事業概要
京都から発信する政策研究交流大会は、都市が抱える幅広い問題・課題を見つけ、解決するための研究を行う学生に発表機会を提供するとともに、教員を含めた研究交流の機会とし、それぞれの成果を発表するとともに自らの研究を深化することを目的に、2005年度から開催しています。
第17回 京都から発信する政策研究交流大会 開催概要
第17回大会は、新型コロナウイルス感染症予防のため、昨年度に続き、オンラインで開催しました。
日時 | 2021年12月19日(日) 10:00~17:00 |
開催形式 | オンライン |
主催 | 公益財団法人 大学コンソーシアム京都 |
企画・運営 | 都市政策研究推進委員会 第17回京都から発信する政策研究交流大会 学生実行委員会 |
発表 テーマ |
都市政策全般(ここでの「都市」は「都会」に限定しない) |
【論文集】
発表に係る論文です。あわせてご覧ください。
〇論文集(全編)
論文集(全編)
〇論文集(分科会ごとに分割)
表紙・開催概要
目次
発表概要
分科会1
分科会2
分科会3
分科会4
分科会5
分科会6
分科会7
分科会8
分科会9
応募論文(掲載のみ)
裏表紙
12月19日(日)大会開催の様子
第17回を迎えた今年度は、コロナ禍の状況を鑑み昨年度に引き続きオンラインで開催しました。応募組数は99組と昨年度(75組)に比べて増加し、初めての参加となる大学や、政策学部などの文系学部からの応募が多い中、理系学部からのエントリーも見られました。大会当日は、審査を通過した72組が9つの分科会に分かれ、都市政策に関する幅広いテーマの研究発表を行い、審査員2名と他の発表者による質疑応答が行われました。
発表の様子はYouTubeでライブ配信を行い、学生だけでなく、大学関係者や行政関係者、企業の方々などさまざまな方にご覧いただきました。
発表後には学生実行委員会による学生企画を実施。大学や学部を越えた交流の場として、発表者同士で発表内容に関する質問や感想を共有するフィードバック交流会と、SNSを用いてコロナ禍の大学生活について話し合うトークセッションを行いました。学生企画後の受賞者発表は、Zoomウェビナーで開催しましたが、受賞者の喜ぶ姿は画面上でも心に響くものがあり、本大会が発表者にとって、学びとやりがいを得る場となったことがうかがえました。
- 分科会の様子
- 受賞者発表の様子
- 学生企画の様子1
- 学生企画の様子2
研究奨励賞 受賞者一覧
をクリックすると、論文データ、PPTデータをご覧いただけます。
賞名 | 部門 | 発表題目 | 区分 | 団体名 | 所属大学名 | 論文 PPT |
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大学コンソーシアム京都理事長賞 | 口頭・論文 | 鴨川沿い行政看板の分かりやすさに関する研究 -日本人と外国人の比較調査を基に提言- |
団体 | 京都女子大学「京をつなぐプロジェクト」 | 京都女子大学 | 論文 PPT |
日本公共政策学会賞 | 論文 | 日常使いとしての着物 -着物会議習慣による着物産業復興への手がかり- |
団体 | 同志社大学政策学部 野田ゼミA班 |
同志社大学 | 論文 PPT |
優秀賞 | 口頭発表 | グリーンインフラにおける多様な主体間の合意形成に向けて -アイスブレイクとしてのカードゲーム「グリーンズ」の有効性- |
団体 | チーム リトルグリーンズ | 京都産業大学 | 論文 PPT |
ユニバーサルツーリズムにおける観光地図の課題 -視覚障害者の視点から- |
団体 | 村田和代・池田麻衣子ゼミナール | 龍谷大学 | 論文 PPT |
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地場産業存続に向けた循環型産業の確立 -政所地区での実証的検討を踏まえて- |
団体 | 深尾ゼミナール 政所プロジェクト |
龍谷大学 | 論文 PPT |
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廃校を活用した京都発アート・コレクティブ拠点 | 団体 | 同志社大学政策学部 野田ゼミB班 |
同志社大学 | 論文 PPT |
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ニュータウンの団地力とコミュニティ形成 -2040年の日本を見据えた政策を- |
団体 | 深尾ゼミナール11期生 | 龍谷大学 | 論文 PPT |
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就活先決定モデルに基づく京都企業論プログラム | 団体 | 同志社大学政策学部 野田ゼミC班 |
同志社大学 | 論文 PPT |
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工福連携モデルの可能性 -障碍者雇用の現場におけるテクノロジーの導入- |
団体 | 深尾ゼミナール 工福連携PJ |
龍谷大学 | 論文 PPT |
