7月15日(金)〜10月14日(金)
発表論文提出締切:2016年10月31日(月)
事前説明会 :2016年11月12日(土)10:00~11:50
大会当日 :2016年12月4日(日)
昨年度開催の様子
詳細はこちら→第11回政策研究交流大会
パネル発表 学生企画(「若者の政治参加を考える」をテーマに行ったグループワーク) 表彰式
実施報告
第12回京都から発信する政策研究交流大会 事前説明会
12月4日(日)の大会本番に向け、11月12日(土)に発表者を対象に、学生実行委員会主催による事前説明会を開催しました。
説明会では、大会当日のスケジュールや発表に関わる注意事項、審査基準など、大会の概要説明のほか、発表者同士の交流や今年度から新たに昨年度受賞者の話を聞く時間を設けるなど、大会に向けて参加者が発表意欲を向上させる機会となりました。
第12回京都から発信する政策研究交流大会 当日
第12回を迎える今年度も、政策系の学部のみならず、他用な学部・大学から、幅広いテーマの応募がありました。発表者選考を通過した計83組(口頭発表65組、パネル発表18組)が、11種類の分科会とパネル発表会場において、それぞれ都市政策に関する様々な分野の研究発表を行いました。
また、審査時間を利用して、大会学生実行委員が企画・運営する学生企画では、“大災害”と“時とともに忘れ去られる復興”に焦点を当てるワークショップを実施しました。21名の参加者が、復興支援に関わった学生の講演やワークショップを通して、「復興とは何か」「学生にできる復興支援とは」を考え、新たな気づきを得る場となりました。
その後の表彰式では、優秀な発表への研究奨励賞の授与が行われ、会場内は授賞者が発表されるたびに歓声がおこり、大いに盛り上がりました。受賞者からは感想とともに、論文作成や発表で苦労した点、工夫した点などのコメントが寄せられ、発表者の大会に向けた想いに、大きな学びややりがいづくりの場となる大会であったことがうかがえました。
表彰式:都市政策研究推進委員会石田委員長と研究奨励賞「京都市長賞」受賞者龍谷大学経済学部3年辻田ゼミの皆さん
研究奨励賞 受賞者一覧
賞名 | 部門 | 発表題目 | 区分 | 団体名 | 所属大学名 | 代表者名 (発表者名) |
---|---|---|---|---|---|---|
京都府知事賞 (1件) |
口頭発表 (大学院) |
地域経済に対する地方自治体財政の影響に関する研究―長野県飯田下伊那地区を事例に― | 個人 | 立命館大学 大学院 |
江成 穣 | |
京都市長賞 (2件) |
口頭発表 (学部) |
伝統産地の立て直しに必要な2つのステップ~ノウハウの蓄積と共有の重要性~ | 団体 | 龍谷大学経済学部3年辻田ゼミ | 龍谷大学 | 深町 誠太 |
中国における生活用水節約の課題と日本企業参入の可能性 | 団体 | 中国プロジェクト | 立命館大学 | 中原 慧 | ||
大学コンソーシアム京都理事長賞 (1件) |
パネル発表 | 京都市政策評価制度の結果活用の実態調査を踏まえた改善提言 | 団体 | 京都府立大学公共政策学部2回生窪田ゼミ | 京都府立大学 | 奥村 芽衣 |
日本公共政策学会賞 (2件) |
論文 | 小学校におけるいじめの予防的な対策・対処方法 | 個人 | 佛教大学 | 小南 亮介 | |
中国におけるCO2排出の地域特性に関する研究 | 個人 | 立命館大学 大学院 |
黄 笑逸 | |||
優秀賞 (11件) |
口頭発表・パネル発表 | 田園回帰1%戦略 -域外調達率を下げる半農半Xという暮らしづくり- |
団体 | 龍谷大学 政策学部 白石ゼミナール |
龍谷大学 | 山下 真由 |
買い物弱者の現状と対策 | 団体 | 花岡ゼミ 日本経済チーム |
京都産業大学 | 南方 智也 | ||
京都における違法民泊の実態と課題 | 団体 | 京都産業大学 八塩ゼミ 民泊班 |
京都産業大学 | 森 友樹 | ||
宇川に来ぃや | 団体 | 今里ゼミ宇川調査隊 | 龍谷大学 | 向井 克顕 | ||
京都における外国人技能実習制度の現状と課題‐古都京都から発信する人権運動 ‐ | 個人 | 立命館大学 | 小高 夕佳 | |||
バスの均一区間 | 団体 | 京都産業大学法学部 中井ゼミ 地域活性化グループ |
京都産業大学 | 山口 佳威 | ||
外国人観光客の防災 | 団体 | 真山ゼミ | 同志社大学 | 松岡 大将 | ||
心で感じる観光 アクアツーリズム | 団体 | 立命館大学 アクアツーリズムプロジェクト 魅力チーム |
立命館大学 | 小西 茉弥 | ||
道の駅の可能性 ―ウッディー京北を事例として― |
団体 | 京都府政策提言ゼミ | 京都大学 大学院 |
川畑 研介 | ||
第2の“いえ”としてのNPO ―経済的孤立ではなく社会的孤立に対する政策論― |
団体 | 立命館大学 子どもの貧困プロジェクト NPOチーム |
立命館大学 | 河本 萌 | ||
京都市公営住宅の現状 | 団体 | 京都政策研究会 | 立命館大学 | 千草 幸大 |
お問い合わせ先
公益財団法人 大学コンソーシアム京都 都市政策 担当
TEL 075-353-9130 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※営業時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)