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災害時の性被害防止 -SNS活用による情報収集と情報発信- |
団体 | 同志社大学政策学部 川口ゼミ1班 |
同志社大学 | 論文 | ||
政令指定都市におけるオープンデータの推進 | 団体 | 同志社大学政策学部真山ゼミ | 同志社大学 | 論文 PPT |
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主権者教育におけるデジタルコンテンツの有用性と可能性 -より早く、楽しく、効果的な学びに向けて- |
団体 | 京都府立大学公共政策学部2回生窪田ゼミ | 京都府立大学 | 論文 PPT |
参考:第16回大会研究奨励賞の論文および口頭発表のパワーポイントは こちら
政策提言懇談会
2022年3月4日(金)、大学コンソーシアム京都理事長賞の受賞団体である京都女子大学「京をつなぐプロジェクト」の皆さんと、日本公共政策学会賞の受賞団体である同志社大学政策学部 野田ゼミA班の皆さんから、発表内容に関連する行政機関の部署に対して改めてプレゼンを行い、意見交換を行う政策提言懇談会を開催しました。
行政関係者の方々からは、行政による試みや課題をお話していただいたり、研究内容をさらにブラッシュアップしていくためのアドバイスや「さまざまな場面で学生の皆さんにも参画してほしい」といったコメントもいただきました。
学生の皆さんからは「大変勉強になった」「より一層、研究活動に従事していきたい」といった感想が聞こえ、今後の取組や研究内容の深化につながる機会、行政との連携を深める場となったことがうかがえました。
主なスケジュール(随時更新)
2021年6月下旬~ | 応募予定者向け説明会(動画配信) |
2021年8月6日(金) | エントリー締切 |
2021年10月30日(土)17:00 | 論文提出締切 |
2021年11月26日(金) 18:00 |
発表者向け事前説明会(オンライン) |
2021年12月19日(日) | 第17回京都から発信する政策研究交流大会 |
2022年3月4日(金) | 政策提言懇談会 |
学生実行委員会メンバー募集
毎年12月に開催する「京都から発信する政策研究交流大会」は、都市が抱える課題を見つけ、課題を解決するために日々研究を行っている京都の学生が、大学やゼミの枠を越えた交流を深め、社会に対する政策提案・情報発信の場となることを目的として、開催している大会です。学生実行委員会では、大会の開催に向けた広報活動や、当日の運営・進行・イベントの企画・実施などを行っています。
この度、「京都から発信する政策研究交流大会」を支える学生実行委員会メンバーを募集いたしますので、是非ご応募ください。
<学生実行委員の役割>
▼ 大会中に実施される「学生企画」の企画立案、準備、運営
▼ 大会発表者に向けての事前説明会の実施
▼ 学生実行委員会の活動や、大会の広報(ポスター作成、SNS発信等)
学生実行委員はこんな人におすすめ!
▼ いろんな大学の学生と関わりたい方
▼ 大会を盛り上げたいという意欲のある方
▼ ポスターデザインやSNSを使って広報がしたい方
▼ 新しいことにチャレンジしたい方
2020 | ワークショップ (オンライン) | テーマ:私たちが生きるこれからの未来~地域社会に貢献していくには~ (「まちづくり」「交通」「観光・文化」の分野に分かれて、オンラインでワークショップを開催) |
2019 | 講演 | テーマ:AIと共存する未来~必要な思考のレッスンとは~ ゲスト:竹内 薫氏(サイエンス作家、Yes International School校長) |
2018 | アンケート連動型講演 | テーマ:若者が住みたいまちA to Z ゲスト:塩見 直紀氏(福知山公立大学地域経営学部特任准教授) |
2017 | パネルディスカッション・講演 | テーマ:Challenge for the future !! ゲスト:山田 崇氏(塩尻市役所企画制作部地方創生推進課シティプロモーション係長)、須田 健太郎氏(株式会社フリープラス代表取締役社長) |
2016 | ワークショップ | テーマ:復興について考えよう! ゲスト:石原 凌河氏(龍谷大学政策学部講師) |
主な年間活動スケジュール(予定)
- 3月~
- 新規メンバー募集
- 5月~
- 発表者エントリー募集チラシ・ポスター作成
- 6月~
- 学生企画立案
- 6月下旬~
- 応募予定者向け説明会(動画配信)
- 9月~10月
- 大会チラシ・ポスター作成
- 11月
- 大会発表予定者への説明会
- 12月
- 大会準備、本番
開催の様子(2020年度)
お問い合わせ先
公益財団法人 大学コンソーシアム京都
調査・広報事業部 重中・野村
E-mail seisaku-admin-ml■consortium.or.jp(■を@に変更して送信してください)
TEL 075-353-9130 FAX 075-353-9101
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下るキャンパスプラザ京都内
※窓口受付時間:火~土曜9:00~17:00(年末年始を除く